ドラゴンクエストVII Reimagined
スクウェア・エニックスより、2026年2月7日に発売のドラゴンクエストVII Reimagined体験版をプレイした感想記事です。体験版範囲のネタバレを含みますのでご注意ください。
ドールルックで描かれたキャラクター達

最近のドラクエのリメイク作品では、HD-2Dと呼ばれる豪華な2Dなグラフィックが利用されることが多いですが、本作ではドールルックと呼ばれる3DCGが使用されています。
このドールルックのキャラクター達、鳥山明によるデザインの雰囲気が良く出ている。質感が非常によく上から見下ろす視点、背景のジオラマなどと合わせてちょっとし人形劇のような質感が出ており魅力的なグラフィックに仕上がっています。
このドールルックのキャラクター達、戦闘中は全身を使ってアクションしますし、レベルアップなどの際の顔のアップのポーズや、表情の変化などそれぞれのキャラクターらしさを感じさせるものに仕上がっている。更にイベント会話中にも、時折ちらりとポーズを変えていたりと、それぞれのキャラクターが生きているような感覚を受けるのが面白かったです。
戦闘はテンポよくサクサク

RPGということで、雑魚戦闘もそれなりにある本作ですが、戦闘がサクサク進むので、敵との戦闘で発生する面倒くささのようなものを感じにくいのが良い感じ。どうやら、戦闘中のコマンド入力の受付が、敵のモーションの終わり際に即行えるようで、敵の行動が終わった直後にはすぐに味方動き出す、という形になることでターン性のRPGながらもテンポよく戦闘が進んでいく。更に戦闘スピードの変更も可能になっており、モーションが高速化し、非常にサクサクと戦う事が可能。モーションの速度は、戦闘中のメニューから切り替えが可能となっているので、ボス戦などゆっくり戦いたいときは普通のスピードに戻す、ということが簡単にできるのもよい感じ。
また敵との戦闘という話だと避けられないエンカウントも、ランダムエンカウントではなく、シンボルエンカウントになっているので、面倒な場合は敵を避けて進むこが可能。また、フィールドで敵に対して攻撃が可能となっており、これによりダメージを与えた状態で戦闘を開始したり、極端に弱い相手は戦闘に入るまでもなく撃破できてしまうと、最近のRPGで見かけるモダンな仕組みも取り入れられている。
難易度も、体験版範囲の通常難易度ではレベルをしっかり上げていれば苦戦することもなく進めれていますが、体験版終盤では敵の強さを感じる場面もあり、なかなか楽しみ。当然、高難易度の設定などもあるので、歯ごたえを求めたプレイも問題なさそうです。
快適なゲームシステム

RPGというと、結構骨太なゲームジャンルとなっており、長時間のプレイが必要となることも多いですが、体験版範囲でも細かなゲームシステムが遊びやすさを重視して用意されているように思えました。
ちいさなメダルという収集アイテムは、リスト化されておりどのマップに置いてあるのか、それが入手出来ているのか、というのをゲーム中で確認できる様子。それが見えてしまうのはどうなの?という意見もありそうですが、私としてはこういった収集要素を外部の攻略情報に頼ることなく自力で探したいので、捜索の一つの道しるべとなってくれそうで非常にありがたい。
ゲームの難易度についても、いつでも変更が可能。更に、敵の強さだけではなく、経験値や熟練度の稼ぎ具合も個別に変更が可能なのが面白いところ。レベリングを楽しむ人もいるでしょうが、時間がなく面倒に感じてしまう人もいる。そういった様々なプレイヤーの遊び方に柔軟に対応できるよう用意されているように思えました。
戦闘スピードはサクサク、ゲームシステムもなかなか快適、長時間プレイするRPGを最後まで楽しませようという気持ちが込められているのかもしれません。
シナリオは思ったよりハード
魔物がいない島を舞台を舞台にした少年たちの冒険。未知の世界に対する憧れが主人公たちが外の世界に向けて動き出す様は、果たして何が待ち受けているのかとワクワクさせるものでした。
ただ、そんな主人公たちが飛ばされた世界は、そんな序盤の冒険の始まりと比較すると想像以上にハードな展開が待ち受けていることに驚く。
未知の世界で出会った女性マチルダとウッドパルナの町で過去に起きた事実が明らかになるにつれて、薄々と感じてくる嫌な予感。そして、マチルダこそが事件の元凶であると明かされる。
彼女との最後の戦いの中、自分の願いが果たされたことを知ったが故に、もはや戦う意志を見せないマチルダ。しかし、それでも闇を祓うためには倒さなければならない流れは、悲しさがありながらも、確かな希望を感じさせるのが非常に良い感じ。寂しい要素もありながらも、幸せな結末がそこにあったように思えました。
島を飛び出して、最初にぶつけられるシナリオとしては、かなりハードな展開だったウッドパルナのお話でしたが、同時にここから先何が待ち受けているのかを期待させるものでもあり、次の世界では何が待ち受けているのか楽しみになる要素でした。
マリベルが可愛い

ヒロインのマリベルですが、主人公を巻き込んで動いていく、気の強い女の子といった感じのキャラクターなのですが、ひたすらに強気なようで、時折ちらっと弱みを見せることもあるのでですが、それを冗談といって弱みを見せようとしないのが、また一つの魅力となっているように思えます。
町の人から、主人公と仲良しという話をされると、まんざらではない雰囲気を出しつつも、言葉の上ではそれを否定したりと、素直に好意を認めようとはしないうえでも、主人公に対する気持ちはうっすらと見えてくる。
しかし、そんな彼女ですが、旅の最中の一言「遊んでくれてありがとう、つまらなかったわ。」の衝撃はすごく、思わず笑ってしまいました。
ただ可愛いだけではない癖の強さはあるマリベル。果たして、体験版後の本編でどのような表情を見せるのか楽しみです。
このページで使用している画像は『ドラゴンクエストVII Reimagined』のゲーム中の画像から引用しております。© ARMOR PROJECT/BIRD STUDIO/SQUARE ENIX


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