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王様戦隊キングオージャー1~12話の謎・伏線

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エンタメ
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2023年3月5より放送開始した『王様戦隊キングオージャー』。2000年の時を経て地下帝国『バグナラク』と戦うためチキューの国家の国王たちが変身する『キングオージャー』の戦いを描く作品。現在12話まで放送されましたが、その中で未だ解決されていない謎、今後の展開の伏線になりそうなところをまとめました。12話までのシナリオ及び12話時点公開されている商品展開に対するネタバレが含まれるので注意ください。

ギラ・ハスティー

シュゴッダム国王ラクレスの弟と判明し、現在は世間的には死んだ者となっているギラ。幼少期にさらわれ、シュゴッダムの保育園にいた彼は、いまだ謎を多く秘めるキャラクターでもあります。

ゴッドクワガタを動かせた理由

まず物語の始まりに起因する話として1話にて、ギラがゴッドクワガタを起動した点が最大の謎として残っています。

ほかのシュゴッドは動いているのに、なぜゴッドクワガタのみが風化して動かなくなっていたのかは不明。ンコソバの技術で操縦可能になっていますが、2話でのヤンマ・ガストの話を聞くに、そもそも動くはずのなかったものが動いている様子。

なぜシュゴッドと意思疎通できる?

ギラが作中人物の中で唯一持っている特異な力として、シュゴッドと意思疎通できることが挙げられます。バグナラク皇帝デズナラク8世すらも認めるその力、果たしてなぜギラにそんな力が宿っているのか。

※ヒメノ・ランもすこピとカブタンへの恋を理解してあげていましたが、あれはあくまでボディーラングエージというか態度からの判断といった感じでギラの会話できる力とはまた違う女子力のなせる業といった感じがあります。

あるべき場所にないゴッドクワガタのシュゴッドソウル

さらにもう一点ギラに関連した謎として、ゴッドクワガタのシュゴッドソウルが挙げられます。

シュゴッドソウルは、シュゴッドの魂ともいえる存在の様で、琥珀のような石の形をしています。ゴッドスコーピオン関連の話を見ているとわかりやすいです。

各シュゴッドには、コックピットのような操作システムの上部に、シュゴッドソウルがはめ込まれています。しかし、ゴッドクワガタのみ他のシュゴッドのシュゴッドソウルがはめられている場所にシュゴッドソウルがないのです。つまり、シュゴッドソウルがないのに動いているという不可思議な状態となっているのです。

12話では、バグナラクにとらえられた三大守護神のシュゴッドソウルが抜け、体が風化したような姿になっています。改めて思うと一話のゴッドクワガタもこの状態だったように思えます。

改めてゴッドクワガタが起動する1話(17:25頃)のシーンでは、おそらくゴッドクワガタのシュゴッドソウルがシュゴッダム王座のあたり?から輝きゴッドクワガタが復活しています。

果たしてゴッドクワガタのシュゴッドソウルはどこにあるのか。12話まで一切触れられることのない大きな謎です。

ラクレス・ハスティー

シュゴッダムの国王にしてギラの兄であることが判明したキャラクター。8話『王と王子の決闘裁判』では、オージャカリバーZEROにより、オオクワガタオージャーに変身。スピンオフ『ラクレス王の秘密』では、キングオージャーZERO及び、オージャカリバーZEROの秘話が語られました。

15年前ギラと別れた時との態度の違い

レインボージュルリラに関連した回想ではギラに対して、優しげな兄として接するラクレスの姿がありました。今のラクレスの印象とはかなり異なる様子ですが、なぜここまで変わってしまったのか。

国を守るための決意なのか、ギラが誘拐されたからなのか、それとも何かほかに理由があるのか。未だ内面を推し量れないラクレスが本当は何を思っているのか気になるところです。

決闘裁判の際にギラをわざと生かした?

決闘裁判にて敗北したギラ。崖下に落ちてしまいましがた何とか生きていました。この時、ヒメノよりラクレスの攻撃が急所を外していたことが悪運が強いと語られましたが、ギラは疑問を持っていた様子。悪運が強かったのではなく、わざと生かされたのではないかという疑問。あえて生かしたのならば、弟だから生かしたのか、何か他にも理由があるのか、気になるところです。

ラクレス王の秘密にて語るキングオージャーZERO

本編では、突然登場したキングオージャーZEROですが、スピンオフ『ラクレス王の秘密』にてその登場までの秘話が描かれています。第一話では、キングオージャーZEROの“修復”が完了と語られています。この修復については、ハスティー家”数十年”の悲願とのことで、2000年前にバグナラクと戦ったレジェンドキングオージャーとは時期も違うようで、なにがあり動かなくなっていたのか、そもそも何故つくられたのか謎が深まります。

ジェラミー・ブラシエリ

第11話『怪奇!クモ仮面の男』にて登場し、第12話『6人目の王様』でスパイダークモノスに変身した新キャラクター。2000年前の戦いの歴史、隠された6人の王が、バグナラクの女性なした子供。つまりバグナラクと人間のハーフというルーツを持っています。バグナラクと人間、全てを統べる王になることを目標として動き始めた彼は今後どう動くのか?

毎話冒頭ナレーションを語るナレーターを務めていたのも彼という事が判明。物語の書き手として行間を読ませようとする一癖あるキャラクターです。

他の狭間のもの

ラクレス王の秘密にて登場した『ベダリア』もバグナラクの姿と人の姿を両方持っているキャラクターでした。また神の怒り事件にて登場した黒服の男も、どこかジェラミーとの関連を疑わせます。なお、黒服の男は口元が映っているため当時封印のクモ仮面をしていたはずのジェラミーとは別人のようです。

またジェラミーの両親が逃げた先は、ゴッカンのような冬国のようなところでした。もしかしたら既存のキャラクターたちの中にも狭間のものは存在するのかも?

今後の商品展開からの考察(ネタバレ注意)

今後商品展開が決定している、スパイダークモノスのロボに当たるタランチュラナイトに関連して、ガーディアンシケイダーという名称のセミのシュゴッドの販売が決定しています。

セミのシュゴッドというと、神の怒り事件にてイシャバーナに大量に襲来しており、神の怒り事件と関係があるはずのシュゴッド。それがなぜ、ジェラミーに協力しているのか。また商品名も地底ガーディアンセットとなっており、地底帝国バグナラクに関連するシュゴッドなのか、もしくは地底に狭間の者たちがいるのか?など謎が深まる存在となっています。

カメジムとボシマール

バグナラクの宰相『カメジム』と、シュゴッダムの知将『ボシマール』この二人には、仕草が似ている点や怪しいところが多数あります。そちらについては以下の記事でまとめてあります。

レインボージュルリラ

ギラが唯一記憶に残っていた食べ物で、ギラとラクレスを結ぶ一つのキーワードでもあります。昔一度だけ、シュゴッダム王家にて提供されたことが記されており詳細は不明。

その色合いはシュゴッドソウルとも似た色をしており、ゴッドクワガタの消えているシュゴッドソウルとも何らかの関係があるのかもしれません。

バグナラクが巨大化するために必要な食べ物にも関係?

こちらは妄想にに近い話ですが、3話にてバグナラクの怪人『フンジーム』は出撃前に「俺が奴らを汚し尽くしてやる……アレを食わせろ…」というセリフがあり巨大化の際に何かの食べ物を食べているシーンがありました。その後、実際巨大化の際に食べているシーン、キラキラと輝いている。その色合いはどこかレインボージュルリラを想像させます。

巨大化の際に食べているシーンも登場、

15年前の神の怒り 7話

7話『神の怒り』では、ヒメノ・ランの過去、15年前イシャバーナと先代国王を襲った悲劇が語られました。(8分54秒頃)

ヒメノ・ランの両親を襲った男は一体何者なのか、なぜ、サソリに似た毒を持っていたのか、大量のセミ・シュゴッドはなぜイシャバーナを襲ったのか。世間的には、あくまで自然災害とされていますが、何やら大きな裏が隠されていそうです。

神の怒りにて送られなかった救援 8話

5分ごろヒメノにより語られたセミシュゴッドによるイシャバーナへの襲撃神の怒り事件、当時それに対応できたのは、シュゴッダムのシュゴッドだけだったとのことです。しかし、救援は送られてこなかった。ヒメノのラクレスへの不信感の元はここにあるようですが果たしてなぜ救援が送られなかったのか。

ギラ誘拐と神の怒り事件 8話 王と王子の決闘裁判

8話7分30秒頃、リタの口からギラ誘拐に関しても神の怒り事件と同じ年、15年前であることが明らかになっています。さらに誘拐の状況を知っているのも、『ラクレス』と『ボシマール』だけとのことで、何やら裏があるのかもしれません。

このヒメノが神の怒りについて語るシーンと、7分20秒頃のリタがギラ誘拐を問いただすシーンも、15年前というワードを挟んで切り替えており、これら二つには何か関係があることが示唆されているのかもしれません。

2000年前の伝承の謎

2000年前の伝承が記された石碑には明らかにキングオージャーと三大守護神以外の存在が描かれています。三大守護神の中央にいる紫色のシュゴッド?と、シュゴッダムの城であるコーカサスカブト城に似た何か。ジェラミーがあえて自身の両親の話を過去に残さず行間を読ませようとしたことを考えると、これらにもまだ何か隠された意味がありそうです。

考察というか妄想

狭間のものという存在を考えると、レインボージュルリラ=ゴッドクワガタのシュゴッドソウルに関連したものをギラに食べさせることで、よりシュゴッドに近い存在にしようとした?といったことも考えられますね。

こうやってまとめてみるとギラ関連については、まだまだ謎があえて残されているようで今後の展開が楽しみです。

皆さんも何か気になるところなどありましたら是非コメントにどうぞ。

キングオージャー 毎週日曜9:30放送中

現在11話まで放送中の王様戦隊キングオージャー、これからどんどん盛り上がっていくだろう作品この機会に見てみてはいかがでしょうか。

近年の東映の戦隊や仮面ライダーは、TTFC(東映特撮ファンクラブ)や、Tver、 abema での見逃し配信があり、AmazonPrimeでも水曜日に最新話が追加されています。あとから追いかけて見やすい作品となっています。この機会に見て見られてはいかがでしょうか?

なおTwitchやAmazonPrimeのウォッチパーティー機能にも対応しているため、会員同士なら同時視聴も可能。Twitchで普段配信されている方は同時視聴などを企画されてみてもいいかもしれません。

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