シーズン4 4.1パッチノート公開
2023年12月11日、シーズン4でのプレランクマッチ開催に合わせて4.1バージョンパッチノートが公開されましたので、気になった点をまとめていきます。
主要な変更点は、レイダー『ブロリー』のレイダーとしての性能やそれにかかわる『超トランスボール』の調整。
そして大きいのは、シーズン4開始時から発生していたバグの調整。不具合により試合に出現しなかったマップ『デンジャーグラウンド』の復活や、超タイムマシン起動システムなどのオブジェクトを爆発ダメージが貫通していた不具合。さらに回避に関係して発生していたロック不能の不具合の解消など地味にありがたいものも多め。
こちらの記事で取り上げていない修正などもあるため、全文は以下のページからどうぞ。
シーズン4、4.1バージョンパッチノート
プレランクマッチ開催
2023年12月11日のメンテナンス以降、プレランクマッチが開催となりました。これまでレート分けが機能しておらず、初心者が上級者に混ざり色々大変だった試合も多かったですが、そのあたりの解消となるか。
超トランスボールに関する調整
今回の主要な目的は以下の二つだそうです。
- マッチ序盤におけるサバイバーの対抗手段追加
- マッチ終盤におけるレイダー『ブロリー』の一部不利な状況の改善
出現時間の調整
①マッチ開始からレベル2「超トランスボール」出現までの時間を120秒から45秒に短縮
②レベル2「超トランスボール」によるアルティメットドラゴンチェンジの解除後、次の「超トランスボール」が出現するまでに必要なインターバルを30秒から45秒に延長
③レベル3「超トランスボール」によるアルティメットドラゴンチェンジの解除後、次の「超トランスボール」が出現するまでに必要なインターバルを10秒から45秒に延長
④レイダー「ブロリー」のレベル3への進化後から、レベル3「超トランスボール」が出現するまでに必要なインターバルを40秒から30秒に短縮
⑤レイダー「ブロリー」のレベル4への進化後から、レベル4「超トランスボール」が出現するまでに必要なインターバルを15秒から30秒に延長※レベル3「超トランスボール」は上記②④、レベル4「超トランスボール」は上記③⑤のインターバルがいずれも経過した後に出現するように設定されています
一番大きいのは、最初のレベル2『超トランスボール』出現までの時間が120秒から45秒に短縮されること。早々に超トランスボールによる変身が可能となります。
さらに、ブロリーの3進化時のレベル3『超トランスボール』出現についても、ちょっと短縮。
それ以外は、超トランスボール出現までの時間が総じて伸びる様子。超トランス鯖撃破からの超タイムマシン起動システム破壊がしやすくなりそうです。特に4の超トランスボール出現まではこれまでの10秒から45秒と時間経過がかなり延長。このあたりの感覚の違いは慣れるまで苦労するかも。
アリティメットドラゴンチェンジ性能調整
超トランスボールを使用して変身するアルティメットドラゴンチェンジの性能が調整。
- レイダーの進化レベルよりも低いレベルの「超トランスボール」で変身している場合、変身を解除できるように変更
- レベル2「超トランスボール」によるアルティメットドラゴンチェンジ時の、通常気弾のダメージ、射程および弾速をやや減少
- レベル3「超トランスボール」によるアルティメットドラゴンチェンジ時の、通常気弾の射程を延長
- レベル4「超トランスボール」によるアルティメットドラゴンチェンジ時の、通常気弾のダメージおよび射程をやや減少
- レベル2「超トランスボール」でアルティメットドラゴンチェンジ可能な「孫悟空(超サイヤ人)」の、必殺技の弾速を上昇し、効果範囲(気功波の太さ)をやや拡大
- レベル2「超トランスボール」でアルティメットドラゴンチェンジ可能な「ベジータ(超サイヤ人)」の、必殺技の弾速を上昇
- レベル4「超トランスボール」でアルティメットドラゴンチェンジ可能な「ゴジ―タ(SSGSS)」の、必殺技のダメージをやや減少
- レベル4「超トランスボール」によるアルティメットドラゴンチェンジ時の、受けるダメージ量をレベル3と同等になるよう増加
通常気弾連射で猛威を振るっていたレベル2変身の弱体化、通常気弾の射程の短さがネックだったレベル3射程延長、レベル4『ゴジータ』については、必殺ダメージ、通常気弾、ダメージ量など総じて弱体となった様子。
レベル2変身については、超サイヤ人形態の二人の通常気弾の弾速が向上とのことです。
ブロリー性能向上
またブロリーの各種性能も向上されています。
- レイダー「ブロリー」において、体力のベース値をやや増加
- 進化レベル2のレイダー「ブロリー」からフィニッシュされたサバイバーの蘇生可能時間を60秒から90秒に延長
- レイダー「ブロリー」進化レベル3の通常気弾(アクティブスキル「ギガンティックパワー」使用後も含む)の弾速を上昇
- レイダー「ブロリー」の進化レベル4における、連続気弾攻撃時のダメージを増加
- レイダー「ブロリー」のパッシブスキル「驚異の成長」による進化時の体力回復量を増加
- レイダー「ブロリー」の進化レベル2~3のパッシブスキル「戦闘民族の性」において、サバイバーのドラゴンチェンジを解除した際に得られる進化ゲージ増加量をやや減少
※超トランスボールによるアルティメットドラゴンチェンジは対象外となります- レイダー「ブロリー」のアクティブスキル「オメガブラスター」と必殺技「ブラスターメテオ」使用時に発生するバリアの耐久力を上昇
強化点
体力ベースの増加に、進化時の体力回復量増加で以前よりもタフに。さらに、レベル3での通常気弾弾速上昇とのことで、無意識に対しても強く出れるようになるのでしょうか。また進化4の連続通常気弾攻撃のダメージ増加もちょっとありがたそうです。バリアの耐久力も増加。
弱体点
レベル2時にフィニッシュされたサバイバーの蘇生時間が60秒から90秒に増加。多少復帰がさせやすくなるともいえますが、逆に蘇生に来るプレイヤーが増えるなら、狩れるチャンスが増えたともとらえられるかも。またレベル2~3の相手の通常ドラゴンチェンジを解除時の進化ゲージ増加量をやや減少とのことで、少し序盤の進化がしにくくなるようです。
ブロリー関係調整まとめ
レベル2のアルティメットドラゴンチェンジ弱体化、体力や進化時の回復量増加、レベル3気弾強化などブロリーの強化に重点が置かれていそうな調整。
しかし、アルティメットドラゴンチェンジの自力解除が可能となり、以前のようにあえてレベル3を生かしたまま戦うといったことはできなくなったり、レベルに超トランスボール出現までが短くなったり、レベル2での撃破時の退場までの時間増加など、単なる強化ともいえない状況で、新しい戦い方を模索する必要も出てきそうです。
以前よりもシンプルに、アルティメットドラゴンチェンジしたサバイバーを撃破していく立ち回りが要求されるかもしれません。ただ、バースト技については一切調整なしとのことで、相変わらずバーストに合わせて妨害を撃たれるとしんどい状況はかわらないようで、囲まれるとつらいあたりは変化なし。いかに変身できるサバイバーの数をそろえさせないかが大事となりそう。さらに、レベル2超トランスボールの出現までが早くなり、早々に戦う事となるのは影響も大きそう。レベル2での立ち回りの重要性がさらに増しそうです。
不具合修正
マップ『デンジャーグラウンド』復活
不具合修正までの対応として使用できなかったマップ『デンジャーグラウンド』が復活。私も数回程度しかプレイできていなかったので楽しみです。かなり広い上、立体的な構造もそれなりにある複雑なマップ。レイダー不利な印象もありましたが、再登場でどうなるでしょうか。
レイダー専再封印
このゲームの最大の問題児『レイダー専』、シーズン4で再実装を図るも、シーズン2の二の舞として撃沈。シーズン4初期からフレキシブルマッチ(レイダー)となり実質封印されていましたが、表示されていること自体が混乱の元ですし再封印は妥当な判断か。
そもそも1VS7という、異常なまでにサバイバーの人数がいるこのゲームでレイダー専をやるというのが無理があるようにも思えるのですが、果たして運営は今後このシステムをどう扱うつもりなのでしょうか。
超タイムマシン起動システムなどのオブジェクトを貫通して、必殺技やアイテムなどの爆風ダメージが相手のレイダーまたはサバイバーに当たる不具合の修正
シーズン4開始以来、ロケランは起動装置に当たっても爆風があたって吹っ飛ばされたり、爆発系の気弾で起動装置の裏側から削ってきた梨、ジースバータのパープルコメットクラッシャーが起動装置裏にいるのに当たったりと、これまでと挙動が変わりすぎてすごく困っていた点が修正。爆発という説明ですが、こちらも裏にまであたるようになっていた妨害スキルなどにも影響はあるのでしょうか。
ブロリー戦での、超トランスボール2『ベジータ(超サイヤ人ゴッド)』も相対的に弱体となりそうです。
ロック中に攻撃した際、ロック対象が回避などロック解除の行動をとった場合に、再度ロックができなくなる不具合を修正
所謂ロックバグも修正。実質レイダーの強化となります。
まとめ
シーズン4始まってから発生していた問題は概ね解決されるパッチとなりました。デンジャーグラウンド復活は素直に楽しみです。ランクマッチについては、正直不安の方が大きいですが、果たしてどうなるか。ブロリーの調整は、かなり大きめでこれまでとまた違う戦い方を探る必要があるかも。
2度目の失敗となった、レイダー専はこれからどうなるのか。
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