2024年2月4日より放送開始したプリキュアシリーズの21作目の作品『わんだふるぷりきゅあ!』7話『ふたりのフレンドリベラーレ』の感想記事です。「みんなかよし!わんだふる!」を決め台詞としたプリキュアシリーズ初、飼い犬が主人公となる作品です。
この記事には最新話のネタバレが含まれますので未視聴の方はご注意ください。
7話『ふたりのフレンドリベラーレ』
家出したこむぎ
前回ラスト、いろはとの喧嘩の果てに家出してしまったこむぎ。ベンチの下で朝起きるも、いつもの調子でいろはを起こそうとしている。このあたり、後々のいろはの目覚めで何もないのに手でガードしているあたりと合わせて、二人の日常でそれが当たり前になっているというのを示しているようです。
何やらカラ元気で人の姿になるこむぎでしたが、相変わらずいいタイミングでやってくる悟君の元に一時保護されることに。きちんと、いろはちゃんにも連絡を入れる悟君でしたが、泣いてしまったこむぎと少し話をすることに。
会話ができる故に、喧嘩してしまったいろはとこむぎですが、会話ができるという事は、直接聞くこともできるという話。話ができる故に生じた不和に、話ができるからこそ解決できるという答えを見せてくれるお話でした。
大福
今回、こむぎが悟君の家の兎である大福ともお話ができることが判明。なんとなくお話しできるとのことで若干怪しい気もしますが「一緒にいりゃぁ喧嘩の一つや二つするもんだぜ、腹いっぱい食って元気だしな。」などと男気溢れる話ぶりを伝えてくる。
悟君的にも、大福と話がしてみたいという気持ちは強かったようですが、男気溢れる感じの話ぶりの大福というのは、流石に想定外だったようで少し困惑。ぱっと見普通にかわいい兎なのでそれはよくわかるのと同時に、これまでガルガルに対しても引かなかったりと、大福が見せていた行動から考えるとこういった話ぶりにも割と納得してしまいました。
まゆとゆき
前回から何やら製作していたものが、リードとしても使えるいろはの服を作っていたことが判明。いろはに届けに行こうとするも、本人の性格からして、やはり戸惑ってしまう。いつものように、ゆきに頼み込むも、一向に動く気配を見せないゆき。それでも、尻尾の動きがはやくいけと言っているようで面白かったです。
何やらゆきとの関係は、気まぐれなゆきにしょっちゅう引っかかれている様子。ちらっと腕や足が傷だらけという話がありましたが、本当に傷がいっぱいついていてなかなか大変そう。それでもゆきのことが好きゆえに、引っかかれても平気というのがよくわかる話でした。
しかし、ゆきが喋れるようになると、この二人がどんな感じの会話をするのかというのは、なかなか楽しみです。
ガルガルを操る影?
本作では、ここまであまり敵の組織の影のようなものは見えませんでしたが、今回洞窟にて休んでいたライオンのガルガルを再び戦わせようとする影がチラリと写る。ぱっと見は狼っぽさを感じる見た目の影が、人間の作ったものを破壊するようにガルガルを暴れさせようとしていました。
狼という題材から考えると、人間が関係したことで絶滅してしまった動物が今回の敵として登場するなんてこともあるのかもしれません。
フレンドリベラーレ
悟との会話の中で、なぜ自分がプリキュアになったのかを思い出したこむぎ。再びのガルガルの出現に、皆を守るために向かう。
誰かを守るという気持ちが抜けていた故に、タクトを使えなかったという事なのかもしれません。今回改めて、いろはを守りたいという気持ちを思い出したコムギ。その気持ちを胸に、恐ろしいライオンのガルガルに立ち向かう。
守りたいという気持ちを持ったゆえか、今度こそフレンドリータクトを使いこなすことに成功。二人の力を合わせ、ライオンのガルガルの浄化にも成功しました。
何やら、その後の散歩では、二人でのきめポーズの話をしており、次回以降変身時二人合わせでのポーズ登場となるかもしれません。
次回8話『まゆのドキドキ新学期』
次回から新学期スタート。まゆちゃんが転校生として学校に、なかなか自己紹介も大変なことになりそうです。そして、学校という事で案の定、こむぎも学校に行きたがるようですが、当然いけるわけもなさそう。しかし、そこでおとなしく引き下がるこむぎではなさそうですが、はたしてどうするのか、地味に気になるところです。
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