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ウマ娘プリティダービーSeason3 9話『迫る熱に押されて』感想

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ウマ娘プリティーダービー3期9話『迫る熱に押されて』感想 アニメ
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2023年秋に放送開始したアニメ『ウマ娘プリティダービー』のSeason3の感想文となります。ネタバレとなる要素も含みますので未試聴の方は注意してください。

ウマ娘プリティダービーSeason3

9話『迫る熱に押されて』

前回のキタサンの立ち直りから続き、冒頭勝利を収めていく二人の姿が描かれ、いよいよキタサンとダイヤちゃんによる春の天皇賞でのリベンジマッチ!かと思いきや、その前に一緒にお出かけとなるお話が挟まれました。

キタサンの誘いによる二人での旅行。山に行きたいキタサンと、海に行きたいダイヤちゃんにて行き先を決めずに旅立ち。ちらっと見えた、青春18万km切符の名称でちょっと笑ってしまう。青春18きっぷをもじった名前なのでしょうが、あまりにも規模が大きすぎて名前のいみがわからなくなっていますね。

しかし、今回電車に乗っての移動となりましたが、普段電車に乗る必要がなさそうなウマ娘だからこそ、電車に乗るのは行楽といった空気が出ていた気がします。キタサンは、大量にお菓子をしょい込んでの旅行といった感じでとても楽しそうでした。

さて、東京駅については、次の目的地を決めじゃんけん。一瞬キタサンは、北海道を指していましたが本当に行くつもりだったのでしょうか。何度もじゃんけんをして道を決める度、キタサンが負けている様子。

菜花が咲き誇る路線を超えて、最終的な目的地は大原駅、いすみの灯台という場所でした。ちょっと調べてみると千葉県の様ですね。

日も暮れかけたいすみの灯台、静かな場所、この場所でのキタサンによるサトノダイヤモンドと名前を告げる言葉は、有マの時のキタサンブラックと呼びかけてきたサトノダイヤモンドに対する答えといった感じのお話でした。前回のお話で、キタサンが気づいた、全ての人を笑顔にしたい。負けてもその頑張りを応援してくれる人達もいるけど、やはり勝つことこそが一番皆を笑顔にできる。そんな気持ちが込められているようでよかったです。

天皇賞春

キタサンによるダイヤちゃんへのリベンジマッチ、天皇賞春が開催。ドゥラメンテも観戦しに来ていました。スピカ応援組からの謎の応援の念などもありレースへと向かう。一瞬CMかと思いかねた、これまでの春天の勝利者たちの映像が流れレースがスタート。

キタサンよりも前を行く逃げがいたことを除いては、以前の有マのような試合の流れ。最後、有マの時の様に追い上げて来るサトノダイヤモンドを前に、赤い熱気の中さらに踏み込むキタサン。そのまま逃げ切りキタサンブラックの勝利。G1、5勝目に加えレコード更新まで達成という大勝利。

前回のリベンジを果たしたという感じはありますが、それでも1勝1敗、また次のレースを誓う二人。

さながら最終回といった感じのエンディングの入りでしたが、まだまだお話は続き、むしろここからが話数的には終盤に入るところ。この先、どのような戦いが描かれるのか。

さて今回のお話でもう一点気になったのは、天皇賞春にて、2位となってしまいまたしてもG1勝利を逃したシュヴァル。ダイヤちゃんを差し置いて、2位に食いこむ活躍は、決して遅かったわけではなく、まさに相手が悪かったレースといった感じもあり。しかし、本作においてずっと願い続けてきたG1での初勝利を今回も逃し、互いをたたえあうキタサンとダイヤの裏で悔しさを見せていました。彼女を認める人はいないわけではない、しかし、それでも自分自身がそれを認められるかというのは話が別。結果を求め、焦る気持ちが果たしてここからどう動いていくのか気になるところです。

これまでの話の中でも、地道に裏で描かれてきたシュヴァルの描写、ここからが彼女の本番となるのかもしれません。

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