SILENT HILL: Ascension(サイレントヒル アセンション)
サイレントヒルの世界観によるCGドラマ。視聴者による選択が物語が変化するインタラクティブドラマとなっている作品。自分のアバターを作中に登場させることも可能。スマートフォン、PCで無料で視聴が可能。
選択肢への投票によりキャラクターのパラメーターやシナリオが変化し、QTEによるミニゲームによってキャラクターの生き死にまで決まってくる視聴者が物語に干渉して物語を作っていく作品となるようです。
WEEK7 DAY3 ロックダウン の感想となります。ネタバレを含みますので注意してください。
WEEK7 DAY3
ロックダウン
前回、クリスタも襲われて大変な事態になったと思いましたが、何やら教団に戻っているクリスタ。
結局、あの場面ではエリックと別れてしまい教団まで逃げ切っていたとのことですが、動画だけ見ているとだいぶ意味不明な状況になっている気がします。
外は危ないという事を認識したクリスタは、エリックが未だフェイスを探していることを知っていても、誰も外に生かせないという。このあたりの会話で出てきた、エグゼビアは固まっているじゃないは、ちょっと不謹慎ながらも笑ってしまう。本当になんだったんだエグゼビア。
フェイスを探すエリックを放っておけないというレイチェルは、真っ当な態度。このまま外に探しに行く流れとなるのでしょうか。
腹を割って
霧の中に一人いるアストリッド。ママと喧嘩したときはいつもここにいて落ち込んでいたと、一度は喧嘩別れしたブリットがやってくる。
警察に売ったという言葉と、母親と一緒という、互いに納得できない言葉に対するわだかまりをぶつける。
アストリッドは、自分がやってしまったのではないか、自分が自分を信じられないという不安を口にする。特に病院に遭った手袋なんかは、本当にそう思わざる負えない状況です。ブリットもまた、以前薬に溺れていたようなので、そのあたりの気持ちはわかるのかも。
しかし、それでもブリットは、アストリッドがそんなことできる人ではないと、信じてくれる。このあたりは、この作品にしては珍しく、わかりやすく良いシーンだったと思います。
ブリットの提案は、パパ、カールとしっかりと子の件を話すべきという事。アストリッド自身は、カールにそれを伝えることを恐れている様子で、ブリットが伝えることに。カールを自分の参加するカウンセラーに連れていき聞いてもらおうとする。てっきり、このあたりの行動は投票になるのかと思いましたが、次の話に繋がりました。
家族の絆
ブリットのカウンセリングの場に来るカール。
ブリットが大事な話を告げようとする中で、カールに見え始める幻影。怪物の姿がカールには見えますが、それが見えているのはカールだけといった感じで、ブリットを含む周りの声はそのままぼやけながらも聞こえてくる。
大事な時は、ちゃんと私たちと向き合って心が支えてほしい。森に化け物がいるんじゃと騒ぐんじゃなくて、とのことで、霧の怪物を言い訳に使っているようにブリットからはとらえられているようです。
家族の過去についても話が上がり、15年前家族が大変だった時も助けてほしかった際に、カールはおらず、ブリットもそれゆえ薬に逃げてしまったととのこと。
イングリッドも生きていたころの話でしょうが、何があったのでしょうか。
しかし、今回今回もまた、カールには怪物が見えて話が聞こえていない様子。はたいてこの場でブリットの言葉はちゃんとカールに届くのでしょうか。
今日の投票
今日は新規の投票はありませんでした。
今日の感想
今回は、カールがだいぶ疑わしい状況になっているような気がする。少なくともブリットからは、霧の怪物はカールが都合の悪い事情から逃げるための方便のように思われているようです。
結局、よくわからないままのモルヒネの件、今回のオーソンの手袋、もはや状況がホラーというよりミステリーなのですが、果たしてこのあたりに決着はつける気があるのか。
今回はアストリッド、ブリットの姉妹の関係を描く部分は素直に良い話だったと思います。あの状況で、自分がおかしいのではないかと悩むアストリッドの事はよくわかりますし、薬によりその気持ちを少しはわかるブリットが、そこに共感を示し、姉を信じてそんなことはないと姉妹の絆を見せるという流れは分かりやすくよかったです。
しかし、不安なのはそんなブリットが対しても何やら幻影が見えるカールの様子。カールは、一体何なのでしょうか。
コメント