2023年夏に放送開始した『るろうに剣心 明治剣客浪漫譚』アニメ 9話『御庭番強襲』の感想文です。
原作既読なので作品全体に関するネタバレもある感想。原作未読のままアニメで初めて触れる方は注意してください。
るろうに剣心 明治剣客浪漫譚
和月伸宏により、週刊少年ジャンプにて連載されていた漫画作品。過去にも一度アニメ化されていますが、今回再アニメ化となるようです。
幕末、人斬り抜刀斎として数多の命を奪った剣客、緋村剣心。明治維新後、彼は人を殺さぬ刀『逆刃刀』をもち、『不殺』の誓いを胸に流浪人としてさまよう。神谷薫や仲間たちとの出会い、過去の因縁に触れる中で、己が過去へと向き合い新たな時代での生き方を考えていくことになる。
ちなみに、現在ジャンプSQにて、本編の直接の続編にあたる『るろうに剣心-明治剣客浪漫譚・北海道編-』を連載中。瀬田 宗次郎や、新月村の少年、石動雷十太の弟子であった弥彦のライバルの由太郎など、原作に登場した様々なキャラクターも再登場している作品です。
ひょっとこ
御庭番衆の襲撃、仕掛けてきたのはひょっとこ。まさかの口の奥に油樽を仕込み前歯を火打石として火炎放射を仕掛けてくるびっくりギミック。
口の奥にチューブが見えた時は、改めて見ても一体何なのかと思いましたが本当に油袋のようなものが入っておりすごい。吐くような感覚で油を搾りだしているのでしょうか。
左之助をひるませはしましたが、剣心相手には通じず。最終的には左之助の蹴りを食らってダウンとなりました。
癋見による毒
癋見による恵を狙った攻撃を間一髪防いだ弥彦。剣心ですら咄嗟に反応が間に合わなかったところを追いつける当たり弥彦も頑張っていますが、毒が仕込まれていた。毒については、恵の手助けもあり何とかなりましたが、このこと自体が恵に影響を与えていそうです。
御庭番衆も完璧にに悪役といった感じですね。時代の流れ的に仕方ないとはいえ、やっていること自体は非道。とはいえ、元よりそういう役割を果たすべくあった組織という面もある。
力が不要になりつつある時代、生き残るためにはこうするしかないということはある。そういう意味では、剣心と同じように生き方を考えなければならないというのは難しい話です。
武田観柳の秘密兵器
Cパートにて公開されたお金への異常な執着を見せる武田観柳。あまりこのあたり記憶が薄かったのですが、ここまでガトリングでテンション上がっていたんですね。北海道編でやっていたようなお金に関する執着もこの時からしっかり描いていたのは完全に忘れていました。
本人の英語は結構適当ですが通訳をかませることで安心。そこもまた金の力ということでしょうか。
10話『動く理由』
ひょっとこと癋見による失敗、般若の登場といよいよ決戦が近づいてきた感じがします。恵自身の気持ちの問題もあります。
AmazonPrimeで最速配信
2023年版『るろうに剣心 明治剣客浪漫譚』の新アニメについては、PrimeVideoにてネット最速の配信がされ、テレビ放送の翌日金曜正午に更新されるようです。
見返したい方、見逃した方などはAmazonPrimeにて見てみるとよいかもしれません。
コメント
※Cパートのガトリングとの馴れ初めはアニオリです
なんか違和感あったんですがアニオリだったんですね
北海道編につなぐというか最近の方向に合わせて描写追加って感じなのでしょうか