サイレントヒルアセンション WEEK5 DAY3 置き土産感想【SILENT HILL: Ascension】

SILENT HILL: Ascension(サイレントヒルアセンション)

サイレントヒルの世界観によるCGドラマ。視聴者による選択が物語が変化するインタラクティブドラマとなっている作品。自分のアバターを作中に登場させることも可能。スマートフォン、PCで無料で視聴が可能。

選択肢への投票によりキャラクターのパラメーターやシナリオが変化し、QTEによるミニゲームによってキャラクターの生き死にまで決まってくる視聴者が物語に干渉して物語を作っていく作品となるようです。

WEEK5 DAY3 置き土産の感想となります。ネタバレを含みますので注意してください。

エリックに対するトビーからの電話。電話に出たエリックの元に、トビーからのメッセージが入ってくる。どうやら、切除の儀式で自分が死ぬことを理解して残したエリックへの最期の言葉といった感じ。

故障している洗濯機の裏に金があり、その金でトビーから「くそくらえ！」とのメッセージをバーのみんなに伝えてくれという。「この世界は俺がいない方がましだった。だが、お前たちが演じているように、正しいことをする。」と最後に自分が死ぬことで誰かの役に立つという最後の想いが伝えられました。

そして、エリックに対して、「俺のただ一人、本当の友達だった。」という言葉。

果たしてこれを聞いてエリックは何を思い、どう動くのか。

アストリッドによるイングリッドの追跡。何やら誘うようにアストリッドを見るイングリッド。オーソンのところへ連れていってというアストリッドに対して、手を取ってと誘うイグリッド。

気づくと霧の中、アストリッドは一人。そこに聞こえるオーソンの泣き声。すっかり霧の中に誘い込まれたアストリッド、果たして何が起きるのか。

フェイスを見失ったレイチェルもまた、霧の中をさまよう。そこで遭遇する、子犬を探す男。名前的に視聴者参加の方でしょうか。その人から、二人いたほうが効率が良いと、一緒に探さないかと声をかけられる。

教団の信者だよね？と声をかけてくる男。その男の妻も教団に通っていて、死んでしまったと話してくる。それから、犬を飼い始めた。妻は、病院に行こうとしなかった。なぜなら、教団が治してくれると信じていた。

しかし、そんな状況でも教団を憎みはしてはいない男。むしろ、自分の言葉を聞いてくれなかった頑なさの方こそ許せなかったと話す。この状況は、ある意味今のレイチェルとエリックの間にあるものと同じように思えます。

そんな話を聞く中、ついレイチェルも教団に裏切られたと思うという、今の気持ちを伝える。教団の教えがすべて真実と思えなくなってきた。

そこで聞こえた、犬の鳴き声。しかし、そこにいたのは、犬型の化け物。飼い犬だと思い近づいた男は襲われて死んでしまう男、いい人だっただけにあまりにも無常。

こちらは、明日までの選択肢という事で、明日の動画に影響がありそう。三つ目の選択肢はあまりにも人の心がない内容でちょっと笑ってしまう。頼まれた言葉で言うか、最後まで友人と思ってくれていたトビーのためにあえて約束を破るかといった感じ。頼まれた通りの言葉でに投票しました。

レイチェルとエリックサイドは、トビーの死をもって少し気持ちが変わってきているようです。レイチェルは何をもって裏切られたと思ったのかというあたりは、投票の都合というかちょっと強引な感じもあります。

特にエリックの気持ちの変化は大きそう。明日の選択肢が彼にどんな影響を与えるか楽しみです。