2025年2月2日より放送開始したプリキュアシリーズの22作目、アイドルを題材とした歌とダンスが魅力の作品『キミとアイドルプリキュア』19話『ふたりの誓い♪キュアズキューン&キュアキッスデビュー!』の感想記事です。
この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。
19話『ふたりの誓い♪キュアズキューン&キュアキッスデビュー!』
プリルンとメロロン
前回の二人の去り際からズキューンを追いかけていたうたちゃんですが、公園にて姿を見失ってしまうことになる。何やら、そのシーンでプリルン、メロロンの姿に変わり空を飛んでいく様子が描かれわかっていたとはいえ、二人がプリキュアであることがはっきりとしました。変身シーンもしっかり描かれ、妖精からプリキュアになる間に人間の姿も登場。こちらの姿で動く日も来たりするのか、ちょっと気になりますね。
ただ、プリルンの胸元のリボンはその色を失っているようで、このあたりがプリルンが捧げた記憶に関わっているようにも見えます。また、今回ハートキラリロックに願いをかなえたあたりのシーンも描かれていましたが、どうやら記憶を捧げたのはプリルンだけだったように見える。
メロロンがプリルンに対する気持ちを失っていないように見えており、正直ここまで違和感がありましたが、あくまで願いはキュアアイドルを守るというプリルンの物だったが故に、その代償として記憶を捧げたのもプリルン。メロロンは、そんなプリルンの願いに協力するために力を貰っただけといった感じでしょうか。
ともあれ、メロロンは記憶を失ったプリルンをうた達には近づけたくなさそうな様子を見せている。このあたりは、プリルンが記憶を失っていることに気付けば、プリルン自身が傷つくだろうという配慮なのか、はたまた、今の状態であればお姉さまを自分で独占できるからなのか。メロロンからプリルンへの感情が大きいだけに、様々な感情が織り交じっていそうに見えてきます。
今回は、二人が妖精の姿からプリキュアになるところまでうた達に見られたところで、その正体が判明する段階まで話が進行。思った以上に展開が早く少し驚きましたが、ある意味話の肝であるプリルンの記憶喪失の件は残っており、むしろこちらがここからの話の本題となっていきそうです。
次回予告ではプリルンの記憶を取り戻すために一緒にピクニックに向かうようですが、素直に記憶が戻るとも思えずなかなか大変そう。次回予告と言えば、妙な表情を見せているタナカーンが度々映っていたのも少し気になる。プリルン達を探してキラキランドへ戻ったタナカーンでしたが、何があったのか気になるところです。
ザックリーはどうなるのか?
今回のザックリーは、キュアズキューンとキュアキッスのライブをスマホで眺めていたシーンが印象に残る。いつぞやのカッティ―がキュアアイドルの映像を見つめていたのと同じ雰囲気を感じるものの、姐さんにその様子を隠すわけではなく堂々と見つめ、あくまでこれは研究のためだと言い張る。
この研究という言い方もどことなくカッティ―を思い出すもので、今後ザックリーはズキューンとキッスのファンになってしまうなんて展開も見えますが、果たしてカッティ―と同じ道をたどるかと言われると少し疑問も生じる。
まだまだ、どちらにも転がりそうなザックリーの今後も気になります。
ブンブン
そして、今回ザックリーによりまっくらんだーにされた女性が、なかなか印象に残る。ブンブンという口ぶりを聞いていると、昨年の戦隊であるブンブンジャーがどうしても頭に浮かんできて少し笑ってしまう。
キュアキッス、ズキューンへ取材を行う事を目標とした記者さんのようでしたが、うたちゃんに負けず劣らずなかなかのテンションを持っているキャラクターでした。
キャラクターのテンションという話だと、今回もななちゃんの妙に落ち着いた態度からの冷静なツッコミが妙にツボにはまっていてよい感じ。うたちゃんもこころちゃんも、度々テンションがおかしくなることがあるので、常に一定の調子で話を合わせるも、そこまで興味は持っていないように見え、熱がこもっていない彼女の態度がなかなか貴重なものになっているような気がしますね。
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