魔界の王様を決める戦いを描いた『金色のガッシュ』の正統派続編『金色のガッシュ2』。3月14日に発売された最新話Page.20の感想文となります。20話のネタバレが含まれますので、未読の方は注意してください。
金色のガッシュ2の単行本3巻は17話まで収録しており、そこまで単行本で購入18、19、20話を単話で購入すると最新話に追いつけます。最新話まで追いつく方法は以下の記事でもう少し詳しくまとめています。
Page.20 感想
ブラゴとの戦いが終わり
ジリオンとのブラゴとの戦いは全開で決着がつき、その様子を見て撤退することを選んだ面々。いい決闘だった、そんな戦がしたいという話ぶりを見るに、やはり戦うこと自体も彼らの望みという様子です。
戦いが終わって、そのこれまで戦ってきた
ティオがいてくれればという話には、シェリーは赤い髪の子ねという認識。改めて思うと、一時共に戦いこそしたものの、確かにそこまで接点があったわけではないというのがよくわかる。しかし、今のティオを見たらシェリーもまた驚きそうな気がします。
ブラゴが死んだという話では、何やら顔を背けて話そうとしないブラゴの様子が可愛く、その態度から何を思っているか察するシェリーは実にパートナーという感じでした。
さて、ついに登場したシェリーの父親、ここまでの情報通り本当に女遊びにふけるさま、案の定ブラゴの怒りを買っている様子でした。
そういえば、今回もちらっと登場し、前々回ヘリコプターでブラゴを運んできてくれたキャラクターは、やはりアポロのようです。清磨と連絡を取り合い共に対応に当たってくれている様子。今のところロップスは出てくる感じはありませんが、いずれ再登場という事もあるのかもしれません。
ナゾナゾ博士とビッグボイン
べリエルの元に連絡、ナゾナゾ博士を直に狙ったわけではなく、むしろヴィノーの方が狙いの様子。
敵のボスべリエルが求めているのは、バオウが一番、二番目がクリアの力だったようです。敵サイドでは、人間界で地道に情報収集をしているようで目立っている人物程狙われやすくなっている様子。
一番目に襲われたのがティオのパートナーの恵だったのも彼女のアイドルとしての知名度の高さ故だったようです。そして、次の狙いとなったのはキッドのパートナーであるナゾナゾ博士こと、ハワード・フリードマン。前作最後に、クリアのパートナーであった赤ん坊、ヴィノーを受け入れていた故に目につき狙われることとなった様子。
そんな彼ですが、前作では孫の手術に失敗したことで失意に暮れていましたが、キッドの出会いを経て、再び自分の力を他人のために生かすべく、本当の名前で医療法人を立ちあげていたようです。
そんなナゾナゾ博士からは、マジョスティック12のメンバーであったビッグボインを介した連絡が到着。謎の肉体言語をきっちり解読できる清磨は流石ですが、既にピンチが差し迫っている様子。
ナゾナゾ博士の元に迫る二人の新たな敵。そして、ナゾナゾ博士自身は、ベッドに座っている様子で登場。彼の指に止まる黒い蝶は、彼の死期が迫っていることを示しているようで少し不穏さも感じさせます。
今回は、ヴィノーは登場しませんでしたが、確か女の子だったはずの彼女はどのように登場するのか。もしかしたら、ガッシュ2では彼女がキッドのパートナーとして戦うなんてこともあるのかもしれません。
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