Metaphor: ReFantazio(メタファー:リファンタジオ)
2023年12月8日に、アトラスの発売する新作RPG『Metaphor: ReFantazio(メタファー:リファンタジオ)』のトレーラーが公開。2024年秋に発売となることが決定しました。更に公式サイトではキャラクターの情報なども公開されています。こちらの記事では公式サイトやセカンドトレーラーに敵になったポイントの紹介と、PVでもたびたび触れられる『人間』についての考察などをまとめていきます。妄想強めな点もあるのでご容赦ください。
PV注目ポイント
物語
王の死から始まる後継者探しがお話の根幹となりそう。PVを見ているとてっきり王が王子に暗殺され次の王を決める戦いが始まるのかと思っていましたが、公式サイトのでのあらすじをみると、王子と王の暗殺となっており、王子もまた殺されてしまった様子。果たして、何が起きたのでしょうか。
そして、世継ぎが消え混沌とする世界にて、次の王を決める戦いが始まる。その内容は不明ですが、勝てば平民であろうと王になることができるとのことで、様々な人が戦いに挑戦するようです。PVには多数鎧戦車なるものが登場していますが、これを使った競争のようなものが行われるのでしょうか。
多くの種族が共存を目指す国
主人公たちは様々な種族で生きる世界となっているようで、国境の砦までも人間に襲われたという言葉から察するに人間たちとは敵対関係にあるようです。そして、主人公たちの世界は他種族が共存を目指すも、なかなかそれを皆が認めているわけではないという実に難しそうな感じ。
この国の王になるというのは、こういった種族の違いを乗り越え共存を目指すということもありそうですが、それを認めない人との戦いという事もあるのかも。
多数の種族のキャラクター
公式サイトでは、様々なキャラクターが公開。主人公の名前は、主人公となっており、自分で決める形の様ですが、教えに反した危険な魔法を受けつぐ『エルダ族』の生まれであり差別にさらされていたり、親友であるユークロニアの王子にかけれた死の呪いを解くために旅をするなど、バックボーンは定められている様子。
さらっと書かれていますが、迫害を受ける種族の少年が、なぜ王子と親しかったのか、さらにはなぜその親友に呪いをかけられたのか?など気になる点が多数見受けられます。
他にも妖精の『ガリカ』、角の生えたクレマーク族の『ストロール』、耳の長いルサント族の『ヒュケンベルグ』兎のような得な姿をしたユージフ族の『ハイザメ』など様々なキャラクターが紹介されています。
戦闘システム
PVでもちらっと登場していましたが、何やらアクションパート+コマンドパートのような独特の形式となるようです。コマンドパートの方は、ペルソナシリーズらしさがよく出ている感じあります。アクションパートの方はペルソナシリーズとも少し違う感じで、単にバックアタックができるという程度ではなく、ある程度攻撃を与えてダメージを与えた状態で戦闘に入っているように見えます。果たしてアクションとコマンドPRGパートの内訳はどのようになっているのか気になるところです。
ペルソナシリーズのような日常パート
ペルソナシリーズでの日常パートのようなものもPVには登場。動画では皆の前で演説をすることで説得力のパラメーターが伸びている描写ががありました。ペルソナシリーズのように、こういった主人公の先頭には直接関係しないパラメーターの伸び方でイベントで選べる選択肢が変わるなんてこともあるのかも。
他のキャラクターと絆を結ぶ、ペルソナで言うところのコミュ的な要素もありそうです。
しかし、ペルソナシリーズとは異なり、カレンダーがあるわけではなさそう。果たしてどのようにコミュや日常パートを進めていくことになるのかは気になるところです。
小説
前回のPVでは、「君にとってはこの世界は絵空事」、という言葉や、「始まりはあなたの持つ小説」といったワード、種族が一つしかない世界が小説に描かれており、異種族での争いが絶えないこの世界では、そういった世界を理想と思っているのかもしれません。さらに、公式サイトに書かれていた『僕らの世界(ゲンジツ)は彼らの理想郷(ユートピア)だった』という言葉は、私たちの生きる人間しかいない世界が他種族で争いにあふれる世界から理想の世界という風にとれそうですが、果たしてこの小説は物語の中でどんな意味を持つのかが気になるところです。
人間
PVでは、「人間に砦が落とされた」というセリフがあり、この世界には敵対している『人間』が存在している様子、しかし、であるにもかかわらずに種族が一つしかない小説の中の世界を理想の世界と思うというのはどういうことなのでしょうか。
そもそもPVでは人間が敵であることが語られますが、PVや公式サイトには私たちのような人間という種族のキャラクターは一切登場していません。もしかすると、PVにたびたび登場する異形の姿をした敵のことを『人間』と呼称しているのかも。
そういえば、主人公の種族であるエルダ族は、他の種族と異なり、これといった大きな特徴がなく私たちの知る人間の姿に近いというのはちょっと気になるポイント。教えに反した危険な魔法というのが、何か『人間』とかかわりがあるのかもしれません。
この世界を襲う人間とはいったい何なのかというのも話の肝になるのかもしれません。
コメント