こちらの記事は、新アニポケ79話の感想記事です。最新話のネタバレになる内容も含まれるので未試聴の方はご注意を。
第79話「オーバー・ザ・トップ」
パルデアの大穴へ入るための試験
冒頭からオモダカとのバトルから始まった今回の話、パルデアの大穴に行く資格を示すために、リコ達3人とオモダカとのバトルが描かれることになりました。
以前の話からも何となく推測できていましたが、今回改めて過去に会ったパルデアの大穴での事件やそれが既に解決済みとゲームでの出来事が終了済みであることが触れられる。パラドックスポケモンという名称もきちんと触れられ、大穴の中の調査も進んでいる様子。そして、チャンピオンに挑む前のチリちゃんの面接っぽいシーンなんかもわざわざやってくれており、ゲームを知っている人にはうれしい演出も挟まれました。
他の四天王の面々に加え、ボタンまで姿を見せており、なかなか豪華な面子に見守られながらのオモダカとのバトルになりました。
トップとのバトル
オモダカVSリコ・ロイ・ドットということで、3VS1のバトルなのかと思いきや、オモダカはキラフロルに加えキラーメ2体を並べての実質トリプルバトル。
誰相手でも全力で相手をするとのことでしたが、容赦のない戦い方を徹底。マジカルシャインによる目くらましで遠目の攻撃を防ぎつつ、キラーメ二体による遠距離攻撃、接近戦にはニードルガードでカウンター、さらに一撃ふいうちを入れさせることでどくげしょうによるどくびしを周囲にまき、どく状態で時間すらも奪っていく。何とか、周囲のキラーメに対処するも、まさかのおきみやげでステータスまで奪っていくという容赦のなさにちょっと笑ってしまう。
まさに詰み、見ていてもどう対処するのかという状況で、ここにきてリコの勝ちを狙う味方すら騙しきる作戦が炸裂。皆でやけくそな突撃と見せかけつつ、まさかの味方であるホゲータ不意打ちでじだんだの火力を上げ、相手のニードルガードの連発させられない状況に叩き込む。
勝つためには味方すら騙すとなかなか悪いリコといった感じの雰囲気もちらっと出ていましたが、いずれマスカーニャがあくタイプも獲得することを考えると、そのあたりも意識してといった感じなのかもしれません。
とはいえ、そのじだんだですらトップのキラフロルは倒しきれず、そのまま持久戦に持ち込めばトップの勝ちという状況。しかし、トップが自ら最後の最後でテラスタルでの大技勝負に持ち込むというのは、単に勝ちだけを狙うわけではなく、どこか熱い部分もあるのだなと思わせてきてなかなか良い感じでした。
結果的には、追い詰められたリコのニャローテがしんりょくを発動させ、いわのテラスタルである弱点をつけたことも重なり勝利。しかし、おきみやげでステータスが下がっているとはいえ、3匹同時のテラスタルのうち2匹分は打ち倒したテラバーストと、オモダカの格を保ちつつリコ達の実力はしっかり見せる展開でよかったと思います。
今回パルデアの大穴入りは、あくまで実力を見せればよいという話だったで、これまでのように負けてしまうけど実力は認める、という展開で来るのかなと思っていましたが、きっちりリコ達の勝利で話が進むというのは、彼女たちの実力の高まりを感じさせるお話でした。
次回『エリアゼロでオニイケポケモン!?』
ライジングボルテッカーズがエリアゼロ入りとのことで、その監視のためにサンゴとオニキスが向かうことに。次回予告では、パラドックスポケモンたちに振り回されるロイたちの姿もありましたが、ナレーションはサンゴの絵描き歌。
さらには、サンゴとサケブシッポの遭遇のシーンなんかもあり、ここにきてまさかのサンゴ回となるのかもしれません。果たして、サケブシッポはサンゴの手持ちポケモンとなるのか、色々気になるところです。
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