2023年7月11日より、監督『山本裕介』、ストーリー原案『鴨志田一』、シリーズ構成『あおしまたかし』による製作の『Synduality Noir(シンデュアリティ・ノワール)』。第8話『Pure Dream』の感想文です。
最新話のネタバレを含みますので未試聴の方は注意してください。
第7話『Pure Dream』感想
エリーメインのラブコメ回
これまでもたびたびカナタに対して感情を見せていたエリーでしたが、まさしくエリーメインのラブコメ回といった感じのお話でした。
今回、エリー周辺のキャラクターからカナタ・エリーの間がどうなっているかの認識が共有されていることがわかりましたが、どうやら二人の関係を面白がりながらも応援している様子。両方相手を思っているところはあるのにすれ違っている様子を面白がっているようです。
明確に応援している気持ちもはっきり感じられるのですが、時には障害にもなってしまうあたりエリーの恋路は難しいそう。とはいえ、カナタはカナタで割と鈍感だが、エリーもエリーで割と鈍感なところがあり、面白がってしまうのもわかる気はします。
今回大きなイベントとなったカナタとの人工呼吸は、アンジェが人工呼吸を行っていたため実際はありませんでした。しかし、普段はカナタの関係がじれったいのを応援件からかいみたいな感じで接するアンジェでしたが、なんだかんだ溺れたらすさまじい慌てようを見せるあたりエリーのことを思っているのがわかるお話でした。
カナタからエリーに対する信頼の気持ちが伝えられましたが、帰れないときは連絡を入れたり、エリーを助けにメイガスのいないデイジーオーガでかけつけたり、改めて思うとこれまでの話でも割とエリーのことは常に気にして動いていた気がします。果たして、この二人の関係はどうなるのか、今後も気になるところです。
アイドルシエル
冒頭羽振りのいいトキオさんと、今回なぜか合流しないシエルという二つの要素を聞いたときにまさかなと思いましたが、トキオさんによるシエルのアイドルプロデュースが始まっていました。
元より歌姫として有名だったシエルがさらにアイドルとして有名に。まさかのマイケルまで来場して追っかけになっていたのはちょっと笑ってしまう。
ライブ観覧者が、それぞれの指先から出る光で、現代で言うところのYoutubeでのスーパーチャットの様に直接投げ銭できている描写には、面白さと同時に未来の推し活の恐ろしさを感じました。
エリーの悪夢
今回冒頭で触れられていた、エリーの悪夢、幼少期にカナタの夢を笑ってしまっていた件。これは、これまでの話の中でもちらりと触れられていて、エリー的にも悩んでいましたが、それをきちんとカナタに謝れました。
カナタ自身は気にしていなかったとはいえ、エリー自身の負い目になっていた部分が一つ解決したのは、かなり大きな進展といえるかもしれません。
そういえば、エリーと姉のマリアがしっかり絡んだのは初めてな気がしましたが、思った以上に仲の良い姉妹でした。
オチ担当のノワール
オチ担当、今回の話の中で聞いていたワードをつなぎ合わせた結果、エリーがカナタを狙っていると勘違いする。
水に入って沈むもののそのままプールの底を泳いでいたり、普段のちょっと抜けたに輪をかけて抜けた動きをしていました。水底でゴツンというすごい音がなっていましたが、120kg相当の重さは半端ない様子です。というか、他のメイガスは普通に泳いでいましたが水泳プロトコルなるものはすごいですね。
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