2023年夏に放送開始した『好きな子がめがねを忘れた』アニメ 10話『好きなに子お願いされた』の感想文です。原作未読での感想ですが、ネタバレなどもあるので未試聴の方は注意してください。
11話『好きな子と文化祭の日に』
小村君
金髪にしているというのは、あまり意識していなかった要素で下。アニメの主人公だとこれぐらいの髪の色普通だと思っていたので改めて自分でも金髪にしていること自体にコンプレックスを抱いていたのはちょっと驚き。家族の方から金髪やピアスなどを進められる関係というのもちょっと珍しい気がします。
今回は、そんな彼自身のその自信がなさげな態度が改めてピックアップされた話となった気がします。それでも、最後には三重さんの家に靴を届けるという大きな行動をとれたというのは、一歩踏み出した感じもあります。
そろそろ終盤も近い中、三重さんの態度も変わってきている中で小村君から一歩踏み出したというのはなかなか大きな変化だったなという気がしました。
三重さん
前回からだいぶ大胆さというか、小村君を意識した行動が増えてきた気がした三重さんでしたが、今回もかなり小村君を意識している様子がうかがえる。
文化祭の準備に、自宅の門限を破ってまで小村君といることを選び、文化祭の最中は二人で抜け出し、眼鏡をかけていても小村君の顔を見たいと顔を寄せる。
自分がわがままになってきているととられていますが、それ以上に小村君への気持ちが大きくなっていることがうかがえます。
小村君からのアプローチも、少しずつはっきりとしたものになってきており、こちらも終盤が近づいてきているのを感じさせました。
12話『好きな子と調理実習したかった』
調理実習の日、三重さんと同じ班になれなかった小村君といった感じのお話らしい。
ここまで大体「~~した、できた」といった感じのサブタイトルが多く、思いがけず一緒に何かできたといった話が多かったですが、ここにきてできなかった話を描く。距離をとらざる負えない話を挟むことで互いの関係を改めて意識させるような話となるのでしょうか。
そろそろ最終回も近くクライマックスに向けて助走をつける回となりそうな気がします。
原作コミック
2023年7月5日時点では、11巻まで発売中。アニメ見て気になった方は買われてみてはいかがでしょうか。三重さんの見た目はアニメと比べるとちょっとやわらかい感じがありますね。
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