こちらの記事は、新アニポケ44話の感想記事です。最新話のネタバレになる内容も含まれるので未試聴の方はご注意を。
第44話「レックウザ捕獲計画」
怪しい塔
先日のナミイルカのいる島から見えた怪しい塔を調査するフリード。周囲にはレアコイルやオーベムが飛び回り、ブラッキーを連れたスピネルの姿も発見。
ここが拠点で間違いなさそうですが、改めて思うとあれだけ姿を隠して動こうとするスピネルの行動としてはうかつすぎる部分が多く、最初から誘い込むつもりだったのがよくわかる。
改めてスピネルの写真をリコロイに見せた際に、フリードがやはりエクスプローラーズか、と言っていたのが気になりましたが、そういえば、フリードはスピネルと戦いはしたものの、対面はしていなかったんですね。
敵の目的が黒いレックウザという事はサンゴの話で分かっており、何やらおびき出していることは予想ができる、機械ならキャップが電撃で破壊、さらにドットもどんなシステムでもダウンさせて見せるとちょっと物騒なことを言っていましたが、塔にある装置の破壊に向けて各々動き出すことに。
塔
この塔が立っている島、元から人のいない島らしく、そこに住むポケモンたちもあまり人を気にせず動き回っている。静かに忍び込もうという話の中で、ふらりと飛んできたビークインにびっくりして声を上げてしまうホゲータがかわいい。ついでにいつものように勢いよく「ピカチュウ!」と意気込んだキャップも叱られていてちょっと笑ってしまう。
かくして、塔まではあっさりとたどり着き、その扉には鍵もない。何やら怪しい感じを見せる塔に一人はいるフリード。怪しい塔に先行して入る際に、リコとロイに声をかけようとしながらも、最終的にランドウに頼んだぞというのは、まだまだ二人は子供、導いてくれる人が必要という事なのかもしれません。
簡単に開いた扉は案の定罠、中に待ち構えていたスピネルは、扉をロック。一番厄介なフリードをこの場に閉じ込めるという狙いでした。そもそも、サンゴが情報を漏らすことまで織り込み済みの計画。更にはリザードンが飛び回れず、テラスタルも使いにくい狭さを利用した屋内でのバトルと、これまでの戦いを分析したフリードへの対抗策も立ててくる。相変わらずやることが非常にねちっこいです。
このあたりのキャップとブラッキーのバトル、暗い中でのバトルということで、ブラッキーの黄色い部分が光っていてきれいでした。普段明るいところばかりで、なかなかこういう演出する機会がなさそうなので、ブラッキーの特徴を示すシーンとしても機能していて面白かったです。
そんな、二人のバトルですが、結局のところスピネルは時間稼ぎが目的ということもあり、決定打を出さずにじりじりと受けてくるだけ。しかし、そんな状況でも、イカサマの反動を使って壁に穴をあけ、ボルテッカーで脱出していくのは、流石フリードといった感じでした。
黒いレックウザ
灯台からテラパゴスの出す波動に似せた共振装置を使いレックウザをおびき出すというのが、エクスプローラーズの本命の作戦でした。共振装置により混乱したレックウザを幹部三人がかりで狙う。きちんとオニゴーリのこおりタイプを有効に活用した戦いでじりじりと押していく三人。
逆にその共振装置を使ったことで、テラパゴスに方向をつかまれ、リコとロイが向かう事になる。二人の陽動と、ハイパーボールを直に抑えた久々登場回カイデンの頑張りにより、ゲットは失敗。さらに、ぐるみんのまま飛び降りたドットが、直に装置を停止させることにも成功。着ぐるみを着ていたとはいえ、かなりの高さから飛び降りたように見えましたが、なかなかすごい材質です。
予告にいたナンジャモは、本当に偶然黒いレックウザ登場の近くで配信をしようとしていただけといった感じでファンサービス的な登場でした。
りゅうせいぐんを降らせる黒いレックウザ、それに怒ったサンゴのオニゴーリ自爆により吹き飛ぶレックウザに、ブレイブアサギ号が直撃。
4月からの新シリーズで学園に通っているのは、船自体が動かなくなったからという面もあるのかもしれません。
次回『はるか遠くまで』
墜落るする船。黒いレックウザに対して、リコ・ロイ・ドット三人で挑む様子。素直にこのままゲットとはならないでしょうが、何か爪痕を残せるか。
さらにそこにやってくるアメジオとリコがバトルとなりそうな感じ。予告ではいよいよニャオハがニャローテに進化となりそうです。ある意味、1話より続く、リコとアメジオの因縁、果たしてリコの成長はどれほどか、気になるところです。
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