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アニメ 死亡遊戯で飯を食う。最終回 11話 感想 –v-

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死亡遊戯で飯を食う。

2026年冬アニメ、MF文庫Jより発売されているライトノベル『死亡遊戯で飯を食う。』のテレビアニメ版最終回11話『–v-』の感想記事です。筆者は原作未読、アニメの内容のネタバレ等含まれますのでご注意ください。

死亡遊戯で飯を食う。原作小説1巻

–v-

伽羅VS幽鬼

伽羅と幽鬼との最後の戦いが描かれた今回のお話、伽羅は幽鬼が自分と同じ、この異常なゲームの世界でしか生きられない存在だと語る。それに対して反論しようとする幽鬼でしたが、自らの言葉を紡ぎだすことはできずに諦めてしまう。

そんな諦観の中にある幽鬼の前に、これまでの放送で戦ってきた相手達が現れる。これまでの本編での描写は、幽鬼なりに人を犠牲にすることを悩み続けていたようにも見え、そのあたりが伽羅の言葉に反抗する幽鬼の中に確かにあるものとして描かれ、伽羅に立ち向かう気力を与えてくれたといった感じの演出に見えました。

ただ、おそらく問題なのはその時系列。今回のお話、テレビ放送の範囲では一番最初のゲームだったことを考えると、今回幽鬼の前に現れた人たちは、未だ出会っていない、未来で戦う人々のはず。

最終回を盛り上げるという意味では、異常なゲームとはいえ、そこに命を懸けて挑んできたプレイヤーたちの軌跡が幽鬼の立ち上がる力に繋がるというのはわかるもの。ただ、やはりどうにもそういう目的の演出にしても不合理さの方が印象に残ってしまうように思えました。

また違う考え方をするなら、アニメでは描かれていないここまでの幽鬼のゲームでの積み重ねを、アニメで描いていたキャラを使って疑似的に描いた、なんてこともありそうですが、やはりちょっと無理がある展開だったように思えます。

伽羅を倒すことに成功した幽鬼は、このゲームに挑む理由を再び自分の中に見出し、白士の目標を継ぐことを決意する。最終回にして、幽鬼の戦う理由を描いて終了となりました。

なぜ生きている白士?

今回のラストで衝撃だったのは、内臓を抉り出され死んだとしか見えなかった白士が、実は死んだふりで生き残ることに成功していたという事実。

今回のゲームのクリア条件は生き残る事であり、周り全てを犠牲にし、何をおいても生き残ることを優先したが故の行動、人を信じてみろと幽鬼に伝えていた白士ですが、その教えすらも自分が生き残るためだったという事なのかも。そもそも、何であの体で生きているんだ?という疑問はすごく残ったラストでしたが、伽羅が言っていた体がおかしかった、というあたりが関係しているとしか思えません。

しかし、アニメでこれまで語られた幽鬼は、白士は死んでいるが故に、99回勝つという目標のために今後のゲームに挑んでいることを考えると、彼女が生きていることを知らずに今後のゲームに挑んでいたのでしょうか。それだけの期間があるなら、白士は99回ゲームをクリアしてしまってもおかしくはない気もしますが、今回の傷がそれだけ復帰までに時間がかかることになったのか。

白士が生き返って終わりとなると、何となく続きがあるようにも思えるラストでしたが、今回で最終回。二期などがあれば白士の謎についても語られることになるのかもしれません。

全体の感想

1話の流れに引き込まれ、本作を最後まで見ていましたが、空気感や作中の絵作りの雰囲気など、独特の静けさを感じさせる作風自体は面白かったものの、全体的には思っていたのとは少し違ったなという感想が残る作品でした。

まず、この手の理不尽なゲームを題材にしたものだと、それに抗う流れというのが私の思う定番でしたが、むしろ本作ではそんな世界でしか生きられない少女たち、そこに命をかける生き方自体を描くものだったようです。

最終回、伽羅との戦いの後、切り株チームで勝ち抜いた少女が、目標を達成したから幽鬼は殺さないと宣言し、二度とゲームに参加したくないと語っており、おそらくこれが普通の人の答えとして、ゲームを続ける決意をした幽鬼と対比するために描かれたように見えました。ただ、どうにも私の心情的にはこんなゲームに参加したくないという気持ちの方に寄ってしまい、このイカれたゲームに繰り返し参加しようとする、幽鬼たち連勝を目指すプレイヤーの心理は理解しきれず、いまいち気持ちが乗り切れずに終わってしまいました。

また、幽鬼もゲームに対する決意を固めていた割には、人を殺すうえでの後悔の部分も描いているように見え、結局このゲームをやりたいのか、やりたくないのか、チグハグさも感じてしまう。ただ、この世界で生きていくと決めることと、そこに人を殺す後悔がある事は、両立する話ではあるためどちらに割り切れるものではない、というのが正しいのかもしれませんが、最後までその心情は理解しきれませんでした。

キャラクターの心情という意味では、むしろ、最後に戦った伽羅の、『人を殺したいから殺す、一度殺してそれで一時は収まってもその衝動は抑えられない、だからこの異常なゲームに参加している。』という理屈の方が、自分の異常さ、そして、参加しているゲームの異常さを理解したうえで生き場所としている分、理解しやすいものでした。このゲーム自体のあまりの異常さ故に、それに対して前向きに連勝を目指そうとする幽鬼の考えが、私的には受け入れがたい部分だったのかもしれません。

また、もっと騙し合いの知能戦的なものを最初に連想していましたが、思った以上に、というよりも、そのほとんどがその身を挺して戦う殺し合いで、このあたりも最初の印象と違う部分でした。色々な意味で、1話で私が期待した作品とは方向が違い、個人的にはこの異常なゲームが存在すること自体を受け入れているキャラクター達、世界観を、最後まで私が受け入れることができなかったが故に、自分の好みとは合わなかった作品という感想になりました。

原作情報

本作の原作小説は9巻まで発売中、更に無料体験期間もあるKinleUnlimitedで1巻を読むことができるようなので、気になってみた方は読んでみるのもよさそうです。

死亡遊戯で飯を食う。原作小説1巻

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又三郎

自分の中の流行りに従いぴょこぴょこと更新中。
最近はゲーム実況関連情報とかが主体です。
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