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アニメ 野原ひろし 昼メシの流儀 10話 感想 焼肉の流儀/そうめんの流儀

野原ひろし昼飯の流儀10話肉の流儀/そうめんの流儀感想 アニメ
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野原ひろし 昼メシの流儀

2025年秋より放送開始、クレヨンしんちゃんのスピンオフ漫画『野原ひろし 昼メシの流儀』のアニメ化作品の感想記事です。アニメのネタバレとなる要素も含みますので未試聴の方はご注意してください。

焼肉の流儀/そうめんの流儀

焼肉の流儀

今週一本目は、焼き肉のお話。何やら焼き肉ランチに気合を入れていくひろしですが、その選択をした理由は前の晩に行われた高桐君の歓迎会での一幕にあり。焼き肉にもそれなりのこだわりがあるひろしですが、歓迎会とあってはそのこだわりを前面に出すこともできず、もやもやとしたまま終えることになってしまう。

あの時思っていたことを、もしあの場で言われていたらちょっとめんどくさく感じてしまいそうであるが故に、あの場は己の心のうちに抑え込み、翌日のランチでそれを解放してしまおうというのが今回お話でした。

焼き肉屋でのランチとのことですが、今回明確に価格には特に触れられず。それでもひろしの話ぶりからすると普段のランチと比較すれば相応に高いものであることが予想でき、焼き肉屋に向かう際の心構えのようなものはなんとなく共感できるものでした。

ランチの焼き肉は自らの満足する形で終了、そんな帰り道に遭遇した高桐君の態度を見ていると、本当に爽やかでいい人なのだと改めて思えるお話でした。

そうめんの流儀

後半のお話は、ひろしのテレワーク時のランチのお話。ランチの外食が話のテーマになる本作では珍しい、ひろし自身が料理に向き合うお話となっており、賞味期限切れのそうめんを調理して食べるという物。

思ったよりは手際よく調理していくひろしですが、ところどころ失敗してしまうのが普段から頻繁に料理をしているわけではないのを感じさせるお話でした。

昼休みという限られた時間で、最初のそうめんあたりはわかるものの、頭に浮かんだアイディアを次々と調理していき、最終的にはもはやそうめんは関係なくなっていく流れは、如何にも調子に乗りそのあとのしっぺ返しが見えてきて面白い。

最終的には、当然時間は足りず昼休みは終了、片付けも出来ずに、みさえの植え直したネギはぐちゃぐちゃなまま。テレワークで向かいにはカメラの向こうには部長まできてしまった状況で、外から響く野原さーんというおばちゃんの声が聞こえてくると、なかなか混沌とした状況でみさえまで帰ってくると情報が洪水のように押し寄せ、傍から見ていれば笑い話ですが、あの場のヒロシの心持ちを考えるとちょっと冷や冷やしてしまうお話でもありました。

今回、野原家の家の中が登場したり、シロが登場したりと、前回のミッチー&ヨシりんに続きなかなか原作要素が見えてくるのも面白かったですが、ここからラストに向けてさらにこういった描写が増えていくのかちょっと気になりますね。

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又三郎

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