2023年3月5より放送開始した『王様戦隊キングオージャー』。2000年の時を経て地下帝国『バグナラク』と戦うためチキューの国家の国王たちが変身する『キングオージャー』の戦いを描く作品。
シーン指定のために時間を書いていますが、媒体によってちょいちょい変わるので気になる方はその周辺時間を確認していただくようお願いします。
レインボージュルリラ
レインボージュルリラとは、クワガタオージャー『ギラ』が幼少期に食べたとされる食べ物。非常においしいらしく、1話『我は王なり』10分頃からの児童養護院での食事のシーンにて、少年『ブーン』が食べたいといった食べ物。この時点では、単に高価な食べ物なのではないかと思っていた。
3話『我がままをささぐ』の9分45秒頃のギラの回想にて姿が判明。茶色のゼリー状の食べ物の様で、ギラ自身も幼いころに食べたきりとなったことが判明。そして、とても美味しかったそれを、児童養護院に住む子供たちみんなにこれを食べさせたいと語っている。
なお、同話にてヒメノ・ランが食べたいといってギラの話からシェフに作らせたものは全く異なるものとなっており、その時のヤンマ・ガスト、およびヒメノ・ランの対応から少なくとも『ンコソパ』、『イシャバーナ』で一般的に知られている食べ物ではないようだ。そのシーンの後にはゴッカンの国王リタがそのやり取りを眺めていたシーンが意味深に映っているのも興味深い。
シュゴッダム王家由来の食べ物?
3話での食事シーンを見ていると、ギラはテーブルマナーができている点が強調されており、また同話でのレインボージュルリラの回想を見ると、よい環境で幼少期を過ごしていたことがうかがえる。
また、4話でのリタがシュゴッダムの厨房を調べていたことも含めて考えると、レインボージュルリラは、シュゴッダム以外の4国には伝わっていないシュゴッダム王家伝統の食べ物ではないかということが推測できる。そうなると幼少期にそれを食べていた『ギラ』はシュゴッダム王家と何らかの関係があるのではないかと予想も出てくる。
ギラ自身、なぜかゴッドクワガタを起動できた件など、謎が多いこともあり、王家と関係があるというのはありそうな話である。
バグナラクに関連あり?
こちらはかなり推論よりの話だが、地底帝国バグナラクに関連するのではないか?という予想もある。
これは3話『我がままをささぐ』6分30秒ごろのバグナラクサイドのやり取りにて語られてた、バグナラクの怪人は巨大化に何かを食べる必要があるという点と、なぜかその食べ物自体は明示されず伏せられているという点から語られている話である。つまり、何かその巨大化に必要な食べ物に何か秘密があり、同じ食べ物で、作品上隠された意味を持っていそうな『レインボージュルリラ』こそが、怪人が巨大化するために必要な食べ物なのではないか?という話である。
なお、正直4話時点では証拠といえるものは一切なく、そうだったら面白そうだなといったたぐいの話でもある。
5話『冬の王来たる』でレインボージュルリラの謎は明かされるのか?
5話『冬の王来たる』では、いよいよリタによる裁判が行われる。リタがシュゴッダムの厨房での調査で何かを見つけていれば、シュゴッダム関連の説が強まり、逆に何も見つけられていない場合は、いよいよレインボージュルリラとは何なのか?という謎が深まる。そうなれば、ギラは何者なのか?もしかしたらバグナラクに関係しているのかという説も盛り上がるかもしれない。
主人公でありながら謎も多い『ギラ』のルーツに関連する食べ物ということで気になる要素の多い『レインボージュルリラ』、5話のリタによるギラの裁判でその正体が判明するのか非常に気になるところです。
コメント