2025年2月16日より放送開始のスーパー戦隊シリーズの50周年記念作品ナンバーワン戦隊ゴジュウジャー16話『真・救世主ナンバーワン!』の感想です。
この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。
第16話『真・救世主ナンバーワン!』感想
吠のバイトシーンに加え、そこにやってくる強盗と1話を思い起こさせる内容ながらもそこで活躍するのは熊手真白。まさに主人公が熊手真白に切り替わったかのようなお話が展開され、まさかのOPまで丸ごと変更。
そんなOPで流れる楽曲は、歌詞から判断するとどうやらゴジュウポーラーのテーマソング。更にゴジュウジャーの面々が失っていた記憶もすっかり元通りということもあり、今回限りのOPとなるのかもしれません。
そんな熊手真白ですが、今回その正体まで明らかとなる。なんとユニバース大戦にて、テガソードに乗り世界を救った初代ゴジュウジャーのゴジュウウルフとのこと。当時の彼の願いは世界を救うだったようで、テガソードの元で願いを叶えていたようです。
しかし、そんな彼は今の世界を認めてはいない様子で、どうにもテガソードをつまらねぇ顔をしていると言い捨てる。ユニバース大戦の後なにがあったのかはわかりませんが、ノーワンワールドの襲撃により結局再び荒れている世界を見てテガソードのふがいなさを感じ取り、今度は自らが神になって世界を救おうとしているといった感じなのかもしれません。
テガナグールからグーデバーンへ
前回テガソードとテガジューンのキスにより生まれたテガナグールですが、その後行方不明となっておりノーワンワールド側からしても捜索を行っていた様子。
そんなテガナグールですが、テガソードが語るには、指輪が集まり切っていない状態で生まれたテガナグールが中途半端に世界のコードを弄ってしまったが故に、世界が変わりゴジュウジャーの面々の記憶が消えてしまっていた様子。ゴジュウジャーの指輪もまた消えてしまっていたようですが、吠の指輪だけは、何らかの力が働き助かったとのこと。状況を考えると、クオンが何かしたように見えますが、あのお兄ちゃん一体何を考えているのか改めてわからなくなってきます。
そして、テガナグールを生み出したテガジューンからすれば、その力を利用して世界を完璧な物へと書き換えようとしていたようですが、そもそもテガナグール本人からすれば、突然生み出され、本当にそんなことをするべきなのかと悩んでいる。それゆえの家出といった感じだったようです。
自らの存在意義に悩み、自らを傷つけるテガナグールでしたが、真白の言葉に胸をうたれ真白を慕う。更に、新たな名前グーデバーンを与えられ、真白と共に行くことを決意したようでした。
グーデバーンとして戦い始めたテガナグールは、自らが壊したビルを最初に直す。その直後に、記憶を失っていたゴジュウジャーの面々も記憶を取り戻して再登場。テガソードが言うにはコードが乱されていた故に指輪と記憶を失っていたようなので、グーデバーンがコードを戻したが故に、皆の記憶も戻ったという事なのかもしれません。
何をすればいいのかわからないグーデバーンに世界を知れと伝える真白とのやり取りは、どことなく根外のない吠と世界を知れば願いもいずれ見つかると伝えたテガソードとの関係に似ている気がする。そもそも、真白がそう伝えたのもかつてテガソードに同じ言葉を言われていたからなんてこともあるのかも。どうにもユニバース大戦の後に何かあったように思える真白とテガソードとの関係、どのように語られていくのかが楽しみです。
ベアックマは何者?
真白の使う武器にもなり、普段は周囲を飛び回っているベアックマ。今回の話を見る前は、てっきり彼こそがグーデバーンの変形した姿なのかと思っていましたが、どうやら二人は別の存在であることがわかる。グーデバーンと出会う以前から、真白の元にいたベアックマ、果たして彼が一体何者なのでしょうか。
そういえば、そもそもユニバース大戦は、暴神の家に会った古い書籍に書かれているほどの過去の話。テガソードも、真白の事を生きていたのか?と言っていましたが、その当時に生きていただろう真白が今も生きているというのもよく考えてみると謎。
どうやらベアックマはアクマという名の通り、悪魔をモチーフとしたキャラクターといった感じもあり、真白に対して何か取引をしたことで、今の彼がここにいるなんてこともあるのかもしれません。そうなると、果たしてベアックマは何を目的としているのか、なぜ真白に協力しているのか、このあたりが今後の話の鍵になってくるかもしれません。
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