2023年夏に放送開始した『るろうに剣心 明治剣客浪漫譚』アニメ 6話『黒笠』の感想文です。
原作既読なので作品全体に関するネタバレもある感想。原作未読のままアニメで初めて触れる方は注意してください。
るろうに剣心 明治剣客浪漫譚
和月伸宏により、週刊少年ジャンプにて連載されていた漫画作品。過去にも一度アニメ化されていますが、今回再アニメ化となるようです。
幕末、人斬り抜刀斎として数多の命を奪った剣客、緋村剣心。明治維新後、彼は人を殺さぬ刀『逆刃刀』をもち、『不殺』の誓いを胸に流浪人としてさまよう。神谷薫や仲間たちとの出会い、過去の因縁に触れる中で、己が過去へと向き合い新たな時代での生き方を考えていくことになる。
ちなみに、現在ジャンプSQにて、本編の直接の続編にあたる『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚・北海道編-』を連載中。瀬田 宗次郎や、新月村の少年、石動雷十太の弟子であった弥彦のライバルの由太郎など、原作に登場した様々なキャラクターも再登場している作品です。
人斬り刃衛
いよいよ刃衛が登場、剣気による催眠により左之助すらも動きはできても、しびれてしまう様子はやはりこれまで敵対してきた相手とのレベルの違いを感じます。
拙者という自分の呼び名にどこか違和感を覚える刃衛、役割や考えることは全く違えども同じ人斬りだった身として剣心に思うところがある様子。
人を切ることを楽しむ刃衛と、その過去に向きあおうとする剣心、といった感じで二人の対比となっている感じがしました。
しかし、刃衛は声もあって不気味さが出ていてよかったです。特に高笑いをするところの声のインパクトがすごかった。
剣心の人斬り抜刀斎としての過去が役に立って、偉そうにしていたお偉いさんが縮こまる様子はやはり面白かったですね。護衛任務なのに、剣心もちょっと遠目にいたせいで気合で動け!はなかなかかわいそうでもありましたが、左之助が頑張りました。流石に頑丈でも刀で腕を貫かれるとしばらく大変そう。
心配して一晩眠れない薫殿、剣心がどこかに行ってしまうのか心配する薫殿、可愛いシーンが多かったですが、ラストでは攫われてしまう。その時の、、船で流れてきた刃衛の勢いがすごかったです。
7話『人斬りふたり』
薫殿を人質に取られ、同じ人斬りであった刃衛を相手するうえで、剣心もまた過去を思い出すことになる。ある意味本編で初めて剣心が人斬りであったという点がフューチャーされる回になりそうです。
AmazonPrimeで最速配信
2023年版『るろうに剣心 明治剣客浪漫譚』の新アニメについては、PrimeVideoにてネット最速の配信がされ、テレビ放送の翌日金曜正午に更新されるようです。
見返したい方、見逃した方などはAmazonPrimeにて見てみるとよいかもしれません。
コメント