2023年7月8日に放送開始した円谷プロダクション、監督田口清隆による製作の2023年の新ウルトラマン『ウルトラマンブレーザー』。第7話『虹が出た 前編』の感想文です。
最新話のネタバレを含みますので未試聴の方は注意してください。
ウルトラマンブレーザー
世界的な怪獣災害の発生を受けて、世界各国が地球内外の怪獣や地球外生命体に対処すべく1966年に地球防衛隊『GGF(Global Gardian Force)』を設立。
ある夜出現した宇宙怪獣『バサンガ』の出現に対し、ヒルマ・ゲント率いる特殊部隊は、絶体絶命の危機に陥る。その時現れた未確認大型宇宙人『ウルトラマン』と出会う。ウルトラマンブレーザーとなったゲント隊長は新設組織『SKaRD(スカード)』に配属された個性豊かな隊員たちと共に、新たな戦いの日々へと向かうことになる。
7話『虹が出た 前編』感想
恩師
実際の日本さながら、日本中で日照りが続き熱い状況。副隊長でも水不足とのこと。ドルゴ様回以来副隊長毎度実家の農家の話をしている気がしますが、そのうち実家周りで怪獣が発生する回でも来るのでしょうか。
そんな中、消えない逆さの虹が出現。それについて調べる中でゲント隊長がかつての恩師に話を聞く。
かつての日本で、村人が行っていた雨乞いの儀式に関連した怪獣ニジカガチ。
その恩師は、かつての怪獣との共生できていた社会から、人間の傲慢さによる怪獣を忌避する社会へと変わった事からニジカガチを操り文明をリセットさせようとしていた。腕の文様から何やら火玉のようなものを打ち出しているあたり、ニジカガチから力をもらっている様子もあり。
ニジカガチの意思で人類を滅ぼそうとしているのか、教授の意思でニジカガチが動いているのか。
今回は、かつての恩師の変わりように寂しげにするゲント隊長の姿が印象的な回でした。
ニジカガチ
富士の樹海に出現した巨大怪獣。気圧を操り天候を操作する神ともいえる怪獣。
周辺から何もかも吸い込んでいると思ったら、アースガロンに乗る隊員も頭痛が発生、強烈な低気圧により雨を降らせたり、台風を同時に7つ出現させたりと、これまで登場した怪獣と比較しても規格外の力を持ってましたね。
単に特殊な力を持つだけというわけでもなく、アースガロンやウルトラマンブレーザーを相手にしても圧倒的な力でものともしない。互いのビームの打ち合いで一方的にウルトラマンブレーザーを打ち負かし、撤退させるとその強さもこれまでの怪獣と比べても圧倒的。
次回は、アースガロンが改修され戦う事となるようですが、人の技術で立ち向かえる相手なのかと思てしまうほどの強さでした。
怪獣との共生
怪獣との共生という話が今回出ましたが、教授がこういった思想に偏ったのも本編での怪獣災害の増加に関連した思いによるものなのかも。雨を降らしてくれいてたニジカガチでしたが、果たしてそもそもそれは本当に共生の形だったのかというのも少し謎か。
そういえば、そもそもなぜ怪獣による災害が増えてきたのかという点についてはこれまで触れられておらず、このあたりにも何か物語上の意味があるのかもしれません。
まだまだ序盤といっても差し支えない時期ですが、ここから同話が動いていくか気になるところです。
8話『虹が出た 後編』
ニジカガチを相手にアースガロンMod.2登場。とはいえ、本編でとんでもなく強かったニジカガチ相手に果たしてどこまで立ち向かえるのか。
見逃し・配信情報
Youtube『ウルトラマン公式 ULTRAMAN OFFICIAL by TSUBURAYA PROD.』にて見逃し配信が行われているようなので、気になる部分は見返すことも可能。
さらに、AmazonPrimeVideoでも過去のエピソードを配信中。
TwitchやAmazonPrimeのウォッチパーティー機能にも対応しているため、会員同士なら同時視聴も可能。Twitchで普段動画配信されている方は同時視聴などを企画されてみてもいいかもしれません。
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