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地球外少年少女 3話『ルナティックセブン』感想・考察

地球外少年少女3話「ルナティックセブン」感想 アニメ
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2023年11月11日にNHKにて放送開始した円谷プロダクション、原作・脚本・監督:磯光雄によるアニメ『地球外少年少女』の第三話『ルナティックセブン』の感想文です。

最新話のネタバレを含みますので未試聴の方は注意してください。

3話『ルナティックセブン』

今回のお話では、サブタイトルの通り、ルナティックセブンと呼ばれる災厄について触れられました。

AIによる発展の果て、自身のフレームを超えたAIが暴走。その結果、殺処分となり、セブンの開発したものまですべて制御不能に陥ってしまったとのことです。

セブンポエムの一部を解読して、人類の36.79%を殺処分すべきという話がでてきたようですが、他にも人は宇宙に出ていくべきという話もちらっと触れられる。あくまで人類がこのままでは地上では生きていけないから宇宙に行くべきという話の一部だけを読み取っただけなんてこともあるのかもしれません。

もう一点気になったのは、ナサさんが、セブンポエムに関して妙に詳しかったあたり。これまでもちらちら触れられていましたが、セブンポエムの予言からずれているといった話があったこと。これまでも、ナサさんはセブンポエムについて詳しい描写がありましたが、少し他の登場人物とは違う視点を持っているのか、この宇宙ステーションで今日死人は出ないというのも、予言の一部ということなのでしょうか。

ナサさんについては、今回のお話の中でも、怪我の描写などあり、ちょっと不安な要素も強め。はたしてどうなるのか。

もう一点、気になるのは前回に引き続き、何かの声が聞こえている心葉の様子。あの凍結したセブンに関連した彗星のようなものから声を感じ取っているようです。あの声自体は心葉たちに彗星の接近を伝えるなど、助けようとしている意図が感じられます。これもまた、セブンと関係があるのか。

少し見えた希望

今回ついに、ステーションの妖精あんしん君の正体についても触れられる。これまでいまいちどういう人物なのか、というかそもそも人間なのかも、わかっていませんでしたが、宇宙ステーション設計の元主任というかなり頼りになる人物でした。しかし、突発性の認知症も患っており常に頼りってしまうといざという時危ない可能性があるという絶妙なバランス。ボケているときは、あんしん君になりきっている感じがありますね。

前回のラストでは、何やら扉が閉まらずピンチといった感じでしたが、そこについては今回あっさりとトウヤが頑張って閉めていました。今回のメインの冒険は、宇宙遊泳。様々なタイプの宇宙服が登場して面白かったです。さっらに、今回リーダーとして認められたトウヤでしたが、宇宙に落ちかけた大洋を救うための壊れた引き上げモーターの代わりに、タイヤで引き上げるなど機転のきいたシーンは、実にリーダーといった感じでした。今回で、共に遭難したメンバーも互いを信頼しあう様子が見られました。特にトウヤはこれまで無理してトゲトゲしていた感じもありましたが、互いを認める。そして、皆がまとまりだしたのほほえましかったです。

管制室自体は破壊され、シャトルもなくなっていましたが、副管制室に退避成功とおじさんとの再会もできました。いよいよ希望が見えてきた感じでしたが、まだお話もまだ3話。中盤の山場といった感じでここからどうなっていくのかは楽しみなような、不安なようなところです。

3話感想まとめ

共にピンチを乗り越えたことで、遭難したメンバーに結束が生まれ、脱出する希望も見えてきたお話でした。セブンの謎についてもまた一つ明かされましたが、まだまだ謎は多そう。地球の外で子供を作るべきとするセブンでしたが、実際につきで生まれた子供には課題もあり。果たして、このあたりはどうお話の中で触れられていくのでしょうか。

そういえば、ちらっと電脳眼鏡が登場していましたが、電脳コイルとのつながりもあるのでしょうか。

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