2023年7月11日より、監督『山本裕介』、ストーリー原案『鴨志田一』、シリーズ構成『あおしまたかし』による製作の『Synduality Noir(シンデュアリティ・ノワール)』。第7話『My dear …』の感想文です。
最新話のネタバレを含みますので未試聴の方は注意してください。
第7話『My dear …』感想
マリアさん
カナタからあんなところ呼ばわり、ノワールに異常がないかを調べるためマリアの元にメンテナンスに。既に酒を飲んでいるマリアさんを警戒、それに対する、ムートンさんへの過剰な信頼でちょっと笑ってしまう。お酒に関しては緩そうな世界ですが、飲酒運転はやばいと認識されているようです。そういえば、以前マイケルが、アルコール自体はすぐに分解していましたが、そんな一般的に使われているものではないのかな。
マリアさん、今週もトキオから蟒蛇女と言われていましたが、果たして昔何があったのか気になるところです。昔は男女の関係とかもありそうな空気を依然感じましたが、お酒絡みで何かあったのでしょうか?
今週のエリー
ただでさえノワールが来て、恋のライバルが増えていたエリーでしたが、今週はシエルがカナタの家に押し掛ける。明日の夜までカナタは一人っきり、そこで押しかけて色々関係を進めようとする。しかし、元からカナタは一人暮らしだったんじゃないか、と思っていたら的確なアンジュの突っ込み。
「ノワールが来るまでの数年間を無為に過ごしていて。」という手厳しい言葉ながらも、本人も自覚はある様子。
しかし、子供のころから俺とエリーの間に距離はないだろ?とのカナタの言葉に喜んでいましたが、逆に距離感が近すぎてそういう風に思われていないようにも思えますが果たして今後どうなるのか。
そういう事情をよくわかっていないノワールはともかく、どうやら今回本気で火がついてしまったシエルまで相手にして果たしてエリーちゃんの思いは報われるのか。
シエルとの再会
先週また分かれたかと思われたシエルは、カナタの家に押し掛けていました。ノワールがいない間の家でのカナタの世話を完ぺきにこなしている。蓄えもそこそこあるらしく、貴重品とされる生野菜のポトフをつくっていました。お肉は合成肉なのかな。
しかし、何やら裏もある様子。楽園を目指す人と、そのカギとなるノワール、この二つが揃ってしまっている現状に危惧。どうやら、カナタに近づいていたのは、その調査のためという事も大きかった様子。カナタが傷つく前にノワールを奪おうとするも、逆にカナタのシエルを思っての行動に本当に惚れこんでしまう。ラストの「My dear …」とサブタイトル回収はすごい空気がよかったですね。
無垢なノワールに対して、どこかお姉さんっぽさを感じるシエル、ちょっと余裕ぶった感じながらもぞっこんといういのは、ストーリー原案の方が書かれている青ブタのヒロインとちょっと似ている気がします。
シエルの持っていた端末に表示されていた文字は、以前ノワールの側に会った機体のものと似ている。アメイジアとの関連があるということでしょうか。黒仮面の組織は鍵を探しているのに対して、シエルの組織はそれを阻止しようとしているので黒仮面の組織とは別なのかもしれません。
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