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自由の姿 手配者のバツ印はビビのメッセージ? ワンピース 1130話『呪いの王子』感想・考察【2024年47号】

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2024年10月21日に配信、週刊少年ジャンプ2024年47号で掲載されたONEPIECE(ワンピース)最新話第1130話『呪いの王子』の感想記事です。最新話のネタバレもあるので注意してください。

第1130話 呪いの王子 感想

週刊少年ジャンプ2024年47号
ワンピース 1130話『呪いの王子』が掲載された週刊少年ジャンプ

エルバフ

太陽神を名乗っていたロードの箱庭から飛び出したルフィたちは、いよいよエルバフに。北欧を題材としていそうなエルバフ、雪深い寒そうな景色が見えてくる。

前回のロードと同じく、新巨兵海賊団のメンバーであり扉絵でも紹介されていたゴールドバーグに、ゲルズが登場となりました。侵入者は逮捕とのことですが、ロードが一人でこじらせているだけのようですし、むしろここで見つかっておいた方がスムーズに話が進んでいた可能性もありそうです。

そういえば、ロードは船ごと攫ってきたはずなのでサニー号もロードの手に内にあるままということもあり、また後々ロードから奪い返さなくてはならなそうです。

手配書の腕のバツ印

見つからない以上船にはいない、しかし、信頼はしているとのことでロビンたちはルフィたちの捜索は打ち切り。そんな中、今回気になるのは、ルフィの新しい手配書、その腕のところのバツ印が異様にくっきりと映っているというロビンの指摘。

状況から考えると、仲間の印の意味を知っているルフィたちにだけわかるようにビビが自分の無事と、手配書が作られる側にいるというメッセージを残したと考えるのが妥当か。

今回、エルバフに攫われたメンバーが東の海のメンバーでそろっていて懐かしい感じがしていましたが、更にそこにチョッパーまでいたのは、腕のバツ印、ビビとのこの印の秘密を共有していたかどうかというあたりであえて別れさていたようです。

ロビンはちょうど仲間の印を見せ合ったアラバスタ後に船に乗りましたが、おそらくこの印を見せているシーンは、ちょうど船の中に隠れていたタイミングということもあり、見覚えはあるけれど…といった感じになっているようです。

しかし、アラバスタ編最後の盛り上がりどころとなったこの印、今でも変わらない仲間の証として思いがけない形で再利用してくる良い展開でした。後々ルフィたちと合流してこの話が伝わるのが楽しみです。

ロキ登場

エルバフ編で登場するだろうとされていた呪いの王子、ロキが今回正式に登場となりました。

呪いの王子と呼ばれ、父であるハロルドを殺して王家に伝わる伝説の悪魔の実を食ったとのことで、その能力は不明。ただ、太陽神との関係が深いエルバフで伝説の悪魔の実、更に本人も太陽神を名乗っていることなどを考えると、太陽神に絡んだ能力なんて可能性はあるのかも。

エルバフの恥とまで言われ、世界を終わらせるという太陽の神と名乗るロキですが、本作では魚人島でのルフィの島を破壊するや、そもそも今のこの世界自体がイム様のもとろくでもないものという事を考えると、素直に悪い意味を持っているのかという点も悩ましい。ロキが太陽神を名乗っているというのも、もしかするとニカに絡んだ何かを知っており、それにちなんで自らも太陽神を自称しているなんてこともあるのかもしれません。

何やら、強者の気配を探して一人飛び出したルフィが縛られたロキを発見してしまうという展開。ナミやウソップのようなストッパーがいないこの状況、何となくルフィがこのままロキを解き放ってしまうような気もしますが、果たして次回どうなるのか気になるところ。しかし、なんと来週に加え再来週まで休載とのことで続きがは11月11日発売のWJ50号となるようで結構間が空いてしまうようです。

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