こちらの記事は、新アニポケ113話の感想記事です。最新話のネタバレになる内容も含まれるので未試聴の方はご注意を。
113話「ウルト ――最強」
ウルトとマチエール
前回予告で声が出ていたマチエールですが、特に説明もなく冒頭から登場し、ハンサム探偵事務所の代理所長として活動中とのことです。
今回はウルトの境遇について語られ、何やらいつの間にか町でストリートチルドレンとして暮らしていたウルトを彼女が事務所に招いたことが語られる。マチエール的にはあまり自分にも心を許してくれていないとのことですが、本編でのウルトは女性が凄く苦手な描写が多め。そんなウルトが平然と接しているあたり、彼なりに相当気を許す相手になっていることが伺えます。
今回色々ウルトに関する情報が明らかにはなりましたが、彼が両親と別れた理由については謎のまま。彼のカイリューの入ったダークボールは、父親からもらったものだったはずなので、少なくとも幼い頃は一緒に過ごしていたのは間違いないはず。ただ、文字についてはマチエールが教えたとのことなので、それなりに幼い時期に親と別れた事が伺えます。今のところどこまでそのあたりの話が掘られるかわかりませんが、彼の両親に関して拾われるとしたらカイリュー絡みのお話となっていきそうです。
しかし、出会ったばかりの頃のウルトとロイ、1年前の雰囲気なロイからぐいぐい関わろうとしているのがなかなか印象的。メガシンカ修行を終え、1年共に旅を過ごすうちにロイの態度がどんどん変わってったんだろうなと思うと、ちょっとそのあたりも見てみたくなってしまいます。
カイリューとヤミラミ
今回のお話はウルトとヤミラミとの関係に焦点が当たったお話といった感じで、次回メガヤミラミへの進化につなぐために互いの関係を見直していく描写が多い。
割と無謀に突っ込みがちな割に下向きになりがちなウルトに対して、しっかり周囲を見渡していく道を示してくれるヤミラミ。特に今回はウルトがそんなヤミラミに気付くことができたことで、新たな一歩を踏み出せるといったお話。
また、今回はカイリューの入ったダークボールに関しても触れられており、ウルトがその切り札のポケモンに頼ってしまいがちな弱さも示されていました。本編の方だと突然出てきた感が強かったカイリューのダークボール、この話が前にあると自然に受け入れられた気がしました。
実際のところ、ウルトも一番つらい時にずっと一緒にしてくれたヤミラミの方を一番のパートナーと思っているようで、今回ウルトの深堀のお話としてはなかなか良い感じでした。
謎のおっさん二人組
マヨネーズ御殿へと再び挑んだロイとウルトですが、そこに新たに二人の新キャラクターが襲い掛かる。使っているポケモンは、シュバルゴとアギルダーとのことで、EDでもちらっとポケモンが見えていたシーンは、この展開を意味していたようです。
確か特別編は3週放送と告知されていたので、次回ルカリオとのバトルを行う前に新キャラクターとのバトルが挟まる様子。そうなると、割とあっさりと倒されてしまうという事もありそうですが、成長したウルトとヤミラミの姿を見せるお話となるのかもしれません。
次回いよいよ特別編最終回でメガヤミラミへのメガシンカへのお話は、ある意味今回で語られたようなもの。残りは、ロイとルカリオに関するお話ですが、果たしてどういういきさつでルカリオをメガシンカさせ、パートナーとなるのでしょうか。
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