2025年1月19日に配信、週刊少年ジャンプ2026年8号で掲載されたONE PIECE(ワンピース)最新第1171話『鉄雷』の感想記事です。最新話のネタバレもあるので注意してください。
第1171話 鉄雷 感想
ハラルドの死
年明け2話目の今回お話、鉄雷と伝説の悪魔の実の力を得たロキの一撃は、ハラルドの上半身を吹き飛ばし、イム様の不死の力すら乗り越えてハラルドを殺すことに成功する。
今回のハラルドの死は、イム様からしても想定外だったようで、かなり焦っている様子が伺える。考えてみると、ハラルドが倒れたからと言って、なぜその後エルバフに対して手を出すのを辞めたのか?というのは疑問ではありましたが、イム様からして化け物と称するほどの不死身の古代巨人族ハラルドを止めた何かがいることを恐れての事だったようです。また、今回契約にはイム様も代償があることが今回語られ、契約を結べる玄海の数などもこのイム様の代償が理由のようです。
エルバフはDとして、そもそもハラルドとは相いれるはずのないものだったというのが、イム様の結論。しかし、どちらかといえば、本来相容れるはず相手をここまで追い込んだとしか言いようのない状況。そんなイム様を見つめる五老星たち、ハラルドとも仲が良さそうだった彼らがここで何を思っているのかが気になるシーンでした。
それに対して、シャンクスは、自らの出自を恨む。ハラルドの死と対して、「下民共は人にあらず」といった、父のガ―リングの言葉が重なることで、自らの生まれを恨む。ここで強く左腕を押さえつけているのは、そこにある契約を恨むが故なのでしょうが、それに加えてルフィを助けるために、その腕を捨てる未来を連想させるシーン。
あの時のシャンクスが、ルフィのために左腕を捨てた際に、何を思っていたのか、いづれ語られることがありそうですが、その時が気になる流れでした。
鉄雷の力は氷を操る?
そして今回いよいよ、ロキの回想が終了。再び舞台は現在のエルバフへと戻ってくる。今回のハラルドの件をロキは黙り、生き残った兵士たちを連れて海へ出ていたというのがロキの答え。ハイルディンもその答えに納得し、父親殺しの罪については謝罪を入れ、今はエルバフを守るために戦う事を誓う。
そんな中現れた、キリンガム聖が生み出し続けている火不死に対して、久々に動けるようになったロキは、鉄雷での一撃をくらわす。
ただ、今回意外だったのはロキが鉄雷と共に放った『原初世界』の一撃は雷ではなく、火不死を凍らせるものだったこと。お前の力見せてやれ、と鉄雷に語って一撃を入れているあたり、どうやらこの凍らせる攻撃は鉄雷お能力の様子。これまで雷の力だと思われていた鉄雷ですが、それだけではないことが明らかになる。
雷の発生原理を考えてみると、上空で氷の粒がこすれ合う事で電気を発生させるもの。更に、これまでの鉄雷を使った雷は、空から雷が落ちてくるよう演出だったことから考えると、どちらかというとこの凍らせる力こそが本来の能力で、雷は能力を工夫して副次的に生み出したものと考えることが出来そう。
前回の話でハラルドに鉄雷を放つシーンを改めて見直してみるとそのタイミングで空から雪が降り始めていることがわかり、この雪もまた鉄雷が氷や寒さに関する能力を持っていることを表していたと考えられそうです。
ただ、そうだとしても結局鉄雷は何の能力を持っているのか?という点ははっきりとはしない。そもそも、鉄雷がリスに変化するハンマーという悪魔の実の力を持ったハンマーという面も合わさり、何らかのゾオン系の幻獣種であることは推測できますが、果たして何をモデルにした能力なのか、と考えるといよいよわからなくなってきました。
そういえば、今回ヤルルは鉄雷の力があれば不死を倒せるという点を疑問に感じていたのも気になる所。それに対して、ハラルドは鉄雷・伝説の悪魔の実の力があれば、不死の自分を倒しきれると確信していた当たりにも少し違和感。
ハラルドは不死の仕組みを知っているが故に、鉄雷・伝説の悪魔の実の力がが不死を破る鍵となることを知っていたのか。はたまた、鉄雷を扱えるほどの力の持ち主なら不死を越えて倒すことができると考えたのか。これまでの描写だと覇気を高めた一撃で不死を突破していましたが、この辺は今後の神の騎士団との戦いでも重要な要素となりそうで、どのような意味を持っていたのか気になる所。
色々気になる所で、次回は一週お休み。次回のお話でロキや鉄雷の能力が明かされるのか、気になるところです。


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