2024年冬に放送開始の作品、原作:フォビドゥン澁川、監督:芦名みのるによる『スナックバス江』5話『Get On The Good Foot(おみあし拝見)/Talkin’ Loud And Saying Nothin’(悪口はダメよ)/My Funny Valentine(愛するあなたへ)』の感想文となります。ネタバレとなる要素も含みますので未試聴の方は注意してください。
5話感想
ツボ
ダグラス浜田の信者より始まったツボの話。
ツボって言い張れば体中健康どこ押しても元気になる気がしますよねという確かにツボって何なんだろうなといった感じの発言にちょっと笑ってしまう。更に、とりあえず押しておけば安定の手のツボは、電子機器のリセットボタンですね、はなかなか的確な感じがしてさらに笑ってしまう。
足をあげる覚悟は、雪見大福一個挙げるぐらい嫌、良いのか悪いのかわからない絶妙な感じ。ラストは、ツボを押した痛みで顔面蹴りという、急に勢いあふれる因果応報な終わり方、さらに脈を図るのかと思いきや、ツボ押しで笑ってしまう。
人の悪口
山田、人の悪口で盛り上がろう。都の明美ちゃんからの話不利からスタート。いつもそんな話じゃないですかという山田の正論には、「人を馬鹿にしたようなことは言うけど、悪口だけはめったには言わない。」という回答。わかるような、わからないような答えですが、山田の「どう違うの」という正論の答えが刺さる。
スナックでありながら、客に愚痴を話そうとする明美ちゃんに、こういうの僕が聞いてほしい側なんじゃないですか、と相変わらず真っ当な意見の山田。上司の愚痴の話では、まさに横で見ているママという構図でちょっと笑ってしまいました。
バレンタイン
森田の「なしてワイはもてへんのや?」を先取りする明美ちゃん。
バレンタインのチョコの話に発展するも、去年のお返しがまだ。それにさっと現金を出す森田と、それへの返し「私の事を理解しているが、乙女心を理解していない。センスある物を貰って、皆から愛されていると感じたい。」にちょっと笑ってしまう。
それに対するママが語ったスナックにとってのバレンタインとは、逆にいつも愛してくれているお客さんに返す日という真っ当なお言葉。ママはなんだかんだいい人だなと思っていたら、ママからのチョコに対して、明美ちゃんのチョコが欲しいわというなかなか最低な森田。
しかし、森田の義理チョコを本命の手作りチョコっぽく作り直す。という発想は本当によく出てくるなとおもってしまうほど、なかなか思いつかない発想。
ホワイトデーのお返し、実は去年も用意していたが渡す勇気がなかった森田。用意していたのは自作のラブソング。イヤフォンを片方伸ばすも、お金とイヤフォン、迷わずお金を取る明美ちゃんで笑ってしまう。
しかし、本当にひどかったのはその後本当に流れた森田のラブソング。中学の時に遭っていたらというシチュエーション付きで、そのまま映像付きの特殊ED。明美ちゃんの感想は思ったよりちゃんとしていた。でしたが、本当に思ったよりちゃんとした曲、映像で笑ってしまいました。
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