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LAZARUS(ラザロ) 9話『DEATH ON TWO LEGS』感想・考察

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ラザロ9話DEATH ON TWO LEGSE感想 アニメ
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2025年春より放送開始、戯作・監督・脚本 渡辺 信一郎によるLAZARUS(ラザロ)9話『DEATH ON TWO LEGS』の感想記事となります。アニメのネタバレとなる要素も含みますので未試聴の方は注意してください。

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9話『DEATH ON TWO LEGS』

双龍

今回冒頭からステーキハウスでTボーンステーキを食べる謎のキャラクターが登場。非常時にも来てくれるお客様とのことえ、ただならぬ人物感を出していましたが、その後の荒れる町中を何事もないように歩くシーンがかなりの長尺で印象的に挟まれる。

周囲の人物に認識されていないような行動ながらも、倒れた死体はきっちり踏まないように踏み越えており、そこにいないわけではなく、あくまで何らかの技術によるものの様子。さらには今回その正体が明かされましたが、双龍なる暗殺家とのことで、前回に引き続きハプナに絡むわけではないキャラクターが新たに登場となりました。

HQと呼ばれる依頼の受け付けを仲介する担当と、双龍と呼ばれる暗殺の実行者の二人がいるように語られていましたが、どうにも双龍とHQは同一人物のように思える。二人が同一人物の別人格なんてことはありそうで、顔を合わせたことがないというのも、二人が別の人格であるゆえに、同じ場にいることはなく、それぞれが残した書面でのやり取りを通じて交流しているということなのかもしれません。

その戦闘能力はすさまじいもので、生身とワイヤーを使い、米軍の特殊部隊を全滅させるほど。ワイヤーアクション自体はかっこよかったのですが、あまりにもぶっ飛んだ設定のキャラクターが突然出てきて少し笑ってしまいました。

双龍の暗殺の対象となったのはラザロのアクセル。脱獄の記録が残っていない彼を暗殺しようというのが話の流れでしたが、何やら不自然にも思える展開。アクセルは、これまでもハプナが効かなかった、といった話が上がっていたり、何やら非常に意味深なキャラクターとなっていますが、やはり何か話の核心に絡んでいそうな気配を感じる。今回、彼の過去の脱獄の情報が消されているという話があり、ハッカーが絡んでいると語られていましたが、スキナーもハッカーに協力を依頼していたことを考えると、このあたりも何か繋がっているのかなと思ってしまいます。

ただ、アクセルがスキナー博士と何か関係があるとするなら、陸軍が彼を排除しようとするというのはちょっと疑問が残る所。何らかの手掛かりにもなりかねない彼ですが、わざわざ殺してしまおうとするあたり、ラザロが掴んでいない情報を米軍が掴んでいるということなのかもしれません。

裏切り…ではなかったリーランド

ラザロのメンバーの過去エピソードがこれまで語られてきた中で、何やらいまいちなぜラザロにいるのか自体が謎なところもあったリーランドに絡むお話が拾われることになる。

以前から話題に出ていたラザロの存続を決める会議が行われ、そこにリーランドがまさかの相手側からの参考人として出廷。ラザロの中にスパイがいるのではないか、と思っていたのですが、それが的中…かと思いきや、リーランドはあくまで今回の情報提供に協力しただけで、ラザロを擁護するように行動。父親がアベルの友人で会ったとのことで、今回冒頭でもちらっとリーランドと彼の父の写真が飾れていたのが伏線だったようです。

とはいえ、これまでの話を見ていると、彼の父はそこまで重要だったわけではなく、リーランドもまたラザロに居場所を見つけていたからこそといった感じのするお話で良い感じ。ただ、今回の終盤でラザロの面々を見つめる彼の目は、何やら意味深で、まだなにかありそうな気もしますね。

世界の終わりとはスキナー博士の死

スキナー博士発見までの猶予まで残り10日となったこの世界、それでもなお争いを辞めずに北極圏の利権で争う人類に対してスキナー博士は再びのビデオメッセージを世界に送りつける。

その中で語られたのは、このタイムリミットが意味しているのは、最初の被験者であるスキナー博士の死出るという事。自分が死ねば、特効薬は二度と完成せず、結果的にハプナを服用した人たちは皆死ぬというのが彼の計画。

とはいえ、前々回の無痛症の人たちのように、ハプナに頼らずに生きている人もおり、人が全員死ぬというわけではないというのが気になる所。このあたりについて考えてみましたが、そもそもハプナを必要とした大量の人間が死んでしまえば、結果的に今の文明を維持することもできなくなり、今の人類という形は消失することになり、それを人類滅亡と言い表しているのかもしれません。

また、どうにもスキナー博士の言葉裏には、戦争や領土、資源といった様々な人類社会が抱える垣根を越えて皆協力して自分を追いかけてほしいという願いが込められているようにも思える。どうしようもない今の世界ですが、皆の命がかかる状況であれば、そんなしがらみも乗り越えて世界をより良いものにできるのではないかというスキナー博士の願いがあるのかなと思わせる展開でした。

伏線の一つに手が付けられる

今回いよいよクリスが以前スキナー博士の家で発見していた錠剤に目が向けられることになる。5と書かれた謎の錠剤、果たしてここにどんな意味があるのか、次回明かされることになりそうです。

ただ、関係があるかはわからないとはいえ、スキナー博士の家で見つけたものを残り10日までポケットの中だったというのが、流石にどうなのと少し思ってしまう。

仮にスキナー博士がヒントとしてあの錠剤を家に残していたとするなら、まさか見つけたにもかかわらず放っておかれるとは…となかなか想定外の事態になっていそうでちょっと笑ってしまいました。

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又三郎

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