2024年2月4日より放送開始したプリキュアシリーズの21作目の作品『わんだふるぷりきゅあ!』47話『あけましてガオウ』の感想記事です。「みんなかよし!わんだふる!」を決め台詞としたプリキュアシリーズ初、飼い犬が主人公となる作品です。
この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。
47話『あけましてガオウ!』
年明け一発目
年明け一発目の放送、さらに2月からは新番組スタートということもあり、いよいよクライマックスに向けて動き出すためお話といった感じでした。
年始、初詣という状況に合わせてこれまで登場していたキャラクター達も一斉に登場。お鶴さんたちや、蟹江ちゃんを筆頭に同級生も多数登場したりと、いよいよラストが近いんだなと感じさせてきます。
そんなアニマルタウンでのお正月、以前いろは達が作っていたアニマルカレンダーの話も拾われ、ユキがまさかのメンコデザインに。更には、神社には各種動物に向けたお守りなんかも販売されており、相変わらずの動物好きっぷりがバリバリに出ているお話でした。今年は巳年ということで、ゆきの蛇嫌いなんかもきっちり描かれていましたが、一年中見せられるものではないのが幸いですが、年始当たりのゆきは色々大変そうです。
しかし、こういうサブキャラクターが一斉に出てくるお話というのは、やはり1年間通して続けてきた作品ならではなところがあってよい感じですが、やはり終わりの近さを感じさせて少し寂しくもなります。
ザクロとガオウ
昨年末、クリスマスでのユキ・マユとの交流から心が揺れ続けているザクロ。今回の冒頭では、ガオウの幸せは本当に今のこの街を壊してしまう事にあるのか?と疑問を持つ。
彼女が自らガオウを説得しにあたる、というのはこれまでのガオウに対するガオウ様のためなら何でもするという彼女のスタンスから考えるとかなり思い切った行動。単純に今のアニマルタウンにある綺麗な物たちを壊したくないという彼女の気持ちもあるのでしょうが、それ以上に根はやさしいガオウが本当にそんなことを望んでいるのかと思ったが故の行動だったのかもしれません。
しかし、ガオウの復讐に揺れる気持ちは一切揺らぐことはなく、いよいよ最後の戦いが始まる。
ガオウらしい狼のガオガオーンを作り出したガオウ。その気持ちが変わることを知ったザクロは自ら戦いへと赴く。
ひとまず狼のガオガオーンの浄化をすることこそできましたが、いよいよガオウ自ら戦いの場へと姿を見せる。先ほど浄化した狼のガオガオーンを多数連れてということで、いよいよ最後の戦いが始まることになりそうです。
48話 ガオウの友達
いよいよガオウとの最後の戦い。とはいえ、単にガオウを倒せばそれで終わりというわけではないのが今回の話の難しいところ。
予告では以前から過去の話で登場していたガオウの友達、おそらく昴らしき姿がちらっと見える。おそらく、ガオウの過去のお話なのでしょうが、今のガオウの服装なんかは昴の服装と非常によく似ており、彼の事が今でも心に残っている様子。
やはり、人との和解の話に向けては、このあたりが鍵となってきそうですが、果たしてどう決着をつけるのか気になるところです。
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