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魔のサードアイと天津飯 ドラゴンボールDAIMA 1話『インボウ』感想・考察

アニメ
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2024年10月より放送開始した、原作・ストーリー・キャラクターデザイン:鳥山 明、監督:八島善孝による、ドラゴンボールDAIMA1話『インボウ』の感想記事です。最新話のネタバレになる内容も含まれるので未試聴の方は注意してください。

第1話「インボウ」

明かされる大魔界の設定

ゴマーとデゲスと呼ばれる大魔界のキャラクターである二人が、魔人ブウ編をモニターで眺めながらリアクションを取り続けることで、本作の世界観を紹介するといったお話冒頭に結構な時間差し込むなかなか大胆な1話。

界王神様と同じ顔をしているデゲス、クールなキャラ化と思いきや直にメモを取っていたり割とリアクションが可愛い系だったり、いざ動いてみるとコミカルな面も出してくるのは結構界王神と似ているなという印象を受けました。ただ、今回の話は、どちらかというと、プロローグ的なもので次回からが本編スタートかなと思わせてくるエピソードでもありました。

今回明かされたのは、大魔界に絡んだ設定。これまでのドラゴンボールの要素ともつながりが大きいもので、魔人ブウの復活を狙ったバビディや、洗脳されその配下であったダーブラなんかもこの大魔界からの出身であったことが語られる。更に、ドラゴンボールの世界で耳が尖ったものは皆大魔界にルーツがあるようで、界王神や、ナメック星人なんかにも繋がりがあることが示される。その中でも、新キャラクターのデゲスは、界王神であるシンの弟であることが明かされたのはかなりのサプライズ。更にその姉であるドクターアリンスが登場するなど、色々と新たな設定が詰め込まれていました。

シンの兄弟の話については少し唐突感もありましたが、界王は木の実から生まれるという設定があり、悪い心を持った界王の種族は魔界に送られるとのことなので、そのあたりが反映されているのかもしれません。

小さくされた悟空たち

そもそもダーブラは大魔界の王であり、バビディはその王の座を狙うために魔人ブウを復活させその王の座を狙おうとしていたのではないかと語られ、今回その二人が死んだことでゴマーが大魔界王の王になることが決定。

それ自体は喜ばしい事ですが、魔人ブウを倒した孫悟空たちが次は自分たちに危害を成すのではないかと警戒。地球のドラゴンボールの願いにより、子供にして無力化してしまおうというのが今回のエピソードでした。ドラゴンボールの願いで子供になる設定なんかはどことなくドラゴンボールGTを思い出しますが、ちょっとしたオマージュ的な要素もあるのかもしれません。

元から小さい悟天やトランクスにはあまり影響がないのでは、と思ってしまいますが、元から子供は赤ちゃんまで戻されてしまう条件での願いとなっており、どこかで元に戻るという事がなければ作中での活躍は難しそうなのがちょっと残念。更に、ゴマー達が恐れていた魔人ブウなんかは子供の何もないように思えますが、どのように対処されるのかもちょっと気になりますね。

大魔界のドラゴンボール

デゲス達の会話の中では、「ここのドラゴンボールは7つなのか」、といったセリフがありナメック星のドラゴンボールと比較しているにしても、数で驚くのはなぜなのかと思ったのですが、何やら大魔界にもドラゴンボールがある様子。

チラッと見えた感じでは、すごく巨大なドラゴンボールで、3つのボールが作られている様子。大魔界にはそれを作ったナメック人が残っており、地球のドラゴンボールの休眠状態を解除したり一気にボールを集めたりとなかなかの力を発揮していました。

しかし、そもそも大魔界のドラゴンボールには、玉神様なる守護がついているとのことで、ナメック人もドラゴンボールを悪用させないように作ったことがわかる。更に、ナメック人は第7宇宙のナメック星へ移住し残ったのは一人だったことを考えると、そのあたり過去に移住しなければならないような話があったのかなとも思わせてきます。

ナメック人がナメック星に来る前の話だったようですし、もしかすると大魔界のドラゴンボールは、ナメック人の手により作られた初めてのドラゴンボールという可能性もありそうで、このあたりも深く本編に絡んでくるのかも。

そういえば、悟空たちが地球から大魔界へ行くというのも、もしかすると大魔界のドラゴンボールに元の姿に戻れるよう願いをかなえてもらうためという事なのかもしれません。そもそも、地球のドラゴンボールをもう一度集めれば願いは叶いそうですが、単に1年待つことができないのか、はたまた地球のドラゴンボールに何か問題が起きるのか、このあたりも次回明かされそうでちょっと気になるところです。

天津飯と魔のサードアイ

地球のドラゴンボールへの願いでゴマーが叶えようとしている願いは、『魔人ブウを倒したものと、その仲間たちを小学1年生の年齢にしてしまうこと。』、『魔のサードアイと呼ばれるダーブラの父が持っていた力を与える3つ目の目を手に入れること』、『そして、デゲスが叶えたいとされているもう一つの未定の願い』の三つ。

その中のサードアイという第3の目という設定を見ていると、どうしても頭に浮かんでくるのは天津飯。特に語られることもなく、当たり前のように存在していた彼の額の三つ目の目は結構本作でも重要な設定となるのかも。ただ、天津飯自体は耳が尖っているわけではないので、魔族であるというわけではなさそうですが、何やら非常に意味深。

そんな彼は、今回のパーティー会場にはいなかったようですが、三つ目の目を持つ彼が意外と重要なポジションになってくる可能性もあるのかもしれません。

ドラゴンボール超とはつながるのか?

今回の話では、ワープ様を通じてゴマー一行が地球のドラゴンボールへ来る最中に、どの宇宙へ行くのか?という問いかけが行われ、その中で第7宇宙の名前が上がる。このあたりの設定は、ドラゴンボール超以降のお話にも絡んでくるものとなっており、世界観的に他の宇宙が存在するのは共通の設定となっており、派内を繋げようと思えば十分繋がりそう。

ただ、界王神とキビトのポタラによる合体に関しては、少し設定が変わっているようで、超ではポルンガの願いによって解除してもらったとのことですが、こちらではブウの体内でベジットの合体解除と同様の方法で解除してもらったと、少し差が発生。とはいえ、話の都合で細かい部分が変わることはあるようなので、単にこれだけで話がつながらないとは言い切れなさそうではあります。

そういえば、ドラゴンボールDAIMAは、ブウ編が終わった直後の時系列という事なので、悟飯がハイスクールに通っている時期というなかなか珍しい時系列のお話という事ちょっと面白そう。そのあたりの描写があるのかは、わかりませんが、次回小さくなった悟飯やビーデルさんなんかも見れるのかとちょっと楽しみです。

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