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爆上戦隊ブンブンジャー39話感想・考察『悲鳴の星』

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ブンブンジャー39話悲鳴の星感想 エンタメ
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2024年3月3日より放送開始したスーパー戦隊シリーズの第48作目の作品『爆上戦隊ブンブンジャー』。監督:中澤祥次郎、プロデューサー:久慈麗人による作品。様々な惑星を襲う『ハシリヤン』と、気分ブンブンで爆上るヒーローとの戦いを描く。

この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。

39話感想『悲鳴の星』

最終章スタート

ここ数話は以前Xにてファイナルラップと称された展開が始まっていましたがでしたが、その生でも今回はいよいよ最終章スタートというのを強く実感させるお話でした。

サンシータ―の元へ訪れる、グランツリスク。歴代隊長が倒されてもなお戦う姿勢は、スピンドー様が好きな生き様などと言っていましたが、今回のスピンドーの言動を見ていると全くそんなことを思っているようには見えませんし、駒を煽てて働かせようとしているだけという感じに見えますが、まだグランツリスクがどのようなキャラなのかははっきりと見えていないこともあり、その本心は不明。意外と本気でそう思っていそうにも見えるキャラクターなのが悩ましいですが、そのあたりは今後明らかになりそうです。

そんなグランツリスク、イグニッションキーと共に早速渡してきたのは、スポンジ。てっきり、スピンドー様の機嫌を損ねないようにきれいに掃除しておけ、という事なのかと思いきや、単にこれで苦魔獣を作れと言うだけでした。改めて思うと、当たり前の展開なのですが、基本ギャグなノリのサンシータ―相手にあれを投げつけられるとどうしても掃除しろと言うニュアンスにとらえてしまいます。

そんなこんなで生まれたスポンジの苦魔獣。何やら泡を使って全てを滑らせるという能力。非常に苦戦する中、いつものお困りの様だねぇで玄蕃さんが登場。鎖を使って解決……かと思いきやまさかの鎖すらも滑らせるという厄介さ。改めて思うと、これまでほぼ無敵だったお困りの様だねぇを破った時点でかなりの強敵だと気づくべきだったのかもしれませんが、ふざけた言動にすっかり騙されていました。

滑るだけでも厄介な苦魔獣、更にはスポンジの吸い取る特性を生かしブンブンジャーを一人ずつ吸っていくというえげつない展開を見せてくる。そして、一人残された大也の元に、グランツリスクに加え、ワルイドスピンドーまで現れるという絶望的な展開。ブンブンチェンジャーも破壊され、大也達の夢であるビッグバングランプリすらも自分が仕切り、八百長すら行っていることを示すスピンドー。

伝えたいことを伝え、変身も出来ない大也に対して、苦魔獣を残して去っていくスピンドー。絶望的な状況でしたが、そこに調さんが生身でブンブンカーに乗って立ち向かう事で苦魔獣から仲間の救助に成功。頭にタイヤだけついているという、なかなか奇妙な見た目となっていましたが、無事仲間を取り戻し勝利することができました。

今回、BBGがスピンドーの手に落ちているという事が明らかになったのは、本作の最後の戦いがBBGになることを予感させる展開。ハシリヤンの手の内にあるBBG、八百長・妨害何でもありな不利なレースでブンブンジャーが勝利をおさめ、スピンドーとの決着をつけることなんて展開が待っているのかもしれません。

ISAとワルイドスピンドー

これまでも色々と怪しさ全開だった常槍本部長とISA、わかっていた事ではありましたが、今回はっきりとそのつながりが描かれる。

ブンブンジャーとのつながりが深い調さんには情報を隠したまま、スピンドーを迎え入れる常槍本部長。しかし、常槍本部長にだけ話していたBBGの件が、スピンドーに伝わっていたことから、調さんの疑念は革新へと変わり今回の行動につながっていきました。

常槍本部長的には、ブンブンキラーロボの量産も済んでおり、ハシリヤンを御せると思っている様子ですが、果たして素直に行くとは思えず、何やらよくない展開が待っていそうです。

そのあたりの話に関連すると気になるのは、内藤雷太が今後大也に対してどのような影響を与えるのかという所。大也にとっては、一番大きな試練となりそうな展開ですが、既に新たな夢に向かって走り出している大也、師匠の裏切りに対してどのような反応を見せるのか気になるところです。

次回40話 測れない男

シリアス目なお話だった今回に対して、次回はちょっと緩い感じのお話となりそう。恥ずかしい数字で苦しめ、とのことで人の頭の上に様々な数字を浮かべさせ、それを他人に見せることでギャーソリンを生むといった感じの苦魔獣が登場。

本筋的には、ブンブンジャー推しの子供が錠に弟子入りとのことで、錠メインのお話となるようです。

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