PR

令和新アニメ らんま1/2 11話『我愛你』感想【2024年放送】

スポンサーリンク
らんま2分の111話『我愛你』感想 アニメ
当ブログは、アフィリエイトプログラムに参加して商品を紹介しており、著者に収益が発生することがあります。

2024年秋に放送開始の作品、原作:高橋留美子、監督:宇田鋼之介によるらんま1/2の11話『我愛你』 の感想文となります。旧作アニメ、原作のなどネタバレとなる要素も含みますので未試聴の方は注意してください。

11話『我愛你』感想

シャンプー登場で際立つあかねの気持ち

今回は、前回ラストで登場したシャンプーに絡むお話が展開。女らんまは殺しにかかり、男らんまは旦那様として愛するというなかなか難儀な状況に陥ってしまいますが、やはり、シャンプーが出てきて際立つのはあかねかららんまへ向けられた感情。

あかねかららんまへの感情が向けられるシーン自体はこれまでも度々ありましたが、らんまに対して矢印を向けているのは主に黒薔薇の小太刀だけということもあり、あまり描かれてこなかった明確な嫉妬がはっきりと見て取れるようになるのが面白い。この辺のあかねの感情は、これまでの東風先生絡みのエピソードを中心としたらんまとのお話が合ってこそのものといった感じもあり、ここにきて異様なまでにらんまにべたべたするシャンプーの登場が、そのあたりの感情を際立たせているのが良い展開。

また、シャンプー側からも即座にあかねをライバルと認定しているというのも、なかなか面白い。本人たちはつい否定してしまいますが、その辺まわりにもバレバレなんでしょうね。

そうえいば、これまでのあかねはちょっと印象が違うというか、記憶よりも穏やかだなという気がしていましたが、シャンプーの登場で一気に記憶にあるあかねに近づいた感じがします。この辺もやはり明確な恋敵がいるかどうかという点が大きいのかもしれません。

シャンプーがとてもかわいい

しかし、ここまであかねの気持ちがいら立っているのも、シャンプーの積極的さ、そして、素直さがあってこそといった感じがする。本作でも、シャンプー自身はとてもかわいく描かれており、ひたすらにらんまに言い寄り続け、隙あらばボディタッチにベッドにもぐりこんだりとやりたい放題。

ちょっとばかし乱暴にふるまってしまうあかねからしても、やはりやりすぎたという思いはあったのが感じられるのが、藁人形に重い一撃を入れていたシーン。少し思い直して人形を手直しするも、そこでちょうどらんまとシャンプーがべたべたしているところを目撃。先ほどまでの思い直した気持ちも、どこかにすっ飛んでしまった様子がなかなか衝撃的でした。

余りにも積極的に来るが故に、何とか振りほどこうとするらんまも、いつの間にかしどろもどろ。シャンプーの雰囲気に流されてしまいそうになってしまうのですが、それもまた仕方ないと思ってしまうほどの可愛さがシャンプーにはある。だからこその、あかねの本気の嫉妬が見れるわけで、この極端な可愛さは、あかねの素直になれない感じをより際立たせられているんだなと思いました。

そんなシャンプー、邪魔をし続けるあかねに対しても、死の接吻をしかけ、二人の戦いが始まる。その戦いの流れは気絶していたらんまと共に、視聴者にも見えないまま。残ったのは、記憶が消えてしまったあかねとなかなか衝撃的なラスト。おそらく、なかなか次回が気になる引きとなりました。

そういえば、今回は色々とサイドのキャラもよく動いていたのが印象に残る。かすみお姉ちゃんの天然でやっているだろう、らんま君とシャンプーとの解説のくだりだったり、良牙が勝手に傷ついてらんまに八つ当たりするあたりだったり、つい笑ってしまう展開も多く面白いお話でした。

コメント

タイトルとURLをコピーしました