2024年3月6日配信開始、週刊少年サンデー2024年15号で連載された龍と苺183話『100年後』の感想記事です。ネタバレもあるので注意してください。
龍と苺 100年後
前回である107話、何やら見知らぬ少年少女に将棋のプロが登場、新たに完成した将棋会館を苺ちゃんが見下ろすという衝撃の展開となった『龍と苺』。全く違う話ながらも、100年後…とか言われると葬送のフリーレンかな?と思わざるおえない話の跳ね方でした。
その次のお話である108話では、てっきりこの100年後という状況の説明がされるのかと思い読んでいたのですが、まさかのそのあたりの説明は一切なしで当たり前のように未来編が進んでいてちょっと笑ってしまう。
前回意味深な苺ちゃんの登場で、てっきり何やらAI的なものになった彼女100年後に登場といった感じの話なのかとも想像していましたが、今回の話を見るにどうやらそういうわけでもなくきっちり実体も持っているようで余計に混乱。しかし、苺ちゃんは存在しても、世界は確実に未来に進んでいたようで、空飛ぶ警察ドローンに追い掛け回されたり、苺ちゃん自身も空飛ぶホバーブーツを使いこなしていたりと何やらハイテクなツールも多数登場。
新しい未来の将棋会館には、私なら入れると意気込んで将棋会館に向かった苺ちゃんが、顔認証に失敗して入れなかったりした辺りは、実に苺ちゃんらしい無計画さでちょっと笑ってしまう。
そんな苺ちゃん、今回ラストでは前回登場していた100年後の3段3人組と遭遇、次回将棋での戦いとなるのでしょうか。
未来の将棋は苺ちゃんを苦戦させるのか、それとも100年前の竜王の力を見せつけるのか、全く展開が読めないお話となってきて、怖さを感じつつも楽しみです。
本当に100年後の将棋の世界を描くのか、新章開幕と見せて話は最終回に向かっていくのか、果たしてどう続いていくのか、非常に先の展開が気になります。
コメント
さすがに予想斜め上で少々(ちょっとか?(笑))びっくりしました…。そう思うのは自分だけではないとは思っていましたが…さすがに百年後は荒唐無稽過ぎぃ!(笑)
なまじ竜王戦が真っ当に面白かったのもあってそこからのぶっ飛び具合で本当にびっくりですね。
果たしてここから何が起きるのか楽しみなような怖いような、それはそれとして来週号が楽しみです。