ゾイド -ZOIDS-
タカラトミーによるYoutubeチャンネルタカラトミー公式ホビーチャンネルにて、テレビアニメ『ZOIDS』の無料配信が開始。第11話「イセリナの霧の中で」の感想文です。毎週月曜に最新話に更新となるため未試聴の方はお急ぎを。
第11話「イセリナの霧の中で」感想
久々に子供っぽいバン
シビアな世界のせいか、どことなく大人っぽさも感じるバンでしたが、今回はお腹を空かせたと駄々を言ってトラブルを発生させる。この辺ある意味、ムンベイやアーバインが合流して、周りに頼れる大人が増えてきたからこそ、こういう面を出せたのもありそうです。フィーネとジークしかいないときにこれをやっていると下手すると死んでしまいそう。
謎の幻覚を見て外に飛び出したバン。てっきり、これがイセリナ山の何かに関係してるのか?と少し疑いましたが、全く関係ありませんでした。
そして、なぜか追いかけたフィーネとアーバインが戻ってこず行方不明。バンとムンベイ二人というちょっと珍しいシチュエーションの話になりました。
フィーネがバンを心配しているのか少し暗い顔をしているようで、こういう部分も初期と比べるとだいぶ変わったなという気がします。
イセリナ山とローザ
共和国にも帝国にも属さない隠れ村。太陽光発電設備などで自給自足をしている村の様です。
今回登場したのはゴドスに乗ったローザ。その村で生活する彼女は、バンに年も近く、ちょっと赤くなっていたバンが印象的でした。
ローザには姉がいるとのこと。予告など見てるとデザルコアルトバレーノのビオーラだというこはなんとなくすぐにわかりましたが、イセリナ山について土地勘もあり、隠れ村についても知っている様子でやはりそうだったようです。
元は帝国にいって、世界中を平和にしたいと思っていた彼女でしたが、今は盗賊。バン達への復讐を果たすために、霧の影により居場所をかく乱して襲い掛かるも、ローザにより太陽光パネルの光をぶつけられ、位置が判明。バンに敗れました。
バンとムンベイ
ビオーラとローザとの関係を守るために、あえて悪役を演じるバン。そして、それを理解しながらもそういう甘さは命取りと、殴られるバン。
実際のところ、命のやり取りは当たり前な過酷な世界で、それはその通り。しかし、それでもなおその優しさを持てているバンに魅力を感じているようです。
感想まとめ
あえて、悪役を演じるバンのやさしさが特徴的な話でした。
ビオーラもかつては、バンと同じような気持ちを持っていた。しかし、惑星Ziの過酷さに負けて、だんだんそういう気持ちを忘れていってしまう。そんな中でもバンは人に対する優しさを持ち続けている。ビオーラのような大人はたぶん個の星にはたくさんいて、優しさを持ち続けることの難しさがわかっているからこそ、皆バンにひかれていくのかなと思いました。
次回12話「黒のオーガノイド」
いよいよ次回バンのライバルとなる、レイヴン登場。何となくジェノ系のゾイドに乗っているイメージが強かったですが、そういえば最初はシャドーを連れているだけだったんだなと思い出す。
ジェノザウラー出るのっていつ頃だったかな。
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