2024年冬に放送開始の作品、原作:フォビドゥン澁川、監督:芦名みのるによる『スナックバス江』11話『 Under The Cherry Moon(あなたが愛してくれるなら)/Adult Education(おとなの事情)/Solitude(僕は友達が少ない)』の感想文となります。ネタバレとなる要素も含みますので未試聴の方は注意してください。
11話感想
ちゃんとした大人って何さ
本当にちゃんとした大人って何なのかというのを何となく考えらせられるお話。過去の自分に殺されるの流れがちょっとあまりにも凶悪な絵面、そこからの金だけは勝ってるのが救いの流れが完全にカツアゲされているようで笑ってしまう。
話の流れで、いろいろなちゃんとした大人像、やっていけばいいとノリノリで掛け声入れていく明美ちゃんですが、タツ兄の盲導犬募金にお金つっこみてー!あたりには乗り切れない明美ちゃんで笑ってしまう。
盲導犬募金とか子供食堂とか本当にやりたいの?からの流れは、タツ兄結構しっかりしているのかなという感じもありましたが、最終的にお金持ちになりたいが結論に話が転がっていくのがこの作品らしい感じ。
しかし、ちゃんとしてると口にした人がちゃんとしてたことはない、のあたりは勢いでつい笑ってしまいました。
勇者と魔王と
話してみると案外気が合う。場末のスナックで仲良くなる勇者とラスボス。一回前に決着ついていたよなとは思いながら見ていましたが、ちゃんとそのあたり考慮された話になっていて少し笑う。
打ち取られたんじゃないの?という話の流れから、今の俺、強くてνゲームとカミングアウトしてくる勇者。何やらハッピーエンドに行けそうな雰囲気で、意気投合していく二人。
スティックシュガーを半分こやら、趣味があっていることがわかる二人でしたが、勇者が「それな。」をするたびにかちゃんと杯を鳴らしていて笑ってしまう。
しかし、最後の最後でまさかの勇者の「それな」が適当に返事を合わせているだけという事が判明。一瞬で、険悪な空気になって笑ってしまう。改めて思うと途中からずっと、それなを言ってるだけの勇者、なかなかひどいお話でした。
しかし、戦う運命を思い出した魔王、二週目の勇者の前に瞬殺。
まさかのそこからスムーズにつながるエンディング、勇者とラスボス二人でのデュエット、ラスボスからの「そしてお姉さんも」と明美ちゃんも誘われている流れにちょっと笑ってしまう。直前バグっていたママも、ED中まだバグったままでちらちら画面に映っているのもよかったです。
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