2023年7月8日に放送開始した円谷プロダクション、監督田口清隆による製作の2023年の新ウルトラマン『ウルトラマンブレーザー』。第18話『そびえ立つ恐怖』の感想文です。
最新話のネタバレを含みますので未試聴の方は注意してください。
18話『そびえ立つ恐怖』感想
汚染獣イルーゴ
街中に何やら巨大な触手のようなものが出現しそびえたつ。まさにこれが今回のサブタイトルのそびえたつ恐怖といった感じの姿。人体にも影響のある有毒な気体通称イルーゴガスを出しながらずっと立っているとのこと。攻撃を加えるとさらにガスを発生させるという悪質さ。
さらにこの怪獣、地球上のどの生物とも細胞構造が一致しない宇宙生物とのことで、サードウェーブである可能性が示唆される。それを知ってなのか、Skardへの調査は中止の命令が地球防衛軍から下る。
とはいえ、いつも通り現場に降りてくるだろうという判断から調査自体は継続、最終的にはそれが功をなした形となりました。
防衛隊は、口をワイヤーでふさいで根元を切るという作戦を実行するも失敗。切断用のレーザー車両空高く放り投げられ落下。中の人大丈夫かと思っていましたが大丈夫だったようです。
その後のSkardの調査によると、イルーゴの出す有毒ガス自体が、自身の生存しやすい環境を作るための物だったようで、アースガロンを使い空気を浄化することで対策。確かに効果はあったようですが、空気の浄化に合わせてイルーゴがmゲバルガのような姿に変貌。サードウェーブ説はほぼ間違いなしか。しかし、そこに追加で一体イルーゴが生えてくると。そういえば、明らかに地面の下から生えてきてますが、地下に本体がいるんじゃないか、と思う。そういえば、今回地表に生えてきているイルーゴの対処ばかりしていますが、地下の調査は今回していないんでしょうか。
最終的には、ウルトラマンブレーザーのチルナイトソードの雷で周辺の汚染を一気に改善。そのまま撃退となりました。無事解決と思いきや、やはり本体は別でいたようで、本編終わり更にいっぱい生えてくるイルーゴ。次回に続くとなりました。
これまでのファーストウェーブ、セカンドウェーブと続くサードウェーブとしてのイルーゴ。初回が誘導弾、前回が電磁パルスによるハッキングときて今回は、人間特化の有毒ガスと段々攻撃が人間に特化してきているように思えるのは怖いですね。
しかし、イルーゴもサードウェーブだとしたら宇宙から同じ軌道で飛来していたはず。それなのに、宇宙から飛来した段階では検知できていなかったのはなぜなのでしょうか。V99事件の以前から地球に既にいたものが動き出したのか、はたまた、地球に襲来したい時点では検知できないほど小さかった個体が成長した?様々な可能性が考えられそうですが、次回そのあたりも触れられるのかもしれません。
ゲント隊長と家族
今回のもう一つの話の軸は、忙しい隊長とその家族との関係。これまでの本編でもわかっていた通り、かなり忙しいゲント隊長。家族には設備課とごまかしていますが、それだけではごまかしきれなくなってきているような気もします。
イルーゴの出現でさらに忙しい中での、家族との関係が描かれました。最終的には、頑張っているお父さんの姿がたまたまたテレビに映ってしまったのを見て元気になる息子という形で落ち着きました。
しかし、なぜこのタイミングで家族の話を並行でやったのかというのはちょっと気になるところでもあります。次回に引っ張る話でもありますが、家族絡みの流れは今回の話でまとまったようにも思えましたし、特に次回につながるわけではないのかな。
エミと西崎
相変わらず裏で独自に調査しているエミ隊員。今回は、かつての事故の現場にもいただろう人物との接触を果たす。
西崎と呼ばれるエミの父の知り合いでもあった男。一度は、エミの接触を拒んだが、終盤改めて西崎から接近。それを伝えられたドバシ・ユウは、どことなく不気味な表情を浮かべていました。
はたいてこの接触が何がおきるのか、次回判明するのかもしれません。
次回:光と炎
やはり倒しきれていなかったイルーゴとの決戦。巨大な影とのことですが、ウルトラマンブレーザーを圧倒的に上回るサイズの様です。エミ隊員が接触した次元の狭間に増える時現れた炎はどこに向かうのか。とのことでブレーザーのパワーアップ回ともなる様子。そろそろ時期的にも終盤が近く、話が大きく動き出すのかもしれません。
ウルトラマンブレーザー
世界的な怪獣災害の発生を受けて、世界各国が地球内外の怪獣や地球外生命体に対処すべく1966年に地球防衛隊『GGF(Global Gardian Force)』を設立。
ある夜出現した宇宙怪獣『バサンガ』の出現に対し、ヒルマ・ゲント率いる特殊部隊は、絶体絶命の危機に陥る。その時現れた未確認大型宇宙人『ウルトラマン』と出会う。ウルトラマンブレーザーとなったゲント隊長は新設組織『SKaRD(スカード)』に配属された個性豊かな隊員たちと共に、新たな戦いの日々へと向かうことになる。
見逃し・配信情報
Youtube『ウルトラマン公式 ULTRAMAN OFFICIAL by TSUBURAYA PROD.』にて見逃し配信が行われているようなので、気になる部分は見返すことも可能。
さらに、AmazonPrimeVideoでも過去のエピソードを配信中。
TwitchやAmazonPrimeのウォッチパーティー機能にも対応しているため、会員同士なら同時視聴も可能。Twitchで普段動画配信されている方は同時視聴などを企画されてみてもいいかもしれません。
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