2023年夏に放送開始した『好きな子がめがねを忘れた』アニメ 1話「好きな子がめがねを忘れた」の感想文です。原作未読での感想ですが、ネタバレなどもあるので未試聴の方は注意してください。
1話『好きな子がめがねを忘れた』感想
たびたび眼鏡を忘れる三重さん
主人公の小村君は、隣の席の三重さんに恋をしてしまう。いきなりはっきりと宣言しているタイプの主人公で、こちらからの三重さんにドキドキする感じが話の主題といった感じか。特にその眼鏡の奥の瞳を見つめたいという願望が強いようで、眼鏡好きというよりは、三重さんの瞳が好きな様子。
そんな三重さんが、たまたま眼鏡を忘れてきてしまうというのが物語の始まり。当然、突然眼鏡のない三重さんの登場にテンパる小村君。さらにそれだけならともかく、見えないから目つきが悪く、さらにぐっと顔を寄せてくる三重さんにとてもテンパる小村君が愉快。
正直、そのレベルの視力で眼鏡を忘れて大丈夫なのか?と思いましたが、どうやら学校が近かったので何とかなっていた様子。ただ、三重さんと仲のよい生徒の話ぶり的にも、眼鏡を忘れているときはかなり危ない様子。たびたび忘れることもあるようで、小村君は頑張らないといけなさそうです。
教科書見ない派
初眼鏡なしイベントとして訪れたのは、教科書の共有。眼鏡がないので、教科書がどれかわからないという三重さんに、小村君は教科書を指摘してあげようとする。
しかし、カバンの中をのぞくという状況に流石に遠慮してしまったのか、教科書は2冊あるのに教科書を共有するという不可解な提案をする小村君。それは無理があるんじゃないかな、と思っていたら、三重さんもなぜかそれを受け入れてしまい、状況はさらに混迷。
さらに、当然教科書がないので顔を寄せざる負えないという状況に追い込まれまたしてもテンパる小村君が愉快。「教科書見ない派」というわけのわからない言い訳に思わずくすっと笑ってしまいました。
靴の上のカエル
下校時下駄箱で悩んでいる三重さんを見つける小村君。小村君は同じ靴を履いていたので、小村君の靴を履こうとしてぶかぶか。ぶかぶかの靴は可愛いですね。
流石に下駄箱は高さの問題もあるし違えないんじゃないかなと思いましたが、その理由は下駄箱にカエルが乗っていた。そのため、色の違う靴が入っていると思い間違えてしまったとのこと。予想を気軽に超えてきます。
あのサイズのカエルがあそこに後からは入らないだろうし、朝靴を置くときから入っていたのか?それとも、何かしら事故でもあったのかと、さりげなく謎が増えましたがこれに関してはおそらく解決しないので置いときます。
さらにそこから発生する靴紐結びのイベント。思春期まっさかりには刺激が強めのイベントを頑張って乗り切ってますね。
眠りか?授業か?
冒頭からずっとそんなに教科書に顔近づけてたら寝てるのと勘違いされそう、と思っていましたが、まさにその通りのイベントが発生。
しかし、どうやら本当に寝ているらしい。小村君もどうにか教科書を見ているとごまかすが、真実と嘘があべこべ。先生あそこまで近づいたなら流石に寝てると気づくのかと思いきや、まさかのスルー。
さらに寝ぼけて家と間違える三重さんにより、寝ぼけて小村君をお父さんと間違える。寄りかかって二度寝に突入しようとしたところで先生もさすがに気付いた様子。
家で眼鏡を間違えるとか、寝起きに父親が側にいる?とか色々寝ぼけているせいで謎めいた言動をした三重さんでした。家で眼鏡を間違えるのはよくあるのでしょうか。
どうでもいいですが、物理の先生顔が怖い。
感想まとめ
映像はきれいな感じがしますが、常に夕方みたいな色合いなので朝一のシーンなのかちょっとわかりにくい気もしました。3D背景に合わせてぐりぐりカメラが動くようなシーンは面白かったですが、そんなに多用する作品でもなさそう。
ちょっと動きの激しい小村君の反応が過剰かなって気もしましたが楽しかったです。
最後に小村君の顔を覗き込む三重さんは、コンタクトをつけていたのでしっかり小村君の顔が見えていました。それを見ていたら、なんだか今回の話の様々な行動、実は三重さんはわかっていてやっていたんじゃないか?とちょびっと疑問に思ってしまう。本当にそうなのかは続きを見ていけばわかりそうです。
第二話『好きな子に呼び出された』
ある休日三重さんに呼ばれ街に出かけ、とのことでいきなりデート回。学校の中ですら危うい三重さん外で、眼鏡なしはさすがに危なそうですが、小村君の対応力が問われそうです。
原作コミック
2023年7月5日時点では、11巻まで発売中。アニメ見て気になった方は買われてみてはいかがでしょうか。
コメント