こちらの記事は、新アニポケ64話の感想記事です。最新話のネタバレになる内容も含まれるので未試聴の方はご注意を。
第64話「ナッぺ山、しのびよる影」
不合格のリコ
先週グルーシャとの試験に不合格となったリコ、ロイとドットは合格した中自分だけ不合格となってしまい気を落としてしまう。試験開始時からテラスタルを使っていたりと実際試験に落ちたらどうなるのかと思っていましたが、試験不合格はそのままテラスタルの使用不可になってしまうとのこと。
そんなリコに気を使い、ナッペ山の頂を目指そうというロイと、休んだ方がいいというドット。その気遣いを察して、雪山を再び上り始めるリコ達でしたが、それが新たな騒動の元になってしまう。
何やら、スピネルに加えアゲートまで動いての作戦開始。岩をねんりきで動かし道をふさぎ、ロイやドットと分断させる。一人雪山に彷徨っていたリコですが、偶然アメジオと遭遇。
かなり久しぶりのアメジオとの遭遇、当然テラパゴスを狙ってくる彼とのバトルに突入。これまでは、ほぼ手も足も出ない相手といった感じが強かったアメジオですが、今回のリコは善戦。アメジオの間合いに近づかない立ち回りを徹底。それに対抗してアメジオにテラスタルを使わせるまで成功しました。
今回の戦い方の描写、ちらっと映ったグルーシャとのテラスタルの使い方を見る中で、頭に浮かぶのはグルーシャとの戦い。自分の持ち味を最後に見失い力技でのぶつけあいを挑んでしまったことに気づいたようにも見えましたが、この後の展開にも行かされたりするのでしょうか。
ゴーストテラスのシャドーダイブ連打を受け倒れかけるニャローテ、しかし、そこをギリギリ救ったのはまさかのスピネルでした。
スピネルの狙い
何やらリコの様子をうかがっていたスピネルでしたが、前に研究所から盗み出していたラクリウムを使いブラッキーを狂暴化。ソウブレイズを一撃で吹き飛ばすほど力を増し、怒り狂う様は何やら非常に負荷をかけているように見える。
そこで動き出したのは、テラパゴス。久しぶりに毛がふさふさな姿に変身。何をするのかと思いきや、ラクリウムに加え、ブラッキーの体内に入ったらしき成分まですべて消し去る働きを見せる。
スピネルが言うには、ラクリウムとテラパゴスは相反する力があるとのことで、テラパゴスが楽園を目指すのも、ラクリウムを全て消し去るためなのかもしれません。そんなものが存在する楽園、果たして一体どんな場所なのか。
それを見て満足したスピネルは撤退。しかし、何やら走って逃げていると思ったら洞窟に潜り込み、リコとアメジオを誘い込む。洞窟の奥に二人を閉じ込め、一人テレポートで脱出するスピネル。二人を始末することまでが彼の作戦だったようです。
このやり方だと、リコまで処理することを狙っているようにも見える。テラパゴスがラクリウムを浄化する力を盛った以上、そのまま排除してしまった方がいいという判断なのか、はたまた皆が死んだら回収しに行くつもりなのかは定かではありませんが、相変わらずやることがなかなか質が悪くて怖い相手です。
次回『リコとアメジオ』
洞窟に閉じ込められたリコとアメジオ。リコをの救助を邪魔するために、ロイとドットの前にサンゴとオニキスが立ちはだかる。次回は、エクスプローラーズとのリベンジマッチといった感じになりそうです。
リコの不在を知ったフリードから、グルーシャに連絡がいったようで、次回グルーシャも登場。このあたりが、リコのテラスタル研修再試験なんかに繋がっていくのでしょうか。
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