2023年7月8日に放送開始した円谷プロダクション、監督田口清隆による製作の2023年の新ウルトラマン『ウルトラマンブレーザー』。第二話『SKaRDを作った男』の感想文です。
最新話のネタバレを含みますので未試聴の方は注意してください。
ウルトラマンブレーザー
世界的な怪獣災害の発生を受けて、世界各国が地球内外の怪獣や地球外生命体に対処すべく1966年に地球防衛隊『GGF(Global Gardian Force)』を設立。
ある夜出現した宇宙怪獣『バサンガ』の出現に対し、ヒルマ・ゲント率いる特殊部隊は、絶体絶命の危機に陥る。その時現れた未確認大型宇宙人『ウルトラマン』と出会う。ウルトラマンブレーザーとなったゲント隊長は新設組織『SKaRD(スカード)』に配属された個性豊かな隊員たちと共に、新たな戦いの日々へと向かうことになる。
2話『SKaRDを作った男』感想
遠い銀河のブレーザー
50m級の宇宙人のコードネーム。遠い銀河のブレーザー。まばゆい光の中からやってきたウルトラマンブレーザーってのはどうでしょうと、自ら提案し正式に採用となりました。
しかし、地球防衛軍的にはまだウルトラマンブレーザーを信じていいか半信半疑といった様子。確かに、前回の戦いぶりを見ていると怪獣と思われてもおかしくはない。それに、やはりあれだけの力を持ったコミュニケーションをとれない生物となると、たまたま助けてくれたように見えただけという可能性も十分ある。こういう対応になるのも仕方ないんだろうなという気がします。
ちょっと気になるのは、その際に何やら頭に浮かんでいた光景。前回、かなり唐突にウルトラマンブレーザーに変身したゲント隊長でしたが、やはり以前何かあった様子。なぜそのことを忘れているのか、果たして何が起きたのか。今後気になるところとなりそうです。
今週の変身の際は、メダルを熱して隊長に使えとアピールしてくれましたが、やはり何らかの意思は働いている様子。このあたりいつかコミュニケーションとれるときが来るんでしょうか。
DXブレーザーブレス 最強なりきりセット
ウルトラマンブレーザーの変身アイテム『ブレーザーブレス』に加え、10種のブレーザーストーンがセットとなった商品。
SKaRD グダグダの仲間集め
特殊怪獣対応分検隊SKaRDの隊長となる辞令を受けたヒルマ・ゲント、事例により集められた4人の隊員へ話をつけに向かう。
ＳKaRDメンバーは厳正されたメンバーとはいえたった4人。
資料を読んでいるゲントの元に突然やってきて椅子に座る女性。明らかに唐突に相席してきた女性に不信感を感じてましたが隊員でしたが、最初の一人目のメンバー『アオベ エミ』でした。
前回のバザンガに打ち込む特殊弾は、本来バザンガの鼻の穴に打ち込むものだった。なぜかそれが、装甲の隙間に二発と情報がずれている。前回失敗したのはそのせいだった様子。
さらに二人目は、副隊長となる、『ナグラ テルアキ』。辞令への署名を始めようとするが、なんかだグダグダ。日付についての話だったり、インク切れていたり、急に書類にサインしてってやり取りがあると実際に起こりそうなグダグダ具合でちょっと笑ってしまう。
三人目は、『ミナミ アンリ』、サインを隊長の背中で書こうとして、背中をペンで刺してしまう。背中刺されてちょっと怒ってるゲント隊長でちょっと笑ってしまう。
最後の一人は、既に開発部隊に引き抜かれており、後日参加かと思いきや、今回の話のラストで合流。
みんなそれぞれ特徴的というか、癖のありそうな感じです。
SKaRDの移動指揮車は、ただのハイエースで低予算感マシマシ。隊長は、チーム内で下の名前で呼び合うのは徹底していましたが、このあたりが前回の特殊部隊の親し気な雰囲気につながっていたのかもしれません。
深海怪獣ゲードス
人が海へのうやまいを失ったため出てきたと漁師に語られる怪獣。コンテナ船を沈めたり、潜水艦部隊を沈めたり、海上部隊も大被害と、やはりこの世界の怪獣は強い。
とはいえ、コンテナをかじっていたり、工場を襲ってかまぼこを食べていたり、本当におなかをすかせて出てきただけな様子？しかし、攻撃を受けたことで怒り狂って事態が悪化。
さっそくSKaRDにも出撃命令が出されますが、何とか被害を出さないように！との結構な無茶ぶり。隊長も頭を抱えていました。
ゲードスは地上では、背中から熱を逃がしていることに気づき、そこを攻撃して熱暴走でのダウンを狙う。冒頭、銛を研いでいたおじいさんが、銛を持って特攻というフラグを回収するも、即気絶してしまってさらに頭が痛そうなゲント隊長。
その時、変身しろとでもいうように、メダルが光りだす。光るだけならともかく熱いらしい。腕に生えたブレーザーブレスを見て夢じゃなかった、となるゲンマ。しかし、変身方法よくわからない。こっちにもマニュアルほしくなりそう。
変身したブレーザーは、先週と比べるとかなりまっとうに戦ってる感じがする。動き早めでスピード感もマシマシ。
首を縛られ電撃を受けるが、隊員の補助で解除。投げ槍を見せると逃げていくゲードス。しかし、ブレーザーは槍をさらに伸ばして釣り竿の様に。なかなか器用なことできるなこの武器。一本釣りのごとく釣り上げたところにを串刺し。熱で焼き魚みたいになってちょっと笑ってしまう。
深海怪獣ゲードス ソフビ
おなかをすかせて地上にやってきた怪獣。最後は焼き魚の様に串刺しにされてしまいました。
第3話『その名はアースガロン』
基地の地下にスペースがあり、一足先にSKaRD入りしていた隊員『バンドウ ヤスノブ』。武器のマニュアルや、指揮車の設備も彼の準備でした。そして、アースガロンも登場。次回は、アースガロンでウルトラマンブレーザーより先に怪獣を倒して見せろという命令到来。
甲虫怪獣タガヌラーVSアースガロンとなるのか。
DXアースガロン
今回ちらっと顔を見せたSKaRD肝いりの戦力。ブレーザーよりも早く怪獣を倒すという使命を与えられていますが、果たしてどうなるのか。
感想まとめ
評価：
前回のシリアス目な空気と比べると、少しカジュアルな感じが出てきた気がする。一癖も二癖もありそうな特徴的なメンバーも登場してにぎやかになってきました。演出的にもちょっとコミカルな感じが増えてきて笑いながら見れる場面も多くてよかったです。
OPでは、SNSや動画サイト、テレビニュースなどの場面もピックアップされており、このあたりの一般人の怪獣やウルトラマンへの認識といった部分も今後絡んでくるのかな。
作品としてはコミュニケーションの大切さという点に触れるという話を聞きました。確かに、前回のミサイルの失敗の件、ＳKaＲD隊員の件など組織内での連絡がうまくいっておらずトラブっている場面も多々見られる。実際にありそうな連絡ミスも結構あって人によっては笑い事ではないかもしれません。
そして、ウルトラマンブレーザー自身も、ゲントとのコミュニケーションはなし。とはいえ、ブレーザー自身もゲントに変身を促す行動を起こしており、何らかの意思はありそうで、未知の存在とのコミュニケーションというのも主題にあるのかなという気がしました。
youtubeで一週間見逃し放送
Youtube『ウルトラマン公式 ULTRAMAN OFFICIAL by TSUBURAYA PROD.』にて見逃し配信が行われているようなので、気になる部分は見返すことも可能。
さらにアンケートも実施しているので答えておくとよさそうです。
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