2023年夏に放送開始した『るろうに剣心 明治剣客浪漫譚』アニメ 8話『逃走麗女』の感想文です。
原作既読なので作品全体に関するネタバレもある感想。原作未読のままアニメで初めて触れる方は注意してください。
るろうに剣心 明治剣客浪漫譚
和月伸宏により、週刊少年ジャンプにて連載されていた漫画作品。過去にも一度アニメ化されていますが、今回再アニメ化となるようです。
幕末、人斬り抜刀斎として数多の命を奪った剣客、緋村剣心。明治維新後、彼は人を殺さぬ刀『逆刃刀』をもち、『不殺』の誓いを胸に流浪人としてさまよう。神谷薫や仲間たちとの出会い、過去の因縁に触れる中で、己が過去へと向き合い新たな時代での生き方を考えていくことになる。
ちなみに、現在ジャンプSQにて、本編の直接の続編にあたる『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚・北海道編-』を連載中。瀬田 宗次郎や、新月村の少年、石動雷十太の弟子であった弥彦のライバルの由太郎など、原作に登場した様々なキャラクターも再登場している作品です。
武田観柳
恵を狙う観柳登場、ジャンプSQで連載中の北海道編では再登場してなんだかいい感じのキャラクターとして描かれていましたが、改めてこのあたり見てみると、私兵も一度の失敗で殺してしまっていたり、阿片絡みもこいつの仕業だったりやっていることがすごく悪い。よくあのポジションで再登場で来たなとちょっと思う。
阿片については、実際この時代日本でどの程度広まっていたのかは知りませんが、左之助の友達もこれで死んでしまっていたとのこと。剣心もなぜ高い阿片を大量に吸って死んでいたのかという点を疑問に思っていましたが実際なんでだったのか。
賭場に逃げ込んできた恵を流れで守る剣心でしたが、追ってきたのは癋見(べしみ)ライフリングの入った銃弾のような鉄をとばしてくる。剣心は、結局刀でガードしてたので畳返しにはあまり意味がなかったような気もしましたが、威力を落とす狙いがあったのかな。
蒼紫登場
武田観柳の私兵とは別口で雇われた御庭番衆の頭、蒼紫登場。
蒼紫からも赤髪の剣士として、剣心を認識している様子。流石に幕末を生き抜いたお庭番衆としては、人斬り抜刀斎として知っている様子か。
かくして剣術道場にて恵をかくまうことになり、早速お庭番衆襲撃、また道場が壊されそうな予感がしてきました。
今週の薫殿
薫殿からまたどこかに行ってしまったのではないかと不安に思われ、前回からの流れなので仕方ないところもありそうですが、微妙に信頼のない剣心。
ふんどし一丁、やだ、そんなの見たくない。など今週も可愛いシーンが多かったです。
恵を連れてきた際には、「肩代わりにこの女貰ってきた。」と聞いたぴくぴくしてる薫殿可愛い。巻き込みたくない一心で話が余計にこじれて言って笑ってしまう。左之助ならわかるけどとひどい。ついでで殴られる弥彦かわいそう。
9話『御庭番強襲』
今週は話と話の境目のちょっと緩い感じの雰囲気のお話で見ていて楽しかったです。御庭番衆のひょっとこが襲来したところで終了しましたが、結構ペース早い作品なのでどの程度話が進むのでしょうか。
AmazonPrimeで最速配信
2023年版『るろうに剣心 明治剣客浪漫譚』の新アニメについては、PrimeVideoにてネット最速の配信がされ、テレビ放送の翌日金曜正午に更新されるようです。
見返したい方、見逃した方などはAmazonPrimeにて見てみるとよいかもしれません。
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