2023年3月5より放送開始したスーパー戦隊シリーズの第47作目の作品『王様戦隊キングオージャー』。2000年の時を経て地下帝国『バグナラク』と戦うためチキューの国家の国王たちが変身する『キングオージャー』の戦いを描く作品。現在21話まで放送されましたが、その中で気になる点が複数見受けられ、今後の伏線などもまかれていそうです。
この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。
第21話『突き進め王道を』感想
特殊OP 全力キングダンス
前日からTwitterで今週は特別OPといっていたので何事かと思っていたら冒頭からダンスバージョンの特殊OP。全員で、全力キングのダンスを踊る感じで戦隊シリーズだとEDみたいな絵でした。にっこにこで踊る先週死んだ?はずのラクレス様に、体の触手振り回しながらすごい踊るデズナラク様がすごい楽しそうで、何か笑ってしまう。最後の方ちらっとギーツもいましたが、これは映画で何かあるんだろうか。
ダンスは以前も公開されていましたが、今回はスズメやジェラミーなど以前いなかったキャラも踊ってましたね。ちなみにYoutubeでそれぞれの収録動画も配信されているようです。
王様対抗4番勝負
いきなり、ダイオーグとの戦いから始まり何事かと思いましたが。時間は少し前にさかのぼる。ギラは、僕が王様でいいのとマリッジブルーみたいなこと言っている。ちらっと回想で、総集編かと思いきやそうでもない感じか。
ジェラミーの提案、お前さんが王だとわからせてやればいい。2000年前5人の英雄も誰が地球の王となるかもめにもめたらしい。しかし、2000年前のこの戦いはジェラミーの絵では軽いノリだけど実際はすごい真剣に戦っていたのではないのか?
そして、初代シュゴッダム国王『ライニオール』は、それぞれの王に認めさせるため得意分野での決闘を行い、それに全勝したことで国王として認められたようです。
ちなみに、負けたらなんでもいうことを聞く、という軽そうに聞こえて実のところ重そうな誓約をかわして勝負していたらしい。それを聞いた現王四人はこれ幸いとノリノリで勝負に乗ってくる。さらに、ギラの同意はほぼ無視なのがひどくて笑ってしまう。
ドゥーガ面接と王との勝負
先週の予告からずっと気になっていたドゥーガの面接。各国の改めての紹介を含めながら4か国を回っていくという形で、妻も息子もいる身で新しい職場探しを頑張っているようです。
ンコソパ編
まずはンコソパでの面接、御社ならぬ、御城でちょっと笑ってしまう。
ヤンマとギラとの戦いはクイズタイマン。問題に答えられたらギラの勝ち。いつぞやの雷が落ちてくる嘘発見器を頭に付けたギラにクイズが襲い掛かる。
問題は、『ヤンマが制御可能にしたシュゴットは何か?』ギラは『トンボックリ』と答えるも、雷落ちてきてひどい。答えは全部でした。さりげなく、ゴッドトンボの名前は『トンボックリ』ということが判明。
キングオージャーは、僕がいないと呼べないんだろ!とか、クワゴン、カブタン、バッタ、サソリーヌは例外じゃないか、と確かに言われてみればそうじゃないかという反論もありましたが、勝負は勝負でヤンマの勝ちが決定。
面接でのドゥーガさんはパソコンのボタン連打。パソコン爆発。何をどうすれば爆発するんだ。
互いに爆発に巻き込まれていたドゥーガとギラ、頭ちりちりで見た目がちょっとシンクロしてますね。
イシャバーナ編
ヒメノとの戦いはピアノ対決。ヒメノの俳優さんは素で弾いているようでした。その語のギラのピアノは瞬殺で敗北で笑ってしまう。
ドゥーガの試練、わがままに対応できるよう万全の準備。無限の体力が必要。頭の上にカップを置いて剣を構えながら反復横跳び。セバスのすさまじい動き。25歳ですから、に対するドゥーガの突っ込みで笑ってしまう。
トーフ編
続いて、トーフの料理対決。大量の食材を並べられたのに対して与えられた時間は3分。無理があるだろと思ってました。
カグラギでも厳しいだろ、と思っていたら。踊りながら目にも見えない速度の黒子に料理を持ってこさせる。ずるい!という正論な反論は、いつもの「そんなことより!」で力わざで流して笑う。
ドゥーガのトウフ訪問。黒子の格好をしているドゥーガ。奥さんもトーフの食料なら子供に安心して食べられるとのこと。なかなかいい面接文句でしたが、暑さに我慢できず、黒子が姿をさらしたことで不採用。
ゴッカン編
トーフの面接不採用、次はゴッカンかなと思っていたら、モルフォーニャ襲来。労働力発見!の言葉の元、ドゥーガは手錠まで使い連れていかれる。
リタとの戦いは、にらめっこ対決。素で負けてしまうギラ、どんな顔しているのか気になりましたが、視聴者には見えない、他の4人にも見せない。
霊の雪だるまに入れられたままの面接、素晴らしい国ですよねに、大して嘘すぎー。国民が罪人ばっかで、まじめに働かないのでドゥーガ採用。しかし、あまりの環境に自ら辞退しようとする。メリメリいっていたい…骨…でちょっと笑ってしまう。
最終的に
最終的にシュゴッダムに戻ってくるドゥーガ。
ラクレスから逃げ出した身でありながら再び働かせてくれないかとギラに頼むドゥーガとそれを優しく迎え入れるギラ。やはりギラは優しい。
しかし、それだけでは終わらず、先ほどの決闘の儀式全敗の要求がギラの口から伝えられる。ヤンマは、全シュゴッドをよこせ、ヒメノは、国民にイシャバーナファッションを強制、カグラギはシュゴッダムの土地を農地化、リタは、もっふんといっしょをゴッカンで先行放送する権利。リタの要求は、結構私利私欲が入っている気もする。
ドゥーガの「油断すれば国ごと奪われます。ただし、全ては自らの国のため。」はまさにその通りという感じですが、実際にこの問題どうするんでしょうね。
冒頭に戻り
装甲しているうちに、シュゴッダムにダイゴーグ出陣。先ほどの勝負に負けたギラには、泣きっ面にハチといった様子。
しかし、オージャクラウンランスを装備したギラは流石に強い。一瞬でサナギムは全滅してしまう。
それに対して必殺の一撃を放とうとするダイゴーグ。何かを見つけたギラはそこから走り去る。王が逃げるか、みじめに死ね、と放たれた一撃。ギラは、逃げ遅れた子供をかばっていた。しかし、あれ家の攻撃を受けてもピンピンしておりやっぱすごい強い。
邪悪の王として、『貴様らの夢を踏みにじり、子供たちの夢を守る。』っていうのはギラらしくてよかったです。
総集編っぽさもありましたが全体的にコミカルで楽しい話でした。
21話での伏線・謎
クワゴンはいつ停止したのか
今回改めて流れた各国の興りを示す映像を見て、今更ながらこの頃はまだクワゴンが動いていることに気づく。1話時点で動けなくなっていましたが、これは2000年前の戦いに関係があったわけではなく、その後の2000年の間に何かがあったという事か。
次回22話『シュゴッド大集合』
今回ラストに引き続き、巨大化したダイゴーグが大暴れといった感じの話か。
これまでの伝承にはなかったコーカサスカブト城についての話がついに触れられそうです。ラクレス王の秘密でも最後ラクレスに伝えられた城の秘密。ハスティー家の悲願とやらとも絡んでいるのか。
ギラがシュゴッドと話をできるのはなぜなのか。なぜクワゴンは最初動かなくなっていたのか。このあたりの謎についてもそろそろ触れられていきそうな気がしてきました。
映画『アドベンチャーヘブン』はいよいよ来週7/28公開。今週も話題に上がったシュゴッダム初代国王『ライニオール』も登場とのことで楽しみです。優しさは国を救えないというのはまさにギラの王様としてのスタンスそのものに対する言葉のように聞こえる。果たしてギラは初代国王の言葉にどう答えるのか。
ちなみに城については、オージャクラウンランスのパッケージに何やらヒントというかもろにネタバレが書かれている様子。Amazonの販売ページや、公式の商品ページにも書かれているので、ネタバレが気にならない方はちょっと見てみるといいかもしれません。
キングオージャー 毎週日曜9:30放送中
現在21話まで放送中の王様戦隊キングオージャー、これからどんどん盛り上がっていくだろう作品この機会に見てみてはいかがでしょうか。
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