2024年冬に放送開始の作品、原作:フォビドゥン澁川、監督:芦名みのるによる『スナックバス江』2話『Come Rain or Come Shine(小雨ちゃんはいります)/Sweet Baby(甘い愛なら…)/Still Waiting(あなたを夢見てる)』の感想文となります。ネタバレとなる要素も含みますので未試聴の方は注意してください。
2話感想
強盗と小雨ちゃん
明らかな強盗を面接するという流れから始まる2話。小雨ちゃんアニメで初登場でありながら、むしろ強盗の方に印象を持っていかれるお話でした。
何となく最近の小雨ちゃんを見ていると忘れていましたが、この頃は素直な突っ込み役というか、割と常識人みたいな面がピックアップされていたんだなという気がする。
最近は物騒だから男性も雇おうと思っている、からの、まさに強盗が目の前にいるという状況を強盗サイドから突っ込むという理不尽な感じも面白い。
果ては、強盗から小雨ちゃんへのこんなところ辞めたほうがいいよ発言、そして、いつの間にかママの接客術にはまり、お客さんとなっている強盗の改心、かと思いきや警察はきっちり呼んでいる流れは、この話は記憶にあったので分かっていたのですが、つい笑ってしまいました。
王子様論
森田や、タツ兄を巻き込んだ王子様論のお話もなかなか良い感じでした。
森田のテロリスト襲撃の妄想に対する、あまりにも理解を超えた対象といった感じの、冷たい明美ちゃんの一言や目線などに笑ってしまう。
そこからシームレスにつながる、タツ兄でのパートは、タツ兄の男だって王子様に迎えに来てほしい論から話が発展。お姫様は女の子だけの専売特許じゃないぜ?という爆弾発言から、そこにやってきた森田に話が戻っていく流れ。
元をたどると森田が話したことから始まったタツ兄お姫様論が、最終的に森田に帰っていきその内容を森田が一切理解できず混乱している様子、そして森田の「何をゆってるんやろ。」の天丼で笑ってしまう。で笑ってしまいました。
そして、タツ兄が歌いだしたと思ったら、今度はタツ兄バージョンのカラオケED、予想外の熱唱にやはり笑ってしまいました。
そういえば、今回ちらっと新海誠監督による「すずめの戸締り」のパロディが映っていましたが、これはOPにも登場しているあのネタがやはり登場するのかとちょっと疑ってしまいました。
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