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ネガポジアングラー 5話『散財アングラー』感想

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ネガポジアングラー5話『散財アングラー』感想 アニメ
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2024年秋に放送開始の作品、監督:上村 泰によるネガポジアングラー 5話『散財アングラー』 の感想文となります。ネタバレとなる要素も含みますので未試聴の方は注意してください。

5話『散財アングラー』感想

こずえちゃんが怖い

ついにやってきた初の給料ということで、想像以上の金額を貰った佐々木、その給料にまつわるお話が展開。

今回話の焦点が当たったのは、ハナといつも一緒にいるこずえちゃん。以前から、佐々木に対する距離感が妙に近いような印象を感じていた彼女でしたが、今回何を考えて動いていたのかがわかる。

序盤の釣具屋に一緒に行く流れ、二人で一緒に商品を見るシーンなんかを見ていると、男の人を調子に乗らせてそのまま一緒に自分の物を買わせているのでは?と疑ってしまいたくなる位のぐいぐいっぷりで、何を考えているのかわからず、ちょっと怖くも感じる。そんな言葉に乗せられ、なんでもかんでも買っていく佐々木を見ていると、躑躅森さんに対して後でどう説明するのか、見ているだけで胃が痛くなってくる流れでした。

7万近い買い物ということで、本当に借金返す気あるのかと思われても仕方ない佐々木の行動。それに対する、躑躅森さんは毎度のことながら本当に優しい。毎度のことですが、こんな人が側にいてくれるなら、そりゃ釣りも楽しくなるよなと思ってしまいます。

今回は、こずえちゃんのぐいぐいっぷりもあったが故の買い物ということで、こずえちゃんが何か企んでいるのなら、それに対して躑躅森さんから何か警告でもあるのかなと思いきや、特にそういう話はなし。むしろ、今のこずえちゃんとは違い、以前は魚釣りが苦手だったという情報を話す。しかし、いつの間にか、釣りに向かうようになったこずえちゃんという話も、こずえちゃんが何を思っていたのか、というあたりに繋がっているようでした。

そして、いよいよ釣り本番。これまでのルアーでの釣りとは違い餌釣りへの挑戦。当然、餌でつるという事で、イソメの処理なんかもあり。相変わらず距離感が近いこずえちゃんでしたが、いざ餌付けは無心、本当に嫌そうなのが伝わってきて笑ってしまう。

しかし、そんな嫌なこともいっぱいある釣りに向き合おうとするその理由こそが、ある意味今回の話のこずえちゃんの行動につながるものでした。

そして、何やら地雷になりそうにちらちら話に上がっていた高級リールのエクシードもきっちり話に絡み、そこでもこずえちゃんの言葉が佐々木を思わぬ動かしてしまう事に。そうなるよなとは思っていましたが、あまりのこずえちゃんのアシストっぷりが本当に怖い。

今回はずっと、あまりにぐいぐいっぷりに何やら不穏な感じもさせていた彼女でしたが、最後の言葉から考えるに、彼女の鮎川ハナに対する気持ちと、それに向かう考え方が今回のこずえちゃんの行動に現れていただけだった様子。

結果的に佐々木がとってしまった行動はともかくとして、彼女なりに佐々木を思っての行動だったというのが、なかなか面白かったです。しかし、一度は釣り具を貸してもらっていた佐々木でしたが、最後の一言はなかなかにひどくて本当に躑躅森さんよく付き合ってくれていると思ってしまいました。

今回は、躑躅森さんの過去の話を語る中で、一緒に釣りをしていた弟の話も話題に出てきましたが、そちらについても以前のリールに対するちらっと見えた過去と合わせて考えると、なかなか意味深。弟と佐々木を重ねていそうな躑躅森さん、この弟に絡んだ重そうなエピソードは、いつ頃、どのような状況で佐々木に伝わることになるのか、なかなか気になるところです。

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