2023年7月24日配信開始、週刊少年ジャンプ2023年34号で掲載されている各漫画の感想記事です。色々思ったことをつらつらと書いていきます、最新話のネタバレもあるので注意してください。
アスミカケル
前回反撃を仕掛けたけれども、やはり兄は強かった。結局ほぼ完敗といった感じでしたが、短かったですが兄にも兄ありなりにじいちゃんに対して思うところがあったというのはよかったと思う。ある意味弟と同じようにつらい目を経験したうえで、家を出て行っていたのですね。
とはいえ、言われていたように兄自体の行動にも問題があることが作中でも少し指摘され、手段を択ばず上を目指すというのが一狼の強さなのかなという気がした。
ある意味武術への触れ合い方と、家族に対するつらい思いは二兎と一狼で同じ部分を持っていた二人でしたが、今後どのように道が分かれるのか気になるところ。
敗北回ながらも、二兎が目指すべき目標が示される話で面白かったです。今後はMMA側での修行というよりは実家の古武術で戦っていくという方向になるのか。
鵺の陰陽師
前回の交流もあり藤野との関係が一気に深まりましたが、むしろ彼女の家の方が問題と示される。そこですぐに、家からも彼女を守れるようにならなきゃとなるあたり、良い主人公。がむしゃらにやってきた成果が出るのが人のためというのもよいパワーアップ回だったと思う。初パワーアップとなりましたが、どの程度の力を得たのか次回が気になる引きでした。
ウィッチウォッチ
唐突に始まる日常回で最初読み飛ばしたか?と混乱しましたが、ぬるっと紛れ込む異物の怖さ。普段ギャグ回をやっているからこそ活かせる話という感じがしました。あいつが混じることでギャグというよりもちょっとしたホラー回みたいで面白かったです。
NIN-JIN
忍者の人参というもうシンプルな言葉遊びのためだけの漫画。割と好きな空気ではありましたが、ネタだけ披露してバーっと終わってしまった感じで物足りない。もしかしたら、スタートダッシュ漫画賞というのが、この漫画のような面白そうな書き出しまで描くみたいな企画だったのかな。
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