大槌船団(ガレイラ)
大槌船団(ガレイラ)は、ワンピース113巻収録の1154話『死ねもしねぇ』で描かれたロキの回想の一幕にて56年前のハラルドとヤルルとの会話の中で初めて登場した組織。
屈強な巨人の船大工集団で、ハンマーを持った戦士たちという伝説がエルバフに残っており、ハラルドはそれをただの神話だと認識。しかし、ヤルルの話では確かに実在しており、船出した先から「我々は全員捕まった」という手紙が残され、世界政府による影響が示唆されていました。
また、1156話『残響』では、ロックスがロキに対して、世界のどこかに『ガレイラ』と呼ばれる破壊者たちが眠っており、そいつらを動かすことができるのは、ロキの父親である『ハラルド』だと語っている。
船大工集団と破壊者という呼ばれ方の違いはあるが、これに関してはエルバフでの伝説と、外の世界で伝わった話の違いという面が大きいのかも。そもそも、ハラルドですら伝説と認識していたり、世界政府と敵対していた時期と繋がっている話から、ガレイラが外に出たのは空白の100年前以前であると推測できる。
そうなると、世界政府の敵として外の世界で戦っていたガレイラの姿が外の世界では伝わっており、ロックスの破壊者達という表現になった、という可能性はありそうです。
パンクハザードの氷漬けの巨人
この大槌船団(ガレイラ)に絡んでいそうなのが、67巻収録の660話『”王家七武海 トラファルガー・ロー』にて描かれた、氷漬けの巨人たち。
これは、パンクハザードから子供たちを連れて逃げるチョッパー達が通ろうとした通路の上下左右に、凍った人たちが閉じ込められているのを発見したもの。
その体格は、チョッパーやナミ、薬により大きくされた子供たちよりもはるかに大きく、巨人族であることがすおsくされる。更に、よく見てみると、その服装は横の縞模様の服となっており、インペルダウン編でバギーたちが着せられていた囚人服のようにも見える。
ガレイラがエルバフに送った「我々は捕まった」という手紙を考慮すると、この囚人服を着ているている巨人達が、槌船団(ガレイラ)のメンバーという可能性は十分ありそう。
ただ、パンクハザードで氷漬けになっている巨人族たちは、研究所での体を大きくする研究のために、インペルダウンから護送された巨人族という可能性の方が高い気はします。
氷漬けと鉄雷(ラグニル)の関係?
仮にこの氷漬けの巨人族たちがガレイラだとした場合、わからないのはなぜ彼らが氷漬けにされているのか?という点。
氷に関する能力というとまず頭に浮かぶのは、青雉のヒエヒエの実。ただ、年代を考えるとガレイラが氷漬けにされる前の時代、先代、もしくはそれ以前のヒエヒエの実の能力者が、彼らを氷漬けにしていたというのが一つの可能性として浮かぶ。
しかし、1171話『鉄雷』にて、エルバフの秘宝である伝説の悪魔の実を守っていた、鉄雷(ラグニル)が、氷に関する能力を持っていることが示唆されたことで、新たな可能性が浮かんでくる。
それは、当時の鉄雷(ラグニル)の所持者が、彼らを氷漬けにしたのではないか、というもの。おそらく、世界政府に負け捕まったと推測されるガレイラですが、船大工集団という時期を考えると古代兵器に絡む技術を持っていてもおかしくはない。もしかすると、一度捕まった彼らを脱獄させ、その技術を未来に残すためにあえて氷漬けにセルコールドスリープのようなことが行われた。さらにその後、鉄雷の所持者は、エルバフへと帰還し、伝説の悪魔の実と共に鉄雷を保管していたなんてこともありそうです。
また、こうやって考えると、156話でロックスがロキに対して語った、『眠っているガレイラを動かすことができるのがハラルド』という話もまた違う意味が見えてくる。
この話、最初は巨人族の王であるハラルドなら、同じ巨人族である彼らを従えられるという話かと思いましたが、鉄雷の話を合わせて考えると、鉄雷を使いこなせるハラルドなら、ガレイラを氷漬けから目覚めさせ従えることができる、という具体的なプランだったとも考えることができそうです。
しかし、改めて思うと、なぜロックスがそんな話を知っていたのか?というのは一つの疑問。ただ、これに対しても、ロックスの一族であるデービー一族、エルバフは共にDであることから、デービー一族とエルバフの間に関係があり、デービー一族にガレイラと鉄雷の関係が伝わっていたなんてこともあるのかもしれません。
大槌船団(ガレイラ)とガレーラカンパニー
大槌船団(ガレイラ)とガレーラカンパニーは、直接の繋がりは示されてはいませんが、その類似した名称と、船大工という類似から、何らかの伏線であるとも考えられるもの。
ウォーターセブンのガレーラカンパニーは、元々別れていた造船会社をまとめて一つにしたものとされていますが、その時期や詳細は不明。ただ、ガレーラカンパニーの成立に大槌船団(ガレイラ)が関係していたなんてことはあるのかもしれません。
また、ウォーターセブン編尾話の鍵となっていた、プルトンの設計図がウォーターセブンの船大工たちに受け継がれていた、というのも気になる所。ウォーターセブンの古代兵器の設計図は、元々大槌船団(ガレイラ)から託されたものだったのではないか、とも考えられそうです。


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