こちらの記事は、新アニポケ74話の感想記事です。最新話のネタバレになる内容も含まれるので未試聴の方はご注意を。
第74話「3人のエクスプローラーズ」
ダイアナVSリコ
前回ラストのおばあちゃんのイキリンコ登場から、再びのおばあちゃん再登場。そして、リコ達の成長を見るために、二人でのバトルが始まる。
以前と違い、ただポケモンをまっすぐぶつけてくるだけではなくなったリコに対して、テンションが上がるおばあちゃん。まさかのせいごのこころのウィンディ、ふいうちで火力をあげたフレアドライブに対して、足を狙い体勢を崩すという作戦で勝利をつかむリコ。
今回のダイアナは、これまでの孫を相手にするのとは違う、本気でバトル相手に向かっていく様子がはっきりとわかり、ダイアナが本気を出すのに値するリコの成長を感じさせるお話でした。
そんな、ダイアナが戻ってきたのは、自分の調査に一区切りがついたから。以前戦ったヨノワール使いのエクスプローラーズ、ハンベルとかつて一緒に冒険したこともある中であることを語り、今回船を降りて調査をする中で、元々エクスプローラーズを作ったのはルシアスだったことまで調査を終えている。
前回名前のあがった、リスタルに、現在のエクスプローラズを仕切るギベオン、そして、ルシアスの3人が当初のエクスプローラーズのメンバーだったことがわかる。以前から、エクスプローラーズという名称が単なる悪の組織にしては前向きな印象がありましたが、そのあたりも元々は何かを探求するためだけの組織だったという事なのかも。
さらに、以前登場したポケモンの薬を作る会社の会長がギベオンとのことで、やはりそこにも一枚かんでいたようです。
そういえば、ルシアス達の冒険は、約100年前の出来事とのことで、ギベオンは少なくとも100歳以上、単に長寿というには少し長すぎるようにも思える寿命。このあたりが、彼がラクアを求めている理由に関係しているなんてこともあるのかも。
テラパゴスはリスタルのポケモン
今回、てらす池でリスタルに呼びかけたことで、本物のリスタルが時を超えて登場。子供を抱えて登場となり、まさかのその子供がダイアナのお母さんとのことで、リコがリスタルの玄孫であることまで判明。ルシアスとリコの血縁に関しては、どことなく雰囲気が似ていることや、テラパゴスのペンダントが家から出てきたあたりからそうなのかなと思っていましたが、やはりそうだったようです。
そして、現在のリコの元にいる、テラパゴスは元々リスタルのポケモンだったという事まで判明し、これまで色々と謎だった部分がある程度明かされることになりました。改めて思うとルシアスのポケモンは6英雄の6匹で埋まっており、テラパゴスは別トレーナーのポケモンだったというのは納得のお話。
今回ちょっと気になったのは、リスタルが六英雄を見た時の「無事だったのね」という反応を見るに、ダイアナの母が生まれる以前にも何やら事件があったのか、はたまた、ラクアについた後に何かがあったのか。さりげなく気になる一言でした。
ただ、これまでのテラパゴスが異様なまでに、ギベオンとその孫であるアメジオに対して警戒していたのを見るに、やはりギベオンの裏切りがどこかで発生していたというのは間違いがなさそう。この辺で何があったのかというのも今後の話の鍵になってきそうです。
そういえば、ギベオンは現在ラクリウム探しのためにラクアを目指しているようですが、一緒に旅をしていたのであれば、その場所についても知っていておかしくはないはず。やはり、そこにラクアにたどり着くのにテラパゴスの力が必要という事なのでしょうか。
次回『託された未来、この世界の輝き』
次回は、ルシアス達の冒険に絡む特別編といった感じの予告。以前のキャップの過去エピソードの時のように、画面のサイズが、映画サイズ風になっており特別感を感じさせる。
そういえば、まだ本編では姿を見せていないルシアスのエンテイも登場していますね。かなり、力の入ったお話となっていそうで楽しみです。ギベオンが敵対した理由なんかも明かされるのでしょうか。
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