DRAGONBALL SUPER CARDGAME FUSION WORLD
2023年8月4日にティザーPVが公開された、2024年に発売、サービス開始を予定しているドラゴンボールを題材としたTCG及びDCG。どんなルールなのか気になったので調べてみました。
カード自体の詳細や発売時期については以下の記事でまとめています。
FUSION WORLDのチュートリアルなどは8月10日時点で公開されていませんが、海外で展開されたドラゴンボールTCGでは、販売開始時にあたる4年前に英語でのチュートリアル動画が公開されています。
FUSION WORLDのものと、カードの種類や配置については同じようなので、基本的にはこのルールとなりそうです。カードの性能やイラストなど、細かい部分は変わっているかもしれませんが、こちらの動画から遊び方を確認してみました。
日本語動画も公開されていましたので差し替え。
使用するカード
カードには色があり、使用する際には、エナジーエリアにセットしたカードの色を含む必要がある。
エナジーはデュエルマスターズで言うところのマナのようなシステムで、毎ターンカードを1枚エナジーゾーンに置くことができ、それをレスト(タップ)状態にすることでコストとして使用する。
カードには、赤、青、緑、黄、黒の5色があり、海外TCGでは、複数の色を含むカードも存在しているようです。
リーダーカード
ゲーム開始時に最初から場に用意しておくカード。このカードがバトルで負けるとライフを失っていく。プレイヤーの体力が低くなると裏返し性能が強化される覚醒システムがある。
バトルカード
ユニット的なカード、バトルエリアに召喚して相手のリーダーカードや、バトルカードと戦わせていく。また後述するコンボシステム用に使用することが可能で、戦闘するカードをその戦闘の間強化するカードとして利用することも可能なようです。
カード左上にはコストがかかれており、エナジーと色の指定がある。色については、その色のエナジーを何個使用するかの指定まであるので、色が含まれていればよいというわけではなさそうです。
コストの下には、使用する際のコストと色の指定、少し下にコンボシステムに使用する際の強化値とコストが書かれています。
エクストラカード
使い捨てとなるスペルカードのようなもの。様々な効果があり、相手の攻撃に合わせて使用することが可能。
デッキ
- リーダーカード1枚
- バトルカードおよびエクストラカード 50~60枚
同じカードは4枚まで入れることが可能。
TCGチュートリアル動画では、デッキはリーダーカード1枚と、バトルカード及びエクストラカード50枚で構築となっていますが、フュージョンワールドの公式サイトを見るとバトルカードおよびエクストラカードについては、50~60枚と表記されており、フュージョンワールドでは、デッキ枚数も+10枚までプレイヤー毎に選択できるようです。
ゲームの流れ
ゲームの準備
フィールドにリーダーカードを配置。
6枚のカードを手札としてドロー。最初の手札は一度だけマリガンが可能。好きな枚数デッキに戻して引き直すことができる。
その後、ライフとして、8枚のカードをデッキの上から裏向きのまま並べる。
カードの状態
場にあるカードは『アクティブモード』と、『レストモード』の状態にすることができる。何かしらの行動を終えた後、横にすることをレストモードと呼ぶ。
ゲームの流れ
- チャージフェーズ
- メインフェーズ
- エンドフェーズ
以上の三つのフェーズを1ターンとして、ターンが終了すると相手のターンとなる。相手のライフを0になるまで削り切れば勝ち。
1.チャージフェーズ
チャージフェーズでできること
- レストモード(タップ状態)のカードをアクティブモード(アンタップ)に戻す。
- カードを一枚ドローする(先行1ターン目の場合はスキップされる)
- 手札のカードを一枚エナジーエリアに出すことができる。
エナジーエリアのカードはデュエルマスターズで言うところのマナのようなもので、逆さ向きに配置する。メインフェイズではこのカードをレスト状態にすることでコストにすることが可能。
2.メインフェーズ
メインフェーズでできること
- バトルカードをバトルエリアに出す。
- アクティブカードのスキルを使用する
- リーダーカードを覚醒させる
- バトル
- エンドフェーズに移行する
バトルカードをバトルエリアに出す
バトルカードをバトルエリアに出す際には、カード左上に書かれたコストの分だけエナジーエリアのカードをレスト状態にする必要がある。
色の概念もあるため、同じ色のエナジーを含む必要あり。
バトル
バトルエリアのカード、もしくはリーダーカードをレストモードにすることで、相手のカードに攻撃が可能。
攻撃対象にできるのは相手のリーダーカードもしくは、レスト状態の相手のバトルカード。
最初のターンプレイヤーは攻撃することはできない。
バトルの流れ
1.オフェンスステップ
攻撃側のプレイヤーが、アクティブスキル、コンボ、リーダーの覚醒が可能。
2.ディフェンスステップ
攻撃を受けた側のプレイヤーが、アクティブスキル、コンボ、リーダーの覚醒に加え、発動タイミング:カウンターアタックがついたカードの使用が可能。
3.ダメージステップ
オフェンスステップと、ディフェンスステップで増減したパワーを比較する。
パワーの比較は、攻撃側のパワーが防御側のカードのパワーより低くなければ勝利となる。そのため、パワーが同じ値の場合は攻撃側の勝ちとなる。
なお、攻撃側がバトルに負けた場合は攻撃側のライフが削れたり、攻撃したバトルカードが破壊されることはない。
リーダーカードへのバトルに勝った場合
リーダーカードへのバトルの場合、バトルに勝つと相手のライフを減らす。
ライフを削られたプレイヤーはライフゾーンのカードを一枚手札に加える。
バトルカードへのバトルに勝った場合
バトルカードへの攻撃の場合は、負けたバトルカードがドロップエリアに送られる。ライフへのダメージはない。
コンボシステム
バトル時にバトルカードを使うことで、バトルの間パワーを上げることができるシステム。コンボには、手札にあるバトルカードの他にも、バトルエリアにあるアクティブ状態のバトルカードも使用できる。
コンボに関連するカードのステータスは、カード左側にコスト+追加パワーといった感じで書かれており、コンボを使用する場合にはエナジーカードをコストの分だけレストモードにする必要がある。
コンボに使ったカードは、そのバトルが終わるとドロップエリアに送られる。バトルエリアのカードをコンボに使用した場合もドロップエリアに送られる。
確認できたカードの効果
ブロッカー
相手からの攻撃時にレストモードにすることで、攻撃対象をこのカードに変更できる。
ダブルストライク
リーダーカードとのバトルに勝利した場合、相手のライフを2削る。3削るトリプルストライクも存在する。
進化
バトルカードの上に重ねて場に出すことで、通常よりも低いコストで場に出せるバトルカード。進化元のカードの種類の指定がある(ゴールデンフリーザであればフリーザ)。通常のコストを払って場に出すことも可能。進化時に発動する効果を持っていることもある。
クリティカル
リーダーへダメージを与えた場合、相手のライフカードを手札に入れず、直接ドロップエリアに送る。
デュアルアタック
1ターンに一度、攻撃した後にアクティブモードに戻せる。二回攻撃が可能。
今後追加されるかもしれないカード
現在、リーダーカード、バトルカード、エクストラカードの三種類がカードの種類となっていますが、海外TCGでは、場に出してマーカーを乗せることで永続的に効果を発揮する『ユニゾンカード』といったカードも発売されているようです。
さらに現在はZデッキなる追加カードエリアもあり、ゼンカイカードなるものも追加されているようです。
動画を見ていると、リーダーカードには、『ギニュー特戦隊』や『ドラゴンボール』、『破壊神ビルス』なども存在する様子。最新弾のカードでは、映画『ドラゴンボール超 スーパーヒーロー』に登場した『孫悟飯:ビースト』などのカードもあるようです。
このあたりのカードやシステムは、現在『FUSION WORLD』で公開されている情報には存在しないので発売されるかは不明ですが、今後追加される新システム・新カードとなるかもしれません。
海外公式サイトにはカードリストや、より詳細なルール解説、キーワード効果解説もあるので気になる方は見てみるといいかもしれません。
まとめ
コンボシステムにより、手札の消費が激しそうですが、覚醒時の効果などを見るに、相応にドローする手段もある様子です。相手に手札がある状態だと、パワーを上げてくる可能性があるため、そのあたりを配慮したプレイが必要になりそう。
覚醒システムは、裏面カードが見えないのである程度リーダーカードの性能については知っておいた方がよさそうです。覚醒後の効果の確認も試合中にできるのかもしれませんが。
デッキ切れによるデッキデスが存在するのかは確認できませんでした。
なお、この記事は海外版TCG『DRAGONBALL SUPER CARDGAME』の情報なので、『FUSION WORLD』では異なる可能性があります。注意してください。
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