モサ公
ワンピースのエルバフ編では、ロキが顔も名前も知らないが電伝虫で話をしていた相手として、モサ公と呼ばれる人物が登場しています。
モサ公の初登場は、1134話『フクロウ図書館』にてロキが冥界に繋がれる中唯一の電伝虫の話し相手として登場。そして、1151話『もういいわかった』では、状況が立て込んでいて当分連絡できなくなりそうとロキに伝えていました。
それ以外で描写されているのは、ロキとは顔も名前も知らないながらも、付き合いの長い友人であり、冥界に捕まっているロキの唯一の話し相手となっていたこと。そして、何やら丁寧そうな性格と、過去に恐ろしい目に合ったということなどがその語り口から断片的に語られるのみでした。
モサ公の正体?
そんな中、1167話『イーダの息子』にて、ロキの父親であるハラルドと、魚人島の王であるネプチューンとの会話が描かれ、ネプチューンの娘であるしらほしが産まれたらロキの嫁にするという会話がなされることになる。
その時のハラルドは生まれてくるネプチューンの娘を、モサモサした娘と語っていたことがわかる。ネプチューンのモサモサな姿からの呼び名ということなのでしょうが、ここでハラルドとネプチューンとの交友が深かったことが明らかになり、ロキとしらほしが連絡を取り合っていてもおかしくない状況になる。
過去に恐ろしい目に合ったという話や、丁寧そうな話ぶりなんかも、改めて見てみるとしらほしと重なる部分があり、モサ公がしらほしという可能性が非常に高まったように思えます。
連絡できなくなる理由
モサ公=しらほしであるとすると、彼女がしばらくロキに連絡ができなくなると告げた理由がなかなか気になる所。エルバフ編の話が進む中、聖地が何者かに襲撃され火の海になっていたりと、何やら世界が大きく動き始めている気配もある中で、しらほしもまた忙しくなっているというのはなかなか意味深で、モサ公に関する話は、エルバフ編での戦いに直接関係しているというわけではなく、むしろエルバフ編の後に繋がる話という事なのかも。
何やら外で事件が起きていることが推測される中、しらほしとロキとのつながりが、ロキがエルバフから外の世界へ出ていく理由につながっていくなんてこともあるのかもしれません。


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