野原ひろし 昼メシの流儀
2025年秋より放送開始、クレヨンしんちゃんのスピンオフ漫画『野原ひろし 昼メシの流儀』のアニメ化作品の感想記事です。アニメのネタバレとなる要素も含みますので未試聴の方はご注意してください。
ローストビーフ丼の流儀/パエリアの流儀
ローストビーフ丼の流儀
会社の新たなプロジェクトのプロジェクトリーダーに選ばれたひろしが普段ならいかなかっただろうローストビーフ丼をランチに選んだことで始まった今回のお話。
給料日直近ではそれなりの価格となる1500円以上のローストビーフ丼を前に色々と考え事をするものの、プロジェクトリーダーに選ばれたからランチを決定。今回の話では、ことあるごとにプロジェクトリーダーという言葉がいつもの妄想に出てきており重要なポジションに抜擢されたのが相当嬉しかったんだなというのが伝わってくるお話でした。
実際お金を払った分の価値はあったランチのローストビーフ丼ですが、それを半分程食べ切った時点で何やら不穏な話の流れが出てくる。どうにも、高桐君と川口が不穏な流れになってしまったとのことで連絡があり。
残されたローストビーフ丼を味わうのと、プロジェクトリーダーとしての立場を天秤にかけるも、最後にはプロジェクトリーダーとしての責任を選択することに。ただ、結局会社に戻ってみるも、二人は割と仲良くしており取り越し苦労のようにも見えましたが、まさかの前後編続くお話ということで、ここから更に問題が発展していくことになりました。
パエリアの流儀
前半のエピソードでもめていた、川口と高桐君のお話が再び火が付いたのが後半のお話。何やら自分の指示を勝手に解釈してしまう高桐君がいうことを効かないとひろしに愚痴る川口。
これまでの高桐君の様子を見ていると、あまりそういう態度をするようには思えなかったのですが、上司と、近い先輩との間だと少し対応も変わるのか、はたまた、単に川口の指示にも問題があったのか。個人的には後者なのかなという気もしますが、このあたりは二人の話を直接見れるわけでもないので
そんな川口の愚痴を聞き、モチベーションを高めるためにひろしは川口をランチに誘う。向かった先はスペイン料理店でパエリアランチを選択。
川口の気持ちを持ち上げる事にも成功し、ひとまずうまく進行したように思えたのもつかの間、川口がパエリアを勝手に食べ始めてしまう。シェアするとは言ったものの、直前に定めたルールを無視して勝手に食べる川口ですが、その口から出てくるのは高桐君が直前の自分の話すら聞かないという物。
まさに人のふり見て我がふり直せと言いたくなるような発言で、流石にひろしも我慢の限界を迎えてしまう。川口に関しては、これまでの無礼っぷりも、合わせてあれぐらい言われてしまうのも仕方ないように思えてしまう展開でした。
しかし、何やらそれで気を落とした川口、翌日も会社に来ずどこかにいってしまったとのこと。仕方ない面もあるとはいえ、自分の言葉の責任を感じてしまうひろし。まさかの、次回に続く展開でのラストとなりました。
今回の最後のエピソード、EDの歌詞とも親和性がある内容で、次回どのように川口の件を拾ってランチにつなげていくのかちょっと気になるお話でした。


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