2024年2月4日より放送開始したプリキュアシリーズの21作目の作品『わんだふるぷりきゅあ!』6話『こむぎ、いろはと喧嘩する』の感想記事です。「みんなかよし!わんだふる!」を決め台詞としたプリキュアシリーズ初、飼い犬が主人公となる作品です。
この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。
6話『こむぎ、いろはと喧嘩する』
フレンドリータクト
前回、二人のリードが姿を変えたフレンドリータクト。しかし、こむぎだけが仕えなかったというのが、何やら今回の不和の最初の一因に。自分も使いたいと走り回って拗ねていましたが、そちらはブラッシングで一時的に解決。しかし、タクトに変わったことでリードがなくなってしまったことから、さらなる不和に発展。
この辺は、喋れるようになった故の二人の喧嘩という感じがあります。しかし、両親から見た際の、喧嘩したんでしょ、というのは人間とペットに対するものとしては少し違和感があったかも。とはいえ、普段ずっと一緒なので似たようなことはこれまでもあったのかもしれません。
しかし、喧嘩している最中と言えど、ガルガルが出現すれば一時休戦。何やら今回はこむぎ以外にも、悟君やいろはの耳にも届くほどの咆哮を上げるガルガル。
ライオンのガルガル、さらにサイズもかなり大きい。さらに、百獣の王ライオン相手ということで、犬であるこむぎだけが、野生の本能的で恐れてしまい動けなくってしまう。1話では勇気を振り絞って動いたこむぎがあったからこそ、本気で恐怖し動けなくなるというのはかなり印象に残りました。おびえる表情にも迫力がありましたね。
結果的に、いろはには下がっていてと言われ、それでも勇気を振り絞って戦いに行こうとするも、足を引っ張り二人そろって変身解除。ライオンのガルガル自身が苦しんでいた故に、辛うじて助かりましたがわんぷり初の大ピンチとなった感じでした。
今回ラスト、いろはの役に立てないという悲しみから、雨降る夜の町に消えていくこむぎのシーンは非常に寂しげ。いろはとの出会いでも降っていた雨が、その悲しさを演出するようでした。
しかし、リードが姿を変えたのに変身が解けても元に戻らなかったり、タクトを使えないことでこむぎとの間に不和が生じたりと何やら今のところ二人の関係を悪化させているだけのフレンドリータクト。次回、共に使う事で絆を取り戻すという形になるのでしょうか。結局タクトをこむぎだけが仕えないのはなぜなのかというあたりは、次回明かされそうです。
悟君
あいかわらず悟君が良いポジションに立っているのがよくわかるお話でした。いろはちゃん、あまり周囲に愚痴を漏らすタイプには見えませんが、悟君相手には、自分から愚痴を聞いてほしいと漏らす。これまでもそうでしたが、かなり悟君に信頼を置いている様子です。この二人、かなり付き合いは長そうですが、その付き合いの長さ故なのか、何か過去にあったうえでの信頼なのか、今後何か語られるならちょっと楽しみな要素。
ライオンのガルガルにより変身解除まで持ち込まれた二人を前にしても、生身でありながら一歩も引かないその姿勢と言い、逃げたライオンのガルガルを探しておくよ!とさらっと言ってのけるあたりといい、実に頼りがいのある男の子といった感じで、いろはちゃんも相談したがる理由もよくわかるお話でした。
まゆとゆき
今回もちらっと登場したまゆとゆきのシーン。まゆちゃんは、いろはちゃんに貰ったプレゼントに対するお返しを作っている様子。姿の見えない父親でしたが、アフリカ大陸に仕事で向かっていたようです。ライオンの写真をまゆに送ってくれた辺り、野生動物のフォトグラファーか、研究者といった感じでしょうか。
そろそろ学校が始まるのではないかという問いかけに微妙そうな表情を浮かべるまゆ。友達ができたというまゆの母。まゆはそのままでいいと言ってくれる父。
そんな、3人の姿を見てやれやれといった表情場を見せていたユキは印象的。果たして、ユキは今のまゆに対して何を思っているのか。会話できるようになる辺りで何を思っていたのか明かされるのが楽しみです。
次回6話『ふたりのフレンドリベラーレ』
再び現れるライオンガルガルに対して、今回家出したこむぎも再び戻り二人で協力して立ち向かう様子。とはいえ、今回の家出の件、どのようにこむぎといろはで解決するのか、結局こむぎがタクト使えない理由は何なのか、色々と気になるところです。
ラストかなりひどい絵のこむぎが動いていましたが、メエメエからのイメージでしょうか。
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